コミュニケーションの本質から、「お話」の大切さを考える
お店の相談室として、いろんなお店や事業者さんの相談をお仕事で受けている。
SNSやLINEでのファンづくり、通販サイトへの動線、スタッフもお客様も楽しく過ごせる場の提案、、、、などなど、具体的な手法で実際にやりながら進めているのだけど、一番大事なのはまず、コミュニケーションがうまく取れるかどうかだな、と感じる。
「調整役」とか「コミュニケーション係」とかが、自分には一番向いているんだろうな、と最近特にひしひしと感じる。
そして、そういう役割ができる人は案外少ないのだな、とも気づく。
どうやら自分の得意分野は、人の考えていることをなんとなく汲み取ることができて、それをすぐ頭で整理して、比較的不一致感なく言葉に出せる、ということかな?と思った。
相手の話を聞く
→言いたいことを汲み取る
→頭の中で整理する
→的確な返答を探す
→言葉として発する
までの行為が、一連の流れとして比較的スムーズにできると自覚している。
また、調整やコミュニケーションのおおもとには、やりたいことやかなえたいことは何か、課題はどこでどう解決したいのか、というような、本質に基づいた思考の基本がある。
それを忘れないようにいることで、どんな立場のどんな人とも、フラットに理性的に話ができる。
人によってはそれを「バラバラな思いが整理できた」とか「考え方が変わった」と言ってくれたり、大袈裟な人だと「セラピーのようだ」とか「人生の捉え方が変わった」とまで言ってくれる人もいる。
これって結局は、私が何かを与えているわけじゃなく、ただ整理して「あなたが言ってることってこうだよね?」と改めて見せているだけなのだ。
私がすごいのではなく、ただただ整理して伝えるだけで「ああ、そうだ!」「そういうことなのか!」と思える素直な気持ちが一番すごいことなのだ、と思う。
素直な気持ちで受け止めると、その後の「だったらこうがいいんじゃないかな?」という提案が驚くほど頭に入ってくる。
そこから改めて、良い悪いとか、やるやらないを「自分の頭で考えて」決めればいい。
話をしながら、整理して提示されたものを素直に受け止めることで、そこから自分で決断できるようになる。
それこそが、私のやっている「コミュニケーションを生かしたお店相談のお仕事」なんだろうな。
話しながら楽しくなってきたり、話しながら気持ちが安らいだり、元気になったりやる気になったり、、、、
お話することでできることって大きいなあと、改めて思う最近。
これからも、そこを大事にしたやり方をしていきたい。
-----------
noteのサークルもよかったらぜひ。暮らしやお店運営に関わるお話を毎日書いています。月額500円、どなたでも、いつでも入退会できます。
・お仕事依頼・お問い合わせ 長月のLINE
・日々のいろいろ オゼキカナコのTwitter
・暮らしの提案ブログ 長月ブログ
・夫婦でお料理、お出かけ 長月のInstagram
・ネコたち もちベルのInstagram
記事が面白かった、役に立ったと思ったら、ぜひ下記から「サポート」してもらえると嬉しいです。
毎日書くのって、大変だけど楽しい。これからも続けていきたいです。
自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!