clubhouseはパネルディスカッションである必要があるのか?
昨日はclubhouseで自分で「ルーム」を作り、モデレーターとして2時間ほどいろんな方とお話しをしました。
思ったよりたくさんの方が訪れてくれたので、テスト配信としては成功。
あえて自分なりにいろんなことを試してみましたが、そのおかげでわかったことがたくさんありました。
【参加したいと思うルーム】
■テーマが明確・ニッチ
「昆虫食の最新情報について語ろう」とか「コミュニティ運営のお金問題について相談する」など、テーマが明確で、かつニッチな方が個人的にはきちんと聞こう!という気持ちになるなと思いました。
■モデレーターがスピーカーやルームを程よくコントロールしている
スピーカーに話をうまく振り分けたり、テーマがそれそうになったら戻したり、視聴者をスピーカーに引き上げたり戻したりするタイミングなど、場を作る力のあるモデレーターは心地よいなあと。
ある程度、サクサクと小気味よいリズム感で話を展開していくのが聞きやすいです。
【聞くのが辛いルーム】
■雑談系
大好きな有名人だとしても雑談はかなり聞きづらいな〜と感じます。
BGMには良いかもですが、私のようにBGMはジャマと思う人は雑談に時間はさけないなと思いそうです。
■テーマが広すぎる
「食について語る」とか「好きな漫画を紹介しあおう」とかだと、個人的には幅が広すぎると感じます。お酒の話ばかりになったり、ジャンプ系の話ばかりになったりなど、気になるテーマだったのに興味のないジャンルになると離脱したくなります。
■モデレーターが機能せず、グダグダする
テーマが明確であってもサクサクと話が進まないと離脱してしまいます。
スピーカーは複数いるのに1人がずっと話しているとか、話がそれていって関係ない雑談が多いとか、スピーカー同士で話が途切れやすいとかだと、ちょっと厳しい。
■スピーカーが多すぎる
会話がかぶりまくってしまうと単純に聞きづらいです。
ミュートにして発言タイミングを待つとか、モデレーターが回していくとかでうまくいくこともあると思いますが、zoomのように顔が見えないのでタイミングを図るのは結構難しいと感じました。
■視聴者がスピーカーに入る際のコントロールができていない
視聴者巻き込み型のルームはその目的であるのでもちろん良いと思いますが、モデレーターと視聴者とではトーク力に大きな差が出ることがあります。
視聴者スピーカーが話に慣れていれば別ですが、そうじゃないことも多く、思いきり自分の話をしてしまったり、宣伝行為になってしまったりすると、途端にルームがつまらなくなる恐れがあります。
質問が終わったらスピーカーから抜ける、あらかじめ5分単位で交代していく、など、視聴者を巻き込む際のルールを決めておくなどコントロールがあると良いなと思います。
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参加したいルーム、聞くのが辛いルームを見直してみると・・・
これは、パネルディスカッションや、トークイベントで、企画者やモデレーターが考えて場を作る技術と全く同じだな、と。
clubhouseがこれからどう進化するかわかりませんが、、、
もしトークイベント系に発展するなら私は向いているかもしれません。
あるテーマが熱狂的に好きな人たちが話すのを聞いたり、自分が好きな話題をきちんとまとめて話して聞いてもらうのは好きですが、だけどそれはトークイベントでやればいい。
どちらかというとclubhouseが設定している未来ではない気がしています。
clubhouseは、音声SNSとか音声版Twitterと言われているくらいなので、本来はもっとカジュアルに繋がりを作っていくツールかと思われます。
モデレート力やテーマ性はあった方が良いに決まっているし、自分が聞いたり話すなら必ず意識しますが、clubhouse内での絶対条件ではない気もします。
混沌としたこの「おしゃべりの世界」を楽しめる人が、clubhouseの最適な使い方を見つけていくのだろうな・・・と思うと、今のところ自分はちょっと違うかもしれないなと感じています。
(まだ2日しかやってない)
ここまで書いて思い出したのは、私はそもそも「誰でもOK、どんな話題もウェルカム、脱線も面白いし、みんなでワイワイ楽しく話そう〜!」という立食パーティノリが得意ではないということです。
昨日一緒に話をしたゴロさん は、こっちの世界もいい感じに行けそうだな〜と感じました。笑
Twitterの陽キャ版と書かれているように、陰なTwitter大好き民の私としてはまだclubhouseは眩しいです・・・。
SNSも相性があります。
試してみて違えば、やめればいい。
でももしかして面白くなりそうなら、、、と思うともうちょっと試してみたいと思う私です。
電脳コラムニストの村上臣さんのnoteでなるほどと思いましたのでシェアします。
昨日書いた、clubhouseを使った雑感です。
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本日の記事は「作品作りをする人が企画や宣伝までやるのは難しいものなのか」です。
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