たまには自然に寄り添ってみる
「ソロキャンプ」という言葉を聞くようになって数年経ちますが、その人気はコロナ禍によるアウトドア人気も後押ししてさらに加速しているように感じます。
キャンプというと家族や仲間とワイワイ過ごしたり、アウトドアのことは任せとけ的なガチの人がやるもの…というイメージがありました(イメージです、イメージ)。
でもソロキャンプは基本一人。
テントの設営も食事の準備も一人でするので、気ままに過ごせるのが人気の秘密のようです。
日常では家族、友人、仕事など常に人と繋がり、さらにSNSなどのオンライン上での繋がりもある。
自分が一人になる時間って相当意識しないと作れない中で生活している人って多いんじゃないでしょうか。
人と関わらなさすぎても孤独感を感じますが、常に付き合っている状態もあれこれ気を使って疲れてしまうもの。やはり何事もバランスが大事です。
そんな日常から少し距離を置いて自分の時間を持つためにソロキャンプが選ばれているのかなと思います。
物理的に自分一人の空間に身をおくことは一人カラオケに行ったり、車に乗ったりすることでできますが、ポイントは自然があるかどうかだと思います。
キャンプとまではいかなくても、田舎に行ったり緑豊かな公園に行ったりすると都会とは違う新鮮な空気、鳥や虫の鳴き声、生い茂る青々とした草木など、自然の中では当たり前のことがとても贅沢に感じられます。
これが自分のバランスを整えるのにとても大切。
元々人類は長い間自然の中で暮らしてきたのですから、コンクリートやプラスチックなどに囲まれた自然物がない生活の方が不自然なのです。
別荘を建てる場所も自然が豊かなところに集中しているように、ストレス解消や自分のペースを整えるための場所選びをするにもやっぱり自然があるところを本能的に選んでいるのかなと思います。
とはいえ、都市部で暮らしているとなかなか森や川など自然豊かな場所に行くことも難しいですよね。そんな時は街路樹や何気なく生えている道端の草花に目を向けてみるのがおすすめです。
「こんなところにもタンポポが咲くんだ…!」
なんて発見も結構楽しいです。
自然の感覚が取り戻せる気がして、私はたまに目を引く木に触れたりします。感触や温度など感じると結構癒されます。
ソロキャンプや森林での散策ではそうした感覚を一人で集中して感じることができるので、ちょっと瞑想に近い感じもしますね。
自分のペースに戻るためにも自然とのふれあいは大切です。
なんか行き詰まってるな、気持ちが落ち着かないなという時は自然にサポートしてもらうと何か感じるものがあるかもしれません。
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