全シンママにおすすめ!引き落としに追われない口座管理

離婚ライフプランナーのkanaです。
次から次へとやってくる請求、払込票、「先月分を支払ったばかりなのにもう翌月!?」
引き落としも生活費も、ひとつの口座のみで管理していると、うっかり使い過ぎてしまって残高不足に…。引き落とし日を忘れないよう、記帳でまめに確認。うっかり確認が漏れたら突然払込票が届く…!
支払いを追い、支払いに追われるストレスを感じていませんか?
今日は、忙しいシンママさんに特におすすめなお金の管理法をご紹介します!
※貯蓄の方法ではなく、毎月の生活費を管理する方法です。

口座別管理法

私は基本的に、固定費も変動費も銀行口座の中で管理しています。出し入れが面倒、という声が聞こえてきそうではありますが、現金を持っていると夫に勝手に持っていかれる不安があった結婚生活中の名残であることと、現金を必要最低限しか持たないことでちょこちょこ買いを防げるメリットもあります。
何より、一度設定しておけば毎月支払いに追われることもなく、生活費にかかりすぎて残高不足になって引き落としができなかった…ということも回避できます。生活費は予算分しか入れないため、使い切れば底をつく、という緊張感を持って使うことができます。

A口座:給与が入金される口座、全ての引き落としはこの口座に設定

給与が入った後、予め決められた変動費(食費)をB口座に移します。それ以外は基本的に出し入れはNG。
頻繁に出し入れをしないため、銀行はATM手数料のかかる地方銀行でもOK!
残高不足が心配なら、各種手当などの臨時収入もこちらに入るように設定しておきます。

B口座:生活費用として、使いやすい口座を

予め生活費の予算を決めておき、A口座に入った給与から、月に一度こちらに移します。日々の食費などの変動費は絶対にこちらから使うことにし、月に何度出し入れをしてもOK。
そのため、全国どこにでもあるゆうちょ銀行をこのB口座に利用しています。(ゆうちょは以前、土日祝日も手数料無料でしたので、その頃からずっと利用しています。現在は、平日のみ手数料無料です)日々の生活で使用するものなので、ATMでの引き出しやすさの他に、バーコード決済やクレジットカードもこちらの口座と連携します。

C口座:非常時用のプール口座、臨時収入はこちらへ

基本的に普段は引き出すことはありませんが、災害時に必要になる臨時出費や冠婚葬祭時にこちらから使用します。各種手当や不安定な副収入などはこのC口座に入るように設定しています。
私はC口座はイオン銀行を利用しています。手数料無料のほか、全国どこにでもイオンはあるので、旅行先での出費をここから利用したいときにも便利です。


早速口座を作ってお金を割り振る!…ちょっと待って!

各口座にそれぞれいくら入れておくのかを要検証!!

この管理方法においてもっとも大切なことは、適した予算設定をすることです。
せっかく各口座にお金を振り分けたのに、予算が現実的な額でなければ、当然足りなくなって他の口座からとりあえず使っておく…ということになりかねません。
●頻繁に出し入れをするB口座に入れる生活費は、予算をいくらにするのか。
●A口座に残しておく固定費は、いくら入れておけば残高不足にならないのか。
これらを検証するためには、家計簿を書く以外の方法はありません!
すでに家計簿を書き続けている方は各月の平均値を出し、少し上乗せした額を予算として設定しましょう。家計簿を書いたことがない…という方も、面倒でもまずは1ヶ月、予算設定のために家計簿をつけてみましょう。もしくは、これまで支払った光熱費などの明細から平均値を出すのも方法です。
また、A口座とB口座の予算がしっかり確立するまでは、C口座にお金を入れておくことは難しいかもしれません。もちろん優先順位を考慮し、赤字ギリギリの予算設定にしてまでC口座を用意しなくてもOKです。毎回C口座に頼ることにでもなれば、本当に必要なときにその費用が賄えなくなりC口座の役割を果たせなくなるため、まずはA口座とB口座の赤字にならない予算設定に注力しましょう。

生活費にクレジットカードを使っている!そんな方は…

クレジットカードを日々の生活費に使用している方は、予算管理さえできていれば無理に口座を変える必要はありません。ただし、それは毎月の請求額がほとんど変わらない方のみです。高額な請求にヒヤヒヤしてしまう方や、足りないからという理由でクレジットカードを使っている方は、クレジットカードを使うこと自体に不安がありませんか?早めにカード依存から抜け出すことをおすすめします。そもそも支払い方法がクレジットカードである必要はないはず。デビットカードやキャッシュレス決済など、現金がなくても使える利便性と即座に口座から引き落とされる安全性を持つ支払い方法に切り替えを検討してみてください。

お金の流れを作ることで、追って追われる支払いのストレスから解放される

この口座別管理法のポイントは、
●給与が入りそのまま引き落とされる、流れる川のようにお金の流れを作るA口座
●的確な予算設定と、使い過ぎれば底をつくB口座で、うっかり無駄遣いを許さない
●困った時の救世主のC口座
予め3つの口座に設定をしておけば、目的別に、きちんと予算感を持って使うことができ、使いすぎも防げるようになります!
私はこの方法で、正直のところ家計簿を書かなくても予算内で生活をすることができるようになっています。(家計簿は書いていますが)
もしあなたがこの方法を実践してみよう!と思ってくださったなら、口座数が少なくても多すぎてもその分ルールが増え把握しづらくなるため、まずは上記の3つの口座で管理をスタートしてみてはいかがでしょうか?

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