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A.Y.Judieを支える女性たち

働く女性である、母と私が提案する "workstyle crafts"
製造も「働く女性」によって支えられている。

A.Y.Judieの製品を作っているのは、長野県小諸市の本社近くにある加工所。現在2つある加工所のうち、1つは母の小学校の同級生である「えっちゃん」が代表となっている。

最初は注文が来ると自分でミシンを動かし、製品に仕上げていた母。売上があがるにつれ、注文に対応するのが難しくなり、悩む母を見かねたえっちゃんが「私がやるよ!」と声をあげてくれた。母だけでなく、えっちゃんも、ものづくりの経験はなかったので、ゼロからのスタート。

社外に製造を依頼するにあたり、製造工程を写真付きで説明した加工仕様書をつくり、製造時、入荷時の検品基準も細かく決めた。今でも新しい商品を作るときには、必ず加工所への説明を行い、何度か試作を重ねた後に本番の製造を行っている。

在宅仕事でも感じる達成感と連帯感

もともとは小学校の先生だった、えっちゃん。
持ち前の人間力で人が集まり、全く経験のない人から、ミシンのプロまで、幅広い年代の女性が30人ほど所属している。

えっちゃんのすごいところは、スタッフの状況とスキルに合わせて、手作業から縫製まである様々な仕事を割り振ること。子育てや介護、自身の体調不良などで時間が取れないときは作業量を減らし、逆にやる気と時間があるときにはどんどん仕事をまわしている。在宅で孤独になりがちだからこそ、相手の話に耳を傾け、できるだけ働きやすいように調整する。そして、年に一度はみんなで集まってご飯を食べる。

そんなえっちゃんが率いる加工所のスタッフは、やればやっただけ結果になって返ってくる達成感と、在宅でもチームの一員であるという連帯感を感じつつ、A.Y.Judieの製品を作ってくれている。

作り手であると同時にファンであること

以前インタビューで、えっちゃんは「私たちは作り手であると同時に、A.Y.Judieのファンでもある」と話してくれた。自分用に買うだけではなく、プレゼントしたり、更に「店舗で見かけたときには陳列を直して、売れ行きを確認している」とのこと。

「私の責任で店頭に出す、という気持ちで仕事をしている。そうでなければ商品にもお客様にも失礼だから」という気持ちは、加工所のスタッフにも伝わっていると思う。

彼女たちに支えられてA.Y.Judieというブランドは成立している。

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■ A.Y.Judieについて
働く女性のライフスタイルを「より便利に」、「よりオシャレに」。
ビジネスシーンを中心に、機能性に長けた小物を提案しています。


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