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「わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために」からの学び


かかみがはら暮らし委員会というコミュニティに参加していて、この3年間何を目指していくのが自分にとって、仲間にとって正しいのだろうと考えていた。

というか、よくわからなかった。ずっと。


最近やっと、もしかしたらこういうことが私が目指しているこのなのかも、というのが漠然と、だけど少しずつ、明確に芽吹いてきた。


そんな時に読んだ、こちらの本。

難しい部分もあったけれど、「ウェルビーイング」という概念を理解するには本当に心にしっくりときて、まさに今までもこれからも、私が目指している社会のことなのだなと感じた。


一部だけ、自分のためにもメモしておきます。

実際はかなり深く、ボリュームがあります。

ぜひ読んでみて。



(ちなみに間違えて2冊買ってしまったので、会える方なら1冊手渡し販売します。。。)



「わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために」からのメモと、主観。自分なりの解釈も含め。


・個人としての持続的ウェルビーイング

人間が心身の潜在能力を発揮し、意義を感じ、周囲の人との関係の中でいきいきと活動している状態

・組織としてのウェルビーイング

組織がそのリソースの潜在能力を発揮し、社会に対して意義を示し、いきいきと活動できている状態


共感とは、相手が感じている感情を自分も同じように感じるという情動的な要素であり、幸せな人が近くにいるか、友人が幸せかで、自分も幸せを感じやすくなる。

自分は、比較的「幸せ」「楽しい」などのポジティブな要素を持っていて、それを自ら垂れ流すことにより、周りに良い影響が与えられると信じてこれまでもやってきた。


ウェルビーイングを生み出すための介入はどうすればいいか?

・個別性への配慮

「私とあなたは違う」という同意ではなく合意をすること。

違うことを認め合う、という静かな判断。


・自律性への配慮

自身で気づき行動する。

誰かにやらされるのではなく、自らの意思に基づいて行動していく。

その力をつけていくのが、個人の充実や幸福につながっていく。


「わたしたち」のウェルビーイングに必要な3要素

「自律性(個人内)」

「思いやり(個人間)」

「受け入れ(超越的)」


自分個人の「わたしのウェルビーイング」を満たしつつ、周りのみんな、仲間を含めた「わたしたちのウェルビーイング」も充足される状態を目指したい。


そのためには、

「できることを伝える」

と、同時に、

「できないことを伝える」


先に伝えておくことで、周りが適切に助けることができ、かつ、自分の能力や特性も発揮できる場面が作りやすくなる。

自分を開示することは、助け合える基本だ。


失敗できる環境づくり。

あらかじめ「失敗が起こることを防ぐ」考え方ではなく、「失敗はするものだ」という前提で動き、でももし何かが起こった時に予備の考えを持っておくこと。


失敗できる環境とは予防ではなく予備の発想。

結果的に安心して、誰もが失敗できて、誰もが挑戦できる。


「理想的なコミュニティ」

家族のような関係性を、そのまま拡張した、相互に貢献しあえるようなコミュニティ。

常に変わることで、永遠に新しいものが続いていく。

(細胞が入れ替わっても私は私であるように)

個々のボトムアップ(自分で考え行動し、思いやりを持って、受け入れる)を目指すことは、同時に組織としての豊かさにもなる。

個人が生き生きとすることで、コミュニティも意義ある、生き生きとしたものになる。


まだまだ、追求して考えていこうと思う。

みんなで可能にしていくために。

自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!