かな

現在社会人。 主に教育格差等について、自分がこれまで感じたことを忘れないための備忘録。…

かな

現在社会人。 主に教育格差等について、自分がこれまで感じたことを忘れないための備忘録。 荒れ放題の公立中→県NO.1の超進学校→某私大

最近の記事

両親の学歴

まず初めに、私は両親の学歴を自慢できるとも恥ずべきとも思っていない。 しかし、私の両親の学歴に対する周囲からの評価と偏差値は、大いに関係があるように思う。 ◆両親の学歴 父→某MARCH卒 母→高卒 中学時代、両親の学歴について話す機会があれば、かなりの確率で 「お父さん大学出てるなんてすごいね!」 と返ってきた。 当時の自分は中学でも指折りに出来の良い生徒であり、かつ親の教育方針や自身の視野の狭さもあって、大学に行かないという選択肢を持っていなかった。そのため、内心では

    • 英語の授業

      英語の授業に、その学校の学習意欲が現れると思う。 授業の質や内容の話ではない。 例えば「dog」や「cat」という単語があったとする。 これをどう発音するか。 学びを軽んじる(学ぼうとするものを馬鹿にする)学校では、カタカナ英語以外は許されない。本気で発音すれば、嘲笑の的になるだけである。 一方、生徒が学びに真剣な学校では、カタカナ英語こそが馬鹿にされるだろう。 私の通っていた公立中学校では、例に漏れずカタカナ英語以外は許されていなかった。 英語を話せるようになりたいと

      • 内申点

        公立中学校には内申点があるから私立受験するという声をよく聞く。内申点がそれなりに高かった立場だが、大いに賛成だ。 内申点システムは、不平等そのものである。 その学校の中で相対的にどの位置にいるのかを測るのにすらあまり向いていないというのに、別の学校に通うもの同士を比較するツールとしては不適切としか言いようがない。 中学で内申を得るために必要なのは、学力ではなく媚び力である。授業中には積極的に手を挙げ、授業の後には質問に行く。英語の授業であれば、授業後に担任の耳元で英語で歌

        • 教育格差について

          昨今よくニュースでも取り上げられていますが、これまでの人生で感じる機会が多かった問題です。 もしかしたら、自分がこれまで育ってきた環境のせいかもしれません。あるいは単純に興味があったからかもしれません。 ずっと心の中では格差解消に向けて何かしら自分ができることはないかと思っていました。しかし、時間やお金の制約で見て見ぬふりをし続けてきました。きっと今後も何もできないまま人生をまっとうすることになってしまうと思います。 でも、この問題について自分がこれまでの人生で感じたこと

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