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親といるとなぜか苦しいという本を読んで


実家で、「親といるとなぜか苦しい」という本を読み切った。

親にバレてはいけない本のタイトルなので、早々に読み切ってメルカリに売ろうと思う。


「親といるとなぜか苦しく」なったのは
子どもを産んでから。


今までは気づかなかった、親の弱いところや、
親の凝り固まった考え、価値観の違い
色んな所に気づき始めた。

自分が成長し、自立し始めた証でもあるのかと思う。

そして、息子に対する親の接し方を見て、
小さい頃の私(インナーチャイルド)が
「もっとこうしてほしかった!」と騒ぎ出す。


母は、孫に対してそこまで深い愛情はない。
「可愛い」とは言っているが、
ありのまま、そのままの息子を可愛いと
言っているわけではない。

いい子でいる時、上手にできた時、
条件付きの「可愛い」なのだ。

そんな態度を目の前で見ていて思い出す。

多分、私もそうだった。


母の前では、感情を出すのが怖かった。
悲しいことや、苦しいことがあっても
母にはバレたくなかった。
母にバレてしまうと、自分以上に傷つき
心を乱すからだ。

楽しいこと、嬉しいことは話し合えても
深い話はできなかった。

今でも、母にはネガティブな感情は出すことが
できない。


本当は、ネガティブな感情も全部全部
受け止めて聞いて欲しかった。


だけど、母には受け入れられない。


もう、母に小さい頃の私の欲望を
叶えてもらうのはやめにしよう。

一人の大人同士、
母を一人の人間として向き合っていこう。

弱いところもあるし、未熟なところもあるのだ。

冷静にいられる距離を保とう。


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