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人に期待しない、人から期待されたくない、その心理


学びがある毎日である。


私は人に期待をしない。

そう書くと、「なんか冷たい人だな」「人に興味がないのかな」と思われがちだけど、逆である。

私は「裏切られた」と思いたくないし、「思いと違った」と不一致感に悩みたくない。

何が起こっても「問題ない」と思いたい。

全てを許したい。

その方が辛くないし、ずっと相手を好きでいられるから。

だから初めから期待はせず、ただ事実を受け止める体制でいる。

誰かを嫌いになることもないし、許せないと思うこともないし、みんながそれぞれの生き方でいいな、という、俯瞰した考え方でいる。


でも世の中には相手に「期待する」人ももちろん多い。

私は「それって自分だったらいちいち相手の言動を真剣に受け止めて考えないといけないから、気持ち的に忙しいな・・・」と思ったりするのだけど、実際は良い悪いではなく、それはその人の特性なので文句はない。

さらにいえば、「期待されるのが好きな人」もいるし、逆に「期待されるのが嫌な人」もいる。


私は人に期待もしないし、自分が期待されるのも苦手だ。

もしかしたらこれは、関係性があるのかな?

期待する人は自分も期待されたいのかもしれないし、

期待しない人は自分も期待されたくないかもしれない。

どうだろ?


今日、「人に期待する」タイプの人と話をしていて思ったこと。

毎回人に期待して、期待通り行くこともあれば期待を裏切られることもあるなんて、いちいち人のことを考えて大変だなあ・・・と思っていた。

でも本人としては「裏切られてショックとかの感情ではなく、相手が言っていたことに対して期待をする場合、行動が伴っていないとなんで?と疑問に思う。でもなぜそうしたかを理解すれば納得する、だから行動の意味を知りたい。」と言っていて、ほほぅと思った。


単純に、期待する→期待通り行かなかった→裏切られたショック、とかではなく、なぜそうしたのか?を理解することが、向きの違ったパズルのピースがうまくはまる瞬間のようにスッキリして、次の対処法を掴める。そう思うと、期待することもそんなに大変なことではない気がしてきた。

勝手にショックを受けられるとか、裏切られたと勝手に思われるとか、期待されることによる弊害が嫌だと思ってたけれど、そう思う人ばかりでもないのだな、と思ってちょっと気が楽になった。


そういうことであれば、私も実は人に期待はしないと言いながら、本当は「期待はするけどそれが叶えられなくても問題ないと思っている」ということかもしれない。

さらに、期待されたくないと言いながら本当は「期待はしてもらえると嬉しいけど、期待通りできなくてもがっかりしないで欲しいと思っている」だけかもしれない。


不思議だね。

結論はない、日記。


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