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嫌なことがあった時、どうしてる?私、こうしてるよ。


先日、「病気」も「性格」もひっくるめて「特性」としてとらえてみる実験を開始したと書いた。



具体的に私が何をやってみてるのかというと・・・


「困ったな」「なんか嫌だな」「もっとこうしてほしいのに」という、自分にとって負である言動をされた時に、その言動はその人の「特性」である、と、心の中で唱える。

「嫌だな」という感情が出る前に、「これは特性」と、念じる。


軽微なことであれば、それでほとんど嫌な気持ちが薄れることに気づいた。

「嫌だな」という感情に対して、「これは特性だ」という事実をまずぶつけて、そこから具体的に「どうしたらこの特性に対して自分が不快にならず付き合えるのか」を具体的に考える。


***


例えば、よく遅刻する人が、今日も約束に遅れてきたら。

→通常なら「遅刻する人が悪い。時間通りに来てほしい。」というところを、「これは特性」「この人は遅れやすい特性なのかもしれない」と判断する。

→→→これからも付き合っていく人であれば「今度は自分があらかじめ時間に余裕を持とう」とか「約束の時間を変えてみよう」とか、自分の行動を変えてみる。


例えば、話し方にまとまりがなく何を言っているのかわかりにくい人がいたら。

→通常なら「よくわかんないからまとめて話してよ」「何が言いたいの?」と思うところを、「これは特性」「この人は思考と口に出す言葉がうまく合致しないのかもしれない」「たまたま緊張しているのかもしれない」などと推測する。

→→→「きちんと耳を傾けて聞いてみよう」とか「わからないことはこちらからきちんと質問してみよう」などと、相手に寄せて考えてみる。


例えば、カフェの店員さんの態度が冷たく感じたら。

→「なんとなく感じ悪い、これからいくのやめようかな」と思いそうなところを、「これは特性」「ただニコニコ話すのが苦手なタイプなのかもしれない」「普段からそれが普通なのかもしれない。」「もしかしたら体調が悪いのかもしれない」などと想像する。

→→→あえてこちらは笑顔でありがとうございましたと言ってみる。など。


例えば、打ち合わせで脱線して自分の話ばかりする人がいたら。

→「打ち合わせだから意味のある話をしようよ」「そんな無駄話聞きたくない」と思うところを、「これは特性」「他に話せる人がいないのかもしれない」「打ち合わせの深刻な雰囲気を壊そうとしてくれているのかもしれない」「楽しんでいるのかもしれない」などと考える。

→→→脱線が困る会議なら「持ち時間一人5分まで」などのルールを決めてみる、ラフなミーティングなら「脱線もまたコミュニケーション」として静かに終わるのを待つ、別の場で話を聞いてあげる、など。



これは困ったな

→でもこれはこの人の特性

→じゃあ自分はこう対応してみよう


という、3段階で常に考えてみる。


嫌だな、と思うことがあった時、嫌だな、と思って終わるのは簡単。


だけど、一度深呼吸して「これは特性」と唱えると、「嫌だな」ということが隠れた原因があったり、そもそも自分と違うというだけだったり、することもある。

「これは特性」と、一旦思ってみることで、何か変わることがあるかもしれない。

そういう、実験。


「嫌だな」と思うことが多い人、是非試してみてね。


自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!