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唐武さんとそっくりさん

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、kanakenoのショップ&カフェ「お茶とてつびん engawa」は元々『唐たけし寫場』でした。

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唐さんは、大正末期から戦前に岩手の写真界をリードした方で、その代表作約100点に、関連作品や資料を加えて紹介する企画展が岩手県立美術館にて1月16日(土)から2月14日(日)まで開催されます。

以下、上記HPより抜粋。

 技術的進化によって写真撮影がより手軽になった明治後期、自らの楽しみとして写真を撮り、観賞しようとする人々が現れます。記録という本来の役割よりも、美的な“作品”としての写真を目指したこれらの人々が手本としたのは、絵画の表現でした。絵画を規範とした写真は「芸術写真」と呼ばれ、大正期になると、カメラ人口の急増とともに全国で盛んに作られ、様々な表現が生まれます。そして多くの写真家たちが、写真雑誌への投稿や展覧会への出品を通じ、地域を超えて互いの腕を競い合いました。
 その中で、岩手を代表する写真家として広く名を知られた一人が、盛岡で長らく写真館を営んでいた唐武(から・たけし、1902-1990年)です。唐は岩手でいち早く芸術写真に取り組み、大正末期から戦前にかけて、県内の写真界をリードする存在として活躍しました。何気ない風景やありふれたモチーフを、モダンな感覚と巧みな画面構成で印象深い場面へと昇華させた唐の作品は、近年の写真史研究においても、高い注目を集めています。
 初の本格的な回顧展となる本展では、約100点の作品で唐武の世界をご覧いただきます。また、神戸の淵上白陽(ふちかみ・はくよう)をはじめとする同時代の主要芸術写真家たちの作品、唐と活動をともにした岩手の写真家たちの作品や資料などを併せて展示し、岩手で芸術写真が花開いた時代をご紹介します。

ちなみに、お茶とてつびん engawaの店主は唐武さんの若かりし頃と不思議なほどにそっくりですので、企画展をご覧になってからengawaにお立ち寄りいただくのも一興♪

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