村瀬香奈子

46歳で早期退職|不思議な体験の末、國學院大學で神道を学び、神職資格を取得|「神道で幸…

村瀬香奈子

46歳で早期退職|不思議な体験の末、國學院大學で神道を学び、神職資格を取得|「神道で幸せになる」をテーマに、実体験のエッセイを書く者です|瞑想の話もします ★お茶会を随時開催→「仕事依頼」タブを参照 ★日曜日18:30更新

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早期退職の理由は、神様が教えてくれた

初めまして。40代独身女性が、何も考えずに会社を辞めたらどうなるのか。私の場合、思いがけない人生が待っていました。 私は、45歳の時、会社に早期退職を願い出ました。独身。ローンあり。やりたいことは特になし。大企業の課長でした。 なぜ辞めたいのか、自分でもよくわからない。ただ、定年まであと15年勤めるイメージが持てない。その気持ちだけでした。 上司に理由を問われ、「新しい恋人が出来たわけでも、今の恋人に不満があるわけでもない。でも、この人とは一緒にいられない。そんな感じな

    • 9月21日、25年ぶりに能楽堂に立つ話を投稿するつもりでしたが、終演後にします。ありがたいことに満席となったためです。 大学時代の仲間たちと毎週のようにお稽古する日々も、まもなく終わります。思わず翌週に温泉宿を予約するほど疲れましたが、良い時間でもありました。詳しくはまた!

      • 本日の投稿はお休みします。ご了承くださいませ。 近々、25年ぶりに能舞台に立つことになった話について書くつもりです。こちらは出来次第、公開いたします。 ※写真は後輩が作ってくれた、足袋入れです。先生のお父様が長年使用された風呂敷で出来ています。

        • インド瞑想旅が私を変えた 12|今の自分に満ち足りて生きる

          突然、人生を変える出会いとこれからの私が生きる道について、二つの想いがやってきた私(第11話) 夕闇が迫る中、瞑想会場の中を風が吹き抜ける。まるで、風と自分が一つになったように感じた時の出来事だった。 多くの体験をもたらしたこの旅も、ついに終わりの刻を迎える。 帰国の日。私は思いがけない心境に至った。 最後の試練帰国があと数日に迫った頃。突然、私の身体に異変が起きた。 つい先程お手洗いに行ったはずなのに、すぐに行きたくなってしまう。どうにもコントロールができないのだ

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        早期退職の理由は、神様が教えてくれた

        • 9月21日、25年ぶりに能楽堂に立つ話を投稿するつもりでしたが、終演後にします。ありがたいことに満席となったためです。 大学時代の仲間たちと毎週のようにお稽古する日々も、まもなく終わります。思わず翌週に温泉宿を予約するほど疲れましたが、良い時間でもありました。詳しくはまた!

        • 本日の投稿はお休みします。ご了承くださいませ。 近々、25年ぶりに能舞台に立つことになった話について書くつもりです。こちらは出来次第、公開いたします。 ※写真は後輩が作ってくれた、足袋入れです。先生のお父様が長年使用された風呂敷で出来ています。

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        • インド瞑想旅が私を変えた
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          7本
        • 神道文化学部のすすめ【神社実習編】
          7本

        記事

          本日18:30、インド瞑想旅の最終話を公開します。 前話から2ヶ月。忙しかったのと、感じたことをどう伝えれば良いのか、迷いが生じた面もありました。 ようやく年が明けた気持ちです!ぜひご覧ください(写真:三浦達哉) ★連載トップ https://note.com/kanako42/m/me3416fae86a6

          本日18:30、インド瞑想旅の最終話を公開します。 前話から2ヶ月。忙しかったのと、感じたことをどう伝えれば良いのか、迷いが生じた面もありました。 ようやく年が明けた気持ちです!ぜひご覧ください(写真:三浦達哉) ★連載トップ https://note.com/kanako42/m/me3416fae86a6

          インド瞑想旅が私を変えた 11|これからの私が生きる道

          新たな瞑想の境地を得て、「平和は既にここにある」と確信した私(第10話) 目を閉じるだけで、すぐに「幸せに満ちた、もうひとりの自分」を感じられるようになった。 そのことが、私の考えを大きく変えたのだ。 「平和は実現するものではなく、存在に気がつくもの」 その思いが、全身を覆った。 数日後。瞑想会場で、突然ある想いがやってくる。 突然やってきた想いこの旅が終わりに近づいていた、ある日。 私は夕方の瞑想を終え、いつものように横になって休んでいた。 夕闇が迫る中、瞑

          インド瞑想旅が私を変えた 11|これからの私が生きる道

          インド瞑想旅ですが、帰省中のため、今週もお休みします。 連載が10話を超えましたので、マガジンを作りました。宜しければ通しでご覧ください。 https://note.com/kanako42/m/me3416fae86a6 写真は次回に登場する方が描かれたものです。このたび我が家にお迎えしました。癒されています。

          インド瞑想旅ですが、帰省中のため、今週もお休みします。 連載が10話を超えましたので、マガジンを作りました。宜しければ通しでご覧ください。 https://note.com/kanako42/m/me3416fae86a6 写真は次回に登場する方が描かれたものです。このたび我が家にお迎えしました。癒されています。

          インド瞑想旅が私を変えた 10|平和は既にここにある

          思い通りにならないことが続く中、1万人で瞑想する日々を過ごす内に、大きな気づきを得た私(第9話) 問題だらけの状況が、闇から光に転じる体験を何度ももたらし、私を大きく変えた。 「問題を否定したり、引き起こした原因を探したりする必要はない」 「自分の状態が変わると環境が変わる。問題はその体験をするためのものでしかない」 心の底からそう思ったのだ。 旅の後半。私は瞑想の面でも新たな境地を得ることになる。その結果、考えが大きく変わっていった。 思いがけない引っ越しある日

          インド瞑想旅が私を変えた 10|平和は既にここにある

          インド瞑想旅の連載ですが、前話同様、重要な体験や気づきについて書いており、筆が遅れております。 来週のどこかで公開予定です。何卒ご了承くださいませ。 写真は現地での食事例です。ラクトベジタリアンという、乳製品をとる菜食のメニューでした。おいしかったです(写真:大谷由美子)

          インド瞑想旅の連載ですが、前話同様、重要な体験や気づきについて書いており、筆が遅れております。 来週のどこかで公開予定です。何卒ご了承くださいませ。 写真は現地での食事例です。ラクトベジタリアンという、乳製品をとる菜食のメニューでした。おいしかったです(写真:大谷由美子)

          インド瞑想旅が私を変えた 9|幸せに満ちた、もうひとりの自分

          1万人が世界平和のために集まったはずの瞑想会場で、嫌な思いをした私(第8話) 瞑想をするための座椅子や場所を得るのに、流浪しなければならない。ようやく確保したと思ったら、「そこをどきなさい」と言われる。 「これが本当に世界平和のために集まった人たちなんだろうか」と思ってしまう状態だった。 だが、ここでも私は闇から光に転じる体験をする。さらには、大きな気づきを得ることになった。 至福を感じる瞑想ここに集まった人たちは、上級の瞑想の実践者だ(シディプログラムという)。

          インド瞑想旅が私を変えた 9|幸せに満ちた、もうひとりの自分

          インド瞑想旅が私を変えた 8|1万人で瞑想する日々

          過酷な環境の中、体調を崩しながらも、心と身体が思いがけない方向に変わっていった私(第7話) 相手の悪い面よりは良い面が目に飛び込んでくる。一見失礼なことをされても、愛おしくなる。 マイナスな状況が、むしろ私の中にあるプラスの心を引き出したかのようだった。 さらには、髪も肌も驚くほどツヤツヤになった。身体はこの状況を喜んでいるのかと思うほどだ。 同時に、私は瞑想でも新たな境地を得ることになる。だが、ここでも光と闇が交差していた。 1万人で瞑想する日々今回参加したグルー

          インド瞑想旅が私を変えた 8|1万人で瞑想する日々

          この週末は実家に帰省中のため、記事の投稿をお休みします。ご了承ください。 写真は、実家の玄関からふと空を見上げたら、すごい雲だったので、思わず撮ったもの。こういうの、なに雲と言うのでしょうね。ご存知の方がいたら、ぜひお教えくださいませ。

          この週末は実家に帰省中のため、記事の投稿をお休みします。ご了承ください。 写真は、実家の玄関からふと空を見上げたら、すごい雲だったので、思わず撮ったもの。こういうの、なに雲と言うのでしょうね。ご存知の方がいたら、ぜひお教えくださいませ。

          インド瞑想旅が私を変えた 7|マイナスがプラスを生む体験

          瞑想会場に来て6日目。突然寝込み、体調がなかなか回復しなかった私(第6話) 高熱は出なかったものの、喉の痛みや咳や倦怠感がなかなか治らない。食欲も戻らず、食事の代わりに果物を食べ続けた。 静かな環境で瞑想三昧の日々を送りたいという願いが叶わなかったばかりか、体調まで崩すことになったのだ。 一方、この頃を境に、思いがけない心境の変化が訪れた。 「これで良かったのかもしれないな」と心から思うようになったのである。 それには、ある理由があった。 ドミトリー生活の変化軍隊

          インド瞑想旅が私を変えた 7|マイナスがプラスを生む体験

          インド瞑想旅が私を変えた 6|思いがけない心境の変化

          日本人が次々に倒れ、身の危険を感じる一方で、闇から光に転じる体験をした私(第5話)。 深い瞑想をした後。それまで冷たい態度だった階下の二人が、突然、別人のように温かく私に話しかけてくれたのだ。 自分が良い状態なら、人は本来の姿を見せてくれる。頭ではなく身体全体でそう感じる体験だった。 私はこの先も、光と闇を代わる代わる体験した。その中で、心境が大きく変わっていくことになる。 突然寝込む1月3日の朝。私は突然、起き上がれなくなった。ここに来て6日目のことである。 昨晩

          インド瞑想旅が私を変えた 6|思いがけない心境の変化

          インド瞑想旅が私を変えた 5|闇が光に転じる体験

          静かに瞑想三昧の日々を送るつもりが、真逆の環境で世界中の人たちと過ごすことになった私(第4話) 軍隊のような狭苦しい二段ベッドに、100名以上が詰め込まれた、薄暗い部屋。常に喧騒の中での生活。 心静かに過ごすはずの瞑想会場でも、座椅子や場所の争奪戦に巻き込まれた。 だが、瞑想を続ける中で、次第に闇が光に転じる体験をすることになる。 一方、同じ頃、日本では大きな災害や事故が勃発していた。 それに呼応するかのように、この地でも、日本人に次々と災難が降りかかることになる。

          インド瞑想旅が私を変えた 5|闇が光に転じる体験

          インド瞑想旅が私を変えた 4|過酷な日々のはじまり

          世界中の瞑想者による熾烈な戦いに敗れながらも、何とか泊まる場所を確保した私(第3話)。 だが、軍隊のような狭い二段ベッドが所狭しと並び、100名以上が詰め込まれた、薄暗い部屋だった。 静かに瞑想三昧の日々を送るつもりだった私にとっては、真逆の環境。 しかも、そのような部屋で、思いがけず、世界中の人々と共同生活を送ることになったのである。 それは、過酷な日々のはじまりだった。 不安な船出私とNさんが確保したのは、部屋の奥にあるベッドの上段。下段には既に外国人の二人組が

          インド瞑想旅が私を変えた 4|過酷な日々のはじまり