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内のような外のような空間を愛する


暑いくらいの気持ちいい気候。

浮かれて外に出てしまう人間が続出するであろう今日この頃。


我が家も例に漏れず、外でランチ。

ただし、ウッドデッキで、夫婦2人のみ。

三密は避けてますぜ。


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家を建ててから7年ほど。

実は、これといってウッドデッキを活用したことはなかった。


そもそも、このウッドデッキは、ここで何かするというよりは、「適度な採光」と「プライバシーを守る」という点で作られた場所だ。

「内のような外のような家」がわたしの希望だったのだけど、そのためには外と中を隔てるものを減らせるような、曖昧な場所が欲しかった。

大きく窓を開けて、風も通り、光もさす場所が欲しい。

開放感のある空間。

リビングとダイニング、キッチンはそんな窓とウッドデッキのある箱庭の横に配置されている。


ただ、夫は逆に「プライベート空間」を大切にする人だった。

窓を大きく開けることで気持ちいいのはわかるけど、他人に干渉されたくない、気にならないようにしたいというのが希望。

なので、結果的に、窓を大きく開け、吹き抜けも作りつつ、ウッドデッキを作り、さらに外と視線が交わらない高めの壁でそのデッキを囲うことで、、、

光降り注ぐ、風も通る、だけど誰の邪魔もされないような素敵な空間ができた。


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見上げれば、アオダモの新緑。

ウッドデッキの上は緑の屋根になっていて、木漏れ日が気持ちいい。

適度に日陰になり、さらさらと木々が揺れる音や鳥の声の中で、気持ちよく過ごすことができる。


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生姜焼き、サラダ、お味噌汁。

いつもの食事がなんだか特別な感じに思えてくる、不思議。


サンドイッチでも作りたいなあ〜。

おにぎりとか、ちょっとピクニックっぽいメニューだと気分も上がりそう。


夫は、ソロテントたててここで寝ようかなって言っている。

寝袋はあるし、確かにいつでも寝れるなあ。

そう言えば以前、プール側にあるような寝椅子?で、夫は日焼けしてるときもあった。気持ちよさそうだったけど体は真っ赤になってた。笑


Netflixも外で見ればいいじゃないか。

Wi-Fiはあるし。

本も読めるし、ああ、、、後はやっぱりネコだな。

夫が過保護すぎて、ネコをウッドデッキですら出そうとしない。

「まだ早い」と言ってる。

どういうことだ。

高い壁に囲われてるから逃げることはない気がするけど。


そうやって、夫婦でバランスをとりながら少しずつ、私たちのウッドデッキ生活が始まる。

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