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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 岡山編(19/54:0と1が交差する地点)

はじめに

どうも。咳喘息が再発して困っているはおーです。
ハウスダストなのかなあ…確かにいま家いない日の方が多くて掃除滞っているからなあ……。

今回から中国地方3連戦、その初日にあたる12月9日(金)のトライフープ岡山ホームゲーム探訪記となります。
B3参入から常に上位帯に食い込んでいるトライフープ。そのメインホームであるジップアリーナもまだ規模が大きく気になっていたアリーナなので、試合も、興行も、両方楽しみにしながら当日を迎えました。レッツゴーレッツゴー。

旅の記録・岡山編

腹いっぱい食べた事が敗因だったかもしれない

今回の旅2回目の飛行機、羽田空港からスタート。
突然ですが、この写真なんだと思います?
なんでも数年前に導入された自動運転車いすだそうです。初めて見ました。

誰でも使用可能との事で早速使ってみましたが、これは確かに快適。
まだルートの設定が甘かったりして障害物に一直線に向かう事もあったりしますが、もっとシステムの精度があがると、より普及していきそうです。

詳細はこちらのニュース記事をご覧ください。

という訳で(?)岡山空港に到着です。飛行機が遅延しましたが。
こちらは備前焼陶板レリーフ
このままシャトルバスで岡山駅に向かい、駅についた段階で時間は1時くらい。いい感じにお腹がすき始める時間ですね。

という訳で、岡山駅近くのイオンモールに入っている倉敷うどん ぶっかけふるいちへ。
岡山県内を中心に展開しているうどんチェーンで、ぶっかけうどん発祥のお店なんだとか。
ぶっかけうどんってよく聞くけど定義を知らなかったので調べてみましたが、ふるいちのホームページ曰く「ざるうどんを丼に入れ、たれをその上にかけて具もその上にのせて持っていく。」ものらしいです。

という訳で肉天ぶっかけうどんを選択。
甘めの醤油タレを、固すぎず柔らかすぎずなうどんがよく絡めてくれて、これは確かにとても美味しい。
ラーメンなどもそうですが、麺類って結局はスープと麺の相性がどれだけ良いかの勝負だと思っているので(自論)、そういった意味でこのうどんはとても総合点の高い一杯だと思います。
具材も山盛りで胃袋の満足度もMAX。

お腹いっぱいになったところで、荷物も中々多かったので先にホテルへチェックインする事にしました。

岡山県民の友人に「ジップアリーナ」って言ったら通じなかったけど「桃太郎アリーナ」って言ったら通じた(49文字)

ジップアリーナ岡山に到着しました。

メインアリーナの座席数は5,000席ちょいなんですが、収容人数自体は最大11,000人らしいです。すげー。

……え、チェックインしてから何してたかって?
30分だけ仮眠して岡山城行こうと思ったら、2時間ほど眠ってしまい、観光へ行く時間がなくなってしまいました
疲れてたんだよ多分。許してください。

この日はたまたまなのか、色々なものを入場ゲートでいただきました。
ゲープロにボディメンテにどら焼き。

という訳で観戦。今回の対戦相手は金沢です。

ここはバスケットボールコートが4面取れる広大なアリーナになります。
という事は……はい、ほとんどの座席からはかなり遠く見える事になります。
コート沿いの席は全然いいんですが、雛壇および2階席はトップクラスに遠いので、他会場と同じ感覚でチケットを買うと少し違和感を感じると思います。
でもトライフープ側もその弱点を感じているからか、コート沿いの座席は3,000円と破格で販売されています。ありがたいけど、採算取れるのかな?と逆に心配になるやつ。
あと施設自体はめちゃくちゃ綺麗です。

こんな感じで縦はものすごく大きな空きスペースが発生してしまうんですが、岡山のホームゲームではエンド奥にグッズショップを設置するなどして、スペースの有効活用に努めています
一例ですが、ビーコルが国プで開催する時もこんな感じで広いエンドを有効活用していましたね。

ちょっと前までハロウィンだったのに、もうクリスマスイベントの季節かぁ。
……このnoteの公開時期の話は一旦置いておきます。職場近くの桜は満開でした。

試合は87-76で岡山の勝利

この試合で特徴的だと感じたのは金沢の外国籍攻守に渡ってボディコンタクトを厭わない姿勢というのが目立って、それを嫌がったり、対応が遅れてしまったりした反動でファウルしたりと、岡山の外国籍は相当やりにくそうにしていました。
現にマドゥアバムは2Pパーフェクトとは言え14点、それ以外の外国籍は1桁得点。パーマーに関してはファウルがかさみ相当イライラしていました。

ただ、岡山は鋼の心臓というか、いい意味でやりにくい相手でも勝ち切れるという点で流石だなと感じました。
追いつかれそうだったり、相手の流れが来ている場面のポゼッションでほぼ全部シュートを成功させる。品川行った際もそうでしたが、何かあった時に大きく動じない選手が多いというのは1つのストロングポイントだと思います。

特にこの日は岩松がスリー4本含めた20得点の大活躍。向井、川満も2桁得点と、外国籍へ極端に点を取らせなくても勝てる、という姿勢を見せた点は良かったと思います。

ビーコルポイントはパーマー。先述の通りこの日はマッチアップ相手が相当ガツガツ当たってきて、本人もファウルを重ねてしまい相当イライラしながらのプレー。それでも勝負どころの時間で得点やアシストを重ねる事ができるのは、技術の高さ故だなあと感心して見ておりました。

あと岡山は試合前、試合後と両方暗転演出やっている事はB3の中だと特徴的かなと思います。上のカテゴリでも試合後の暗転ってやっているチームそんなに多くありませんからね。

また、その試合活躍した選手を表彰する企画っていうのは殆どのチームがやっていると思いますが、その表彰記念撮影でここまで複数の選手が映り込みに行く姿は初めて見たかもしれません。なんならマスコットのトライプもいるし。
一種のファンサだと思いますし、チームロスターの雰囲気の良さというのが凄く伝わるシーンで凄くいいですね。

昼寝したらそら夜元気にもなるわ

今回は政府の旅行支援を使って行ったので、旅行支援クーポンが使えた居酒屋の中から、壱厘酒蔵へ。
閉店後に店構えを撮影したのでちょっと暗いです。

名前の通り日本酒が豊富な居酒屋です。
旅先で地酒を呑む時間が一番生を実感する。
今回、十八盛含め自分がチョイスした銘柄がそうなだけかもしれませんが、岡山の日本酒は口に含んだ時に米の甘味と旨味がよく拡がるものが多い気がします。自分の好きなタイプ。

刺盛り瀬戸内海産を中心とした旬のものをおまかせで。
歯切れがよく、新鮮さをしっかり感じるお魚ばかり。
この季節はぶりが美味しいねえ。炙りでもいただきました。

あとは鯖のお茶漬け
岡山は鯖寿司のように名物鯖料理があるので、鯖も馴染み深い食材ですね。
鯖を焼いてあるので香ばしさも楽しみつつ、鯖のジューシーさをしっかり楽しみました。
胃を整える為のシメというよりは、最後まで魚の魅力を堪能する為の攻めのシメだね、これは。

翌日は早起きして散歩。よく晴れていて、旭川の水面にも橋が映る。

あまりに早い時間だったので中には入れませんでしたが、岡山城をしっかり見て、岡山を後にしました。こいついつも城行ってんな。
この黒漆塗の壁が特徴的なので、自分のようは城初心者でも一発でわかる見た目ですね。生で見ると迫力が凄い。
この城が建築された当時は、「この壁の色は邪道だ!」とか保守派の城ガチ勢に文句言われたりしたのかな……なんか考える事が邪悪だからやめときます。

あとがきとおまけの1枚

岡山は初訪問でした。

ジップアリーナは施設として対応できる事は多いけど、兎に角フロアが広いという、Bリーグ開催時に発生する大きなメリットとデメリットが同居する特徴的なアリーナだと思います。他だと四日市とかそんな感じでした。

そうなると、運営がどういった設営をするかっていうのは腕の見せ所だと思うんですが、施設の苦手な部分は受け入れた上で、先述の座席の価格設定など発想力でなるべくデメリット部分を小さくしつつ、暗転など施設のメリットは全力で利用する。そんな姿勢を今回感じました。

各チームのホームアリーナは、必ずメリットとデメリットになる部分があると思います。これを冷静に分析して設営に活かすっていうのは、言ってしまえばホームゲーム開催をする上では基本的な事であるんですが、その基本が各チームしっかりできるかどうかっていうのはまた別の話で。
その観点から言うと、トライフープはしっかりやる事やっているな、という事を自分は感じました。

まだ若いチームでこれだけしっかりできれば、今後5年10年と歴史を重ねた時にどのような姿のチームになっているのか、というのは自ずと期待してしまいますね。
B3の中でもクオリティの高い、いいホームゲームでした。

セーブポイントっぽいスポット。

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