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【時間】今、自分の人生の主導権をしっかりと握れ!

私が勝手に師と仰ぐOURHOMEのEmiさんが
20冊目の本を出した。

タイトル「今日から変わるわたしの24時間」
時間術の本だ。

Amazonランキング1位!

その本を執筆中、Emiさんがラジオで
「みなさんの時間の使い方に関するお悩みがあれば教えてください!新刊の中でそのお悩みにお答えしたいと思います!」と質問を募集してくださった。

私は考えた。
質問、応募してみたいなー。
でも、時間の使い方で悩む事…。
私がいつも悩むことって、なんだろう。
考えた。

考えて考えて、考えただけで時間が経ち、
気が付いたらEmiさんの執筆は終わっていた。
あちゃー。

今更だが、どこにも需要がないのに、今ここで私の質問を発表する。私がEmiさんにお悩み相談するとしたら、これだ。

「私は1年に2度、繁忙期があります。今から絶対忙しくなるとわかっている繁忙期、Emiさんならどう対処しますか?」



誰もが1年を通して、
「繁忙期」なるものがあると思う。

仕事によっては決算期の3月が忙しかったり、子育てなら新学期の始まる4月も繁忙期になるかもしれない。

私の仕事にも、年間2回の繁忙期がある。
7月と12月だ。そう、今月。

私は普段、午前中に実家のコンビニの雑務をして、午後からは英語教室の先生をしている。この二つの仕事、なんと両方の繁忙期が見事に7月と12月に重なる。なんてこった。

まず英語教室運営において、7月と12月には保護者さんとの個人面談がある。

兄弟で通っている生徒さんもいるから、世帯でいうと全部で50組くらいの保護者様とびっちり1週間、授業時間以外はほぼ全時間をかけて面談する。ご飯を作る時間もない。

個人面談があるという事は、それまでに全生徒の成績表を作成しなければならない。これがとっても時間がかかる。そしてこの時期には英検の二次面接もある。と言う事は土曜日にはその面接練習が入る。
これに12月はクリスマスパーティ準備と、教室独自の検定試験も入る。まさに師走。

更に、コンビニ業務も忙しい。
7月は、労働保険に所得税の計算と支払い。花火大会関連の税務署や保健所への届け出。うなぎの営業に予約と配達。12月は何といってもクリスマスケーキにおせち、そして私の嫌いな業務、年間第2位に輝く「年末調整」もある(ちなみに1位は「確定申告」)。

いつも7月と12月は、一人では回しきれない業務量に、家族、コンビニの従業員、さらに生徒たちにも、今まで結構迷惑をかけてきた。

でも「しかたない」と思ってた。コンビニ裏方業務は他にやれる人がいないし、教室運営者はそもそも私一人だ。

毎回、とにかくバタバタとこの繁忙期を乗り越えて、その後に迎える夏休みや冬休みを、げっそりと死んだように迎えるのだ。

しかーーーーし!!

今年の私は違う。
なんと、40歳にして、成長した。

なぜならば、今年
私の心の中には「リトルEmi」がいるからだ。

サッカー元日本代表の本田圭佑選手は、入団会見で移籍理由をきかれた時、「心の中のリトル本田に聞いて決めた」と言った。

私の心の中にも「リトルEmi」がいる。

私は10年以上もEmiさんのファンだ。
著書もすべて読み、ラジオも全放送聞いている生粋のエミラーである。Emiさんの事が好きすぎて、Emiさんの本を読み過ぎて、Emiさんの話を聞きすぎて、最近、心の中に「リトルEmi」が住み始めた。

結構やばいよね。薄々は気づいてる。


やっぱりOURHOME教に入信した方がいいかな?いや、前から母に言われてるのよ。
「あんた、そんなにOURHOMEの服ばっかり着て、またEmiさんに騙されてるんじゃないの…?」って。
またって、一回も騙された覚えはないけど、まぁ、自分で言うのもなんだが、私は全国津々浦々にいる信者の中でも、まぁまぁしっかり目の信者だ。

そんな私は最近悩みがあった時、まず考える。

「Emiさんだったら、どうするかな?」

若かりし頃の矢沢永吉が、
「ボクは別にいいんだけど、YAZAWAがなんて言うかな?」と言ったのと同じ感覚だ。

「私はそれでいいんだけど、うちのリトルEmiがなんて言うかな?」

私の思考回路がEmiさんになり切って、chatGPTみたいに過去の発言を検索してくれて、つなぎ合わせて、模範解答を出してくれる。

その精度が、最近、まぁまぁ高い。
結構良いこと言ってくれる。

最初の悩みに戻ろう。

「私は一年に2度、繁忙期があります。今から絶対忙しくなるとわかっている繁忙期、Emiさんならどう対処しますか?」

今回、この問題を頭の中の「リトルEmi」と一緒に、自ら解決する。今回のnoteは若干ホラーな雰囲気も漂い始めたが、みなさん何とかついてきて欲しい。

私がEmiさんになり切って、やったこと3つを書いておく。

①前もって出来る事は、やっておく

まず、こちら。theシンプル。

なんと、これまでEmiさんが何度も業務の洗い出しについて話していたのに、この作業をやったことがなかった。衝撃。

簡単な事だ。
業務の洗い出しをした上で、先にできることはやっておいた。

例えば、コンビニの事務仕事である所得税の計算は6/30以降じゃないと出来ないだが、労働保険の計算は6月中でも出来る。

生徒の成績をつけるのは面談の直前の方が良いが(成績をつけた日付が入るため)、七夕で配るお菓子とチラシは6月中に用意しておける。
(我が街では、七夕に子どもたちがお菓子をもらいに近所を練り歩く風習がある。そこに教室のチラシを同封している。)

事前にできることは、早めにやっておく。
業務が同じ時期に偏らないようにしておく。
これをしただけでも、繁忙期の7月を迎えるにあたり、かなり心の余裕が出来た。

②自分の業務を洗い出し、自分にしか出来ないことと、他の人にお願い出来ることに振り分ける

これも、やってみたらなんてことはない。

私は、今まで自分の目の前にある仕事は、すべて自分にしか出来ないような気になっていた。
確かに、私にしか出来ない業務もたくさんある。でも、洗い出してみたら、他の人にお願い出来る事もあった。

例えば、毎週2回お願いされていたコンビニのお弁当配達は、違うスタッフに代わってもらった。

これは元々代わってもらったほうが良いと気づいていたが、私にはそれを伝えること自体がハードルが高かった。

私は、人にお願いするのが苦手だ。
まず申し訳ない気持ちになるし、だったら自分さえ我慢したら…と考えてしまう。そして、自分でやった方が早い、とも思ってしまう。

そこをEmiさんの「相手を信用して頼む!」という言葉を胸に、思い切ってお願いしてみた。

そしたら、予想以上に快く代わってくれた。
「前からお願いするの申し訳ないと思ってたんですよ~」と言ってくれた。なんだ、もっと早く言えばよかったくらいだ。

他のいくつかの業務も、スタッフにお願いして、代わってもらう事にした。元々抱えすぎていたのだ。

それによって、使える時間が増え、少し余裕が出来た。自分にしか出来ない、本来チカラを入れるべき仕事に集中する事が出来た。素晴らしい!

もちろん押し付けたりわがままはダメだ。
でも、今までの私は、無理して頑張ったところで結局キャパオーバーになり、逆にまわりに迷惑をかける事が多かった。それならあらかじめ業務を割り振った方が、周りのためにも断然良い。
今回は、それを言い出せただけでも、成長だと思った。

③私忙しくなります!とまわりに宣言しておく

②とも関係あるが、まず家族に
「ママ、7月は忙しくなります!!」と宣言した。

そしたら、娘たちが英語教室のチラシを折る作業を手伝ってくれた。500円のバイト代でめちゃくちゃ働いてくれた。

ちょうど中体連で7月初週は学校がお休みだったので、お昼の準備とかどうしよう〜!と思っていたら、お昼ごはんの準備と家事は3人で手分けしてやってくれた。

お小遣い値上げの話し合いで「あなたたちも家事の一端を担ってくれ!!」と言って以来、自分の食べた後の食器もすぐに洗ってくれるようになった。
なんなら、私の分までお昼ご飯を作ってくれて、教室に運んでくれた。なんて良い子たち(泣)!!
まじであの時、話し合っておいてよかった~。
晩御飯もパパに甘えて作ってもらう日を何日か作った。

実は、この「甘える」が私は今まで出来なかった。

「パパ、この日晩御飯お願いしていい?」も
「お風呂代わりに洗ってくれない?」
も言えなかった。言ったら主人は快くやってくれる。それでも「申し訳無い」が先に来て、言えなかった。

でも、最近は言えるようになった。
これはホントに成長だ。
リトルEmiのおかげである。


さて、リトルEmiの話はもういいとして、リアルEmi氏が新刊を出した。何度も言うが、時間術の本である。

しかし、これは、ただの時間術の本ではない。
人生の優先順位を見直すための本だ。

たしかにこの本には、時間をマネジメントするためのたくさんのヒントが、優しく、具体的に、わかりやすく書いてある。

しかし、それを駆使して時間効率をあげて、そこに新たな仕事を詰め込み、もっとせわしない人生になったら、全く意味がない。

余裕が出来たその時間を、
”本当に大切なこと”に使うための本だ。

それは家族との時間かもしれない。
趣味に費やす時間かもしれないし、
夢を追うための時間かもしれない。

限りある時間を本当にやりたい事に使うために、この本はある。

この本の中にある
「やりたいことファーストでいこう!」
それはすなわち、
「自分ファーストでいこう!」だと思う。

それは、決して周りに迷惑をかけてまで自分を突き通せということではない。

そもそも、日本人はみんながんばりすぎてる気がする。妻として、夫として、母として、父として、子供として、職場の働き手として。
自分を犠牲にしてでも頑張りすぎてる人が多いと思う。それは自分も含めて。

必要のない頑張りは、手放そう!

「お願いされたから…」
「誘われたから…」
ではなく、本当にそれはやらなければいけないのか、本当にやりたい事なのか、考え直して、時には断ったっていいじゃないか。

自分を自分で追い込むことはやめて、時には周りに頼り、助け合いながら、もっと自分を大切に、自分を労わろう。それが結果として、まわりを労り、大切にすることにつながる。

今、自分の人生の主導権をしっかりと握ろう!

私がリアルEmi氏の新刊から受け取ったメッセージは、それだ。



そんな感じで、まだ7月も半ば。
怒涛の個人面談ウィークは来週!!

繁忙期はまだ前半戦!
がんばれ、わたしー!!!!



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