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夢を叶えた私が、いきなり全部捨てて海外に出たわけ。

こんにちはKanakelです。

これからは、自分の経験をちゃんと文章で残していきたいと思います。



さてはて、2014年から、ずっと海外で生活してきた。

カナダに始まり、オーストラリア、そしてドバイ。 

最初海外に出ると決めたのは、

英語を話したかったわけでも、

海外で働きたい!

とか、

世界中に友達をつくる!

なんていう理由じゃなかった。

みんなには、

なんで行くの~?

ってよく聞かれたけど、

うまく答えられなかった。

だって私はその当時、夢だった仕事に就いて、

慕ってくれる人も仲間も友達もいて。


すべてが一件うまくいってる ようで。

ほんとはどっか、違和感だらけな自分がいた。


大都会東京での暮らしは、

どこか心が窮屈で、

どこか 閉ざしてた。

ぎゅうぎゅうにそびえ立つ高層ビルの狭間で、

無機質にロボット化した人間。

考えること

感じること

自分の人生さえ放棄してるみたいで、

知らぬ間に自分が浸食されていくことが、

恐怖だった。

311も大きかった。

どんどん覚醒していく自分と、

無関心で、

自分で考えて学ぶことを放棄するまわりを見て、



ー逃げよう。


このままここにいたらやばい。


そう思った。


夢だった職業もぜんぶ捨てた私を

疑問に思いつつも、

頑張って!と送り出してくれたみんな。

そんなみんなの期待とは裏腹に、

わたしが決めた目標は、たった2つ。


自分の心にいつでも正直でいること。

誰かや何かのための奴隷にならないこと。





自分の心をちゃんと感じて、

自分の頭でちゃんと考えて、

心の声に従って、

生きる。

だって、

気付かない内に洗脳され、

気付かない内に奴隷人生を送って

死んでいくなんて、

まっぴらごめんだから。

そして、

あるがままの自然に帰って、

自然の一部であるはずの自分を、

取り戻す。


そう心に決めて、日本を後にした。


今でも鮮明に思い出す。

カナダについて、初めて行った、大きな公園。

一面に広がる芝生と、色とりどりな花たち、大きな木々。

青い空を見上げながら思いっきり空気を吸うと。

なにかがいきなり ぷつん、と切れた。


ベンチに座るなり、突如、ぶわわあああ、と、

号泣。

吐くんじゃないかってくらい、号泣した。

そのとき初めて、自分の中に秘めてた心の叫びを、

解放してあげれた。

大自然の中、

異国の地で、

やっと、

自分の心が、

繋がった。


嘘のない。

ちっぽけな自分。

ただずっと、

こんな風に大声で、

泣きたかったんだ。


そのとき初めて、

ああ、全部捨ててまで、

ここまで来てよかった。

そう思った。

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ここから、

自然に帰っていく

冒険がはじまる。


つづく。


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