今この時期に、新しい風を。
組織改革をしている。
というと大げさだけど、事実、私にとってはとても大きいことだと感じている。
公式的な発表のないまま詳細を個人が書くのはどうなのかなと思うので、とりあえずはさわり程度メモしておく。
創業メンバーとして携わっている「一般社団法人かかみがはら暮らし委員会」は今年で4年目になる。
KAKAMIGAHARA STANDの運営を中心の事業として、マーケット日和などのイベント企画、寄り合いや部活動などのコミュニティ事業などをやりながら、1年前に「暮らし委員会制度」という会員制のサロンのようなものを始めた。
「まちを楽しむ人を増やす」という理念における「まち」とは、地理的な条件だけでなく、コミュニティそのもの、自分の周りの暮らしそのものを示す。
私個人の思いとしては、「まず自分が楽しむ、そしてその周りの大切な人たち、そして関わる人たちみんなが楽しめる」そんな暮らしの提案をし続けられる団体であるのが理想なのかなと思っている。
なのかな、という曖昧な言い方なのは、これは私個人のプロジェクトでもなんでもなく、いち創業時の理事として、いち個人としての思いだからだ。
「まちを楽しむ人を増やす」というのはなんだろう。
この1年、メンバーが少しずつ増えて、今は50名ほどになった。
この人数だけでも既に、小さなイベントの企画が次々と生まれたり、事業の仲間ができたり、友達ができたり、、、など、このコミュニティに所属することが「自分で何かをやりたい人」「仲間を作りたい人」たちのための「場」になっていると感じる。
初めてみんなで「一般社団法人かかみがはら暮らし委員会」を作る時、明確な理念という理念はなかった。
いや、形上あったかもしれないが、統一された理念に基づいて全員が同じような思いで活動するというよりは、個々のやりたいことや思いがそれぞれ違っていて、逆にそれが面白いシナジーを生んでここまでこれた。
でもこれからは少し変わっていくのだろう。
創業メンバーが中心である、言ってみれば「家族経営」の団体ではなく、文字通り「みんなの」コミュニティになる。
リーダーは常に入れ替わる可能性がある状態で、実行していく力と思いのある人がみんなの代表になる。
メンバーも緩やかな階層を作ることで自分の立ち位置を自分で決めながら、関わりしろの幅を広げて、興味のある人、応援したい人、楽しみたい人が誰でもいつでも関われる状態を作る。
誰にも開かれて広く優しい、だけどきちんと実行していける、関わり方を自分で選択ができるような、懐の深い団体として活動をできるといいなと思っている。
まず、この1ヶ月、集中して仕組みを作ろう。
そして実際に動き出そう。
そしたらきっと、春にふさわしい新しい風が吹く。
自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!