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「デジLIGリーダーズ講座 第1回:nanocolorカワバタ氏が語るデザイナーから見た、マーケティングとブランディング」受けたよ

はじめに

先日、デジLIGのリーダーズ講座を受けました。
note書く事が次回申し込みの切符になるとの事なので、noteを書きます。

デジLIGという学校に40代で入り、勉強した事について、書くネタ、書いたらいい事、書き留めた方が良い事、学校を選んだ理由、勉強方法、転職活動、ムーテレのイベントのレポート書いて、など書くチャンスやネタや事象はたくさんございましたが、note書く事から全力で逃げてきました!!!!そのツケが今ここに。自己紹介がまだでしたね。かなくんと申します。

かなくん:プロフィール
某大手事業会社のWEB担当。
20代はゲーム開発会社、30代はミドルウェア開発会社で過ごし、40代にてWEBデザインをデジLIGで学び直し、転職する。今まで得たことのある肩書はグラフィッカー、エフェクトデザイナー、CGアーティスト、営業事務など。WEBデザイナーの肩書はトロフィー開放されていないので自分で名乗るしかない。既婚3児母です。

リーダーズ講座とは
本気でクリエイターを目指すみなさんの学びを支援すべく、業界歴10年以上のトップクリエイターを講師に迎えお届けするデジLIGだけの特別講座。詳細はこちら

「いいデザイン」を決めるのは、依頼主でも先輩でもない。|nanocolorカワバタ氏からデザインを学ぶみなさんへ

デジLIGとは
デジタルハリウッドbyLIG。WEB制作や動画制作、グラフィック制作等の専門学校。株式会社LIGが運営しています。気になる方はググって。


第1回目の講座!

株式会社nanocolor 代表取締役
川端 康介さん が「デザイナーから見た、マーケティングとブランディング」について語った講座です。こんな一言では言い表せないくらい、濃い内容でした。

講座を受ける前に、提出物があった

  • 化粧品のWEB広告を打っているが、伸び悩んでいる。なのでLPのリニューアルを行いたいので、相談しながらLP制作お願いできませんか。

  • パン屋さんからロゴデザインとサイト制作を相談された。(ヒアリングシート付)

2件の例題から、カワバタさんからの問いがあり、回答します。とりあえず、考えてやってみようの精神で書き上げ提出しましたら、コメント頂けて嬉しかったです。もっと考えた答えを出せたはずでは…自分の少ない経験のみでしか語ってないなというのが反省です。

講座の始まり

始めに、カワバタさんの自己紹介。ゲームが好き!こんな音楽が好き!って所で、昔はイエモンばっかり聞いてたんですよーって所で自分もよく聴いてました歌えますと共感。ゼルダとゴーストオブツシマやりたいよねーっていう所で特別授業スタートしました。

貴方はどんなデザイナーですか?

来ました。ついて回る命題。これ、上手に説明できて、求められるものに一致していたら転職も営業も上手くいくでしょう。あなたのデザイナーとしての「CONCEPT」と「PEAFORMANCE」は?ここの次から始まる説明が、ロジックと図解で分かりやすかったです。
3角形に書かれた、デザインと、テクノロジーとビジネスの図パラメータ。自分はどの領域が広いのか考えました。下2つが広い、低い山みたいな形になりそう。どんなデザイナーが求められているのか、何を軸にしたデザイナーが求められているのか。「ありたい姿」と「あるべき姿」とは。
この2つ、「ブランディング」と「マーケティング」に似ていませんか?

ブランディングとマーケティング

顧客が意味を見出し、選ばれ続ける事がブランディング。
選ばれるためのスタートが、マーケティング。

いきなり結論から語りますが、ここでの大切な事は、それは顧客すなわちお客さんが”見出す”という事なんです。そう、私もマクドやサイゼの価値を知っている…!!つまりそういう事が、ブランディングが成功しているという事ではないでしょうか。

抽象度と視点の話

現場と経営層との話がかみ合わない。何故かみ合わないかというと、「抽象度と視点」が違うから。ここを合わせる事で初めて議論が出来る。これ、どこかで見た事ある話だと思いましたが、以下の本でした。デジLIGのライブ授業で、おまめさんがおススメしていた本です。

こちらの本がこの件についてとても平易な言葉で説明してくれてました。

ヒアリングの極意・・!

ヒアリングとは、情報を情報として聞き出す。事実、数値、などを聞く。
お客さんは今まで自分達がやってきた事で上手くいっていないので、外部に相談してきている。確かに…!!!

これ、社内ヒアリングだとどうなるんだろう。
職種や立場が違う人たちの”意見”じゃなくて、”情報”だけを聞き出せば良いのかもしれない。視線や視座が違う事によって、同じものでも見えてくるものが違うのかもしれない。

その他の印象に残った話

  • ペルソナの作り方について。制作者側の都合の良い人物になっていないか。そのペルソナは、本当にお客さんに当てはまっている??たまたまの人になっていない?→複数人のペルソナを作る事でその確率を下げる。

  • 失敗の原因。ブランドの「在りたい姿」から物事を実践し、お客さんが求める「在るべき姿」からの実践と戦略を行っていない。

  • 「買う前に欲しいと思う力」と「買って良かったと思わせる力」を比べて後者が大きいとき、そのブランドに「信頼」が生まれる。

  • 物事の優先順位はその人(ブランド)の”哲学”と”美学”で決まる。

提出物を書き直す

折角受講したリーダーズ講座、受けた内容をどの程度現時点で咀嚼できているのか?アウトプットして確かめてみる事にしました。


・地元のパン屋さんの相談

行き当たりばったりの経営を続けているように見えますが、お客さんも来ていて従業員の雰囲気も良い、との事なので、今の現状をより良くしていく為に、売り上げを伸ばし、労働時間を短くするのを目標にするのはどうでしょうか。

まず、売り上げを把握する。
そして目標金額について、基準額と今現状の売り上げ差を出す。

その差をどうやって埋める・・?
・パンの売り上げ個数を増やす
・一個辺りの単価を上げる
・客単価を上げる
この3つに集約されると思うが、それぞれを具体化するにはどのような行動が必要かを考える。3つそれぞれを実現する為にいくつかの方法が出てくると思うが、その中で店主や従業員が実践したいものを行う。出来れば、お客さんの意見も聞きたい。実行したものについて、マイルストーンを設け、(1か月、3か月、6か月など)実際の行動と売り上げの変化を記録する。

このお店の一番の問題点は、店主が一人で生地を作っている為、パンの販売数に限界がある事だと考えています。そこにこだわりが無いのであれば、他の従業員にも、生地作りを教えたり、マニュアルを作るなどしてやり方を広めるのが良いかもしれません。


まとめ さいごに

今までの人生の中で、いくつか制作物を商品として外に出す機会がございました。その時、いつも思っていたのですが、「良いものを作る」努力はもちろんの事ですが、「売る為の努力」もとても必要、いや、コモディティ化している商品はこちらがより重要なのではないか、と。
良いものを作っているだけでは、世に出ない、伝わらない、広がらないそして売れない。その課題解決の手法がマーケティングであり、ブランディングなのです。それを長年思考し実践しているお方の講座を受けられて、とても良かったです。「売る為の努力」がここまで解析され、言語化され、図表化でき、手法として確立されているのは、正直驚きました。もっと深淵の世界もありそう。WEB上でのユーザーの行動データが取得できるからこの技が発達した背景もあるのかもしれません。

うん、アナリティクスとか読めるようになりたい。

次回のリーダーズ講座も楽しみです。よろしくお願いします。

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