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20180505 余談4

珈琲をひとくち残すこどもの日
ぎょうさんの夏に踵を返してる
花のようにお花畑で見られたい
モビールを意思で揺らして梅雨晴間
青葉風の隠してしまったシグナル 

スチャダラパーの発行しているマガジンのタイトルが『余談』であることを知る。おおう。わたしも『余談』っていいなあ、と思っていたのよ。けれどあんな素敵なひとたちの余談なんてもうこれは素敵じゃないか。わたしは素朴もきわまりない余談だけれど、このままこっそりつぶやき続けよう。

・今日は大阪野外音楽堂の『こんがりおんがく祭』に参加した。芝生に席をスタンバイして、のんびり音楽(とお酒)を楽しむ日だ。ラインナップを是非で見てみて欲しいのだけど、多幸感溢れるアーティストばかり。来年もこどもの日に開催されることが決定しているようなので、興味のあるかたは是非。荒川良々さんのDJプレイで踊れますよ。

・スチャダラパー。このかたたちのライブに参加すると、とても幸せな気持ちになる。難しいこと抜きにして、音楽は楽しいんだ!って思える。普段、ライブなどに足を運ばないひとでも、参加できるライブだと思う。リズムに合わせて体を揺らすとか、手を上げて振ってみるとか、慣れていないとちょっと恥ずかしいとか思うのだけれど、このかたたちの手によればみんなまとめて拭い去ってくれる。こどもからおとなまで、楽しませてくれるとはこのようなことだなあと思う。音楽に素直に身を任せることができる。『こんがりおんがく祭』では、二階堂和美さんと『今夜はブギーバック』も演ってくれましたよ!

・『こんがりおんがく祭』では、アーティストのコラボレーションだけでなく、飲食店のコラボレーションもある。大阪玉造『パンヤ』のフォカッチャ×大阪谷町『大衆食堂スタンドそのだ』の唐揚げサンドウィッチ、最高でした。

・町田康さんのバンド『汝、我が民に非ズ』を初めて見ました。「町田康だ…」とその存在感におののく。歌詞を書いた白い紙を片手に持ちながら、歌う姿はとても格好いい。痺れた。言葉はこんなに美しくて、残酷で、それが音に乗った途轍もない衝撃だ。MCではイエス・キリストの話をしていて、その声を受けながら芝生でこどもたちが恐竜のソフビ人形でゴルフをしていて、その光景がなんだかとても混沌としていて、興味深かった。

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