会議をライブ配信する、透明性とエンタメ性
かかみがはら暮らし委員会というコミュニティ団体では、50名ほどのメンバーがそれぞれ小さなチームや事業を作って、少しずつ活動をし始めている。
マネジメントチーム や、仕組みチームなど団体の中心となるチームから、動画チームや発信チームなど作業ベースで役割のあるチームまで・・・
普段はメッセンジャーやslackなどを使いながらチーム内でやりとりをし、メンバー全員(50名)に投げかけるときはFacebookの非公開グループに投稿している。
テキストベースのやりとりは、いわゆるオンラインサロンに近いやり方になるけれど、面白いのは「会議をライブ配信する」ことでチーム以外の人もリアルタイムにやりとりに参加できることだ。
私たちは、少人数でやるチームの会議や打ち合わせをあえて「50名のメンバー全員に」見れる状態で、ライブ配信をすることが度々ある。
今まではチームごとに話し合ったことはチームごとで解消して、場合によっては議事録を公開することもあったかもしれないけれど、基本はそれぞれのチームで完結するようなやり方だった。
でも、それだとどのチームが何をやっていてどんなふうに決定しているのかかわからない。
チームに興味があっても内部のことがわからない。
意見を言いたくても言えるタイミングがない。
そもそもどんな人がどんなを活動しているのか知らない。
そんな状況を少し打破できるような方法として「会議をライブ配信する」ことをやるようになった。
まずチームメンバー(数名)でZoomに集まる。(基本的にはチーム内の会議なのでその中で物事を決める)
そのZoomのやりとりを、そのままFacebookの非公式グループ(50名参加)のタイムラインでライブ配信する。(できない場合はyoutubeでの限定配信でも可能)
チームはチーム内で会議しながらもメンバー全員から見られる状態になっており、チーム以外の人たちはFacebook内で配信を見ながらコメント欄に意見を書き込むこともできる。
こうやって、会議をライブ配信し「可視化」することで、
・不正を防げる
・共有が即時にできる
・意見を言える場所ができる(コメント欄)、意見をすくい上げることができる
・アーカイブ化されて後からでも見れる
・誰がどんな発言をしているかわかりやすい
・普段会えなくても動画で見ることで親しみが湧いたり人柄がわかって面白い、距離感が近くなる
・興味がある人が参加できるきっかけになる
・活発な意見交換ができる場になりやすい(だらっとしづらい)
・なんか楽しい!(見てる方もやる方も)
などなど、とても効果的だなと思う。
これからもどんどん、会議はライブ配信していけばいいな〜と思う。(興味ない人は見ないと思うけど、興味ある人が関われるきっかけを作れるのが大切)
わたしたちの団体自体が、「透明性」や「関わりしろを作る」ことを大切にしているので、こうやるのは必然的でもあったかもしれない。
きっと、普通の会社などでも応用できることだと思う。
密室で行われがちな会議を、オープンにしてみよう。
何か大きく変わることがあるかもしれない。
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