見出し画像

国際郵便物 破損申請その後

こちらから今回の船便について綴っています。


破損内容を間違って報告される

ようやく破損申請までたどり着いたと思ったら、3箱中1箱の破損物の申告内容がアメリカの郵便局が認定しているものと違うという理由で書類再提出を日本の郵便局から言われました。

そのまま、アメリカのシステムに登録してある内容で書類を書き直せば良かったのかもしれませんが、一番高かったものが登録されておらず、安いものの単価を勝手に書き換えて、ある意味嘘の申告で再提出するのも心配でした。
既に1度単価も含めた額を提出していたので、なんで急にマグカップの値段上がったんですか、とか言われそうで。
自分が直接郵便局とやり取りができれば良いのですが、両親を間に挟まないといけず、両親へ負担も考え、先に正規の方法でまずはアメリカ側に修正をお願いすることにしました。

完全分業制の弊害?

完全分業制だからか、
自分のアカウント、PCでできるかできないか
しかみんな分かっておらず(それも確実でない)
自分の管轄外のことに関しては全く把握していないようです。
書類のたった1箇所入力間違いを修正するだけでも、どの部署に権限があるのか誰も分からず結局たらい回し、解決できない結果となりました。

手続きをしてくれた郵便局に電話

まずは、書類作成をした郵便局に電話しました。

当時書類は以下のよう作成されました。
郵便局員のヒロシ(仮)が
1.破損認定書類(郵便局保管)
2.お客様控え(受領証)
を手書きで作成。

マネージャーのジョーが
3.手書き書類を元にデジタル入力

電話で分かったこと1〜3の書類、全て内容が違ったということ。

ただ1と2の違いは大きな問題ではなく、観光地で売っているような安いショットグラスの数が1つ違っただけだったので、正直もうどうでもよく。

問題はジョーがデジタルに入力した際、なぜかマグカップの数が増え、代わりに一番高い、寧ろ破損物の被害額の大半を占める南アフリカ産の飾りが抜けていたのです。

ヒロシの言い訳

流石責任回避の文化です。

間違ったのはジョーだから
うん、ジョーの入力ミスだって分かっているし、責めてないし、誰でもいいから修正してください。

ガラスがバラバラでショットグラスの数分からない
うん、でも一緒に確認したでしょう。それにショットグラスの数はこの際大丈夫だって言ってますよね。問題は南アの飾り!

内容物は差異があるけど数は僕が書いたのであってる
うん、だから数もこのままでいいから、謎に増えたマグカップを1つ減らして南アの飾りに書き換えて下さい。

受領証を持ってきて確認させてくれ
南アの飾りが入ってたことは確認できてますよね?(現物は郵便局が保管)
どの書類が正解とかもう良いので、南アの飾りを追記してくださいーーーー!

いや、でも数が。僕は間違ってないから。受領証も確認しないと
だから、数もそちらの主張に合わせていいから今目の前で確認できているマグの数が多い、南アの飾りが登録されてない、という全員が納得している事実だけ修正してください😭マグと飾りを書き換えるだけだから、数変わらないでしょうが…

マグカップで申請したら
もうマグカップのまま保険請求したら、と提案されました。単価が違うと説明しても、でもこっちで修正できそうにないしと。
代わりに日本側に説明するために、公式でなくてもメールでもいいから、そちらのミスだという手紙なり書類を作成してもらえるようにも打診しましたが、もちろん下手に文章に残すようなことはしてもらえず。

ここまでのやり取り後の間も一応修正は試みてくれていましたが、もう一回確認、色々試してみるから電話を折り返させてくれとお願いされました。


折り返し電話

数十分で折り返しはかかってきたのですが結局
一旦登録された内容は現地の郵便局で書き換えができない、との報告でした。
また新規作成も同じ追跡番号ではできなかったと。

そこでまた言われたこと

受領証持ってきて確認させてくれ

確認してどうなるんですか?
書き換えも新規作成もできないんですよね?
確認でき次第他の方法で修正できるなら持っていきます。でも確認したところで何もできないのなら、私が時間もガソリン代も駐車場代も使って行く意味あります?

どんなにこれを伝えても、その後も自分に責任がないと証明したいのか、とにかく受領証を見ないと何も分からないと言われ続けました。

確認したら何かできますか?
と聞いても
できない。
と言いながら、でも確認したいと😐

手書きの書類には全て南アの飾りは記入されているし、現物も郵便局にあることが確認されてるし、デジタルデータだけ未記載なのは全員がこの時同意済です。

そこで、破損物のクレームを扱っているカスタマーサービスの電話番号を伝えられ、そちらに電話し変更してもらうように言われました。
局内の問題だから、そちらで変更方法確認してください、とお願いしましたが、現場でできることはもうないと断られました。

カスタマーサービスたらい回し

案の定たらい回しに合うことになりました。

最初のカスタマーサービスの人は、親切丁寧な印象でしたが、
現地の郵便局に問い合わせて
こちらでは何もできない
の1点ばり

途中でマネージャーに代わってくれました。
その後
日本から書類の閲覧申請さえ届いてないから、まずは日本の郵便局に手続きを進めるように言ってください
と。

日本側は既にアメリカで作成された書類のコピーを持っています。

と伝えても一貫して、
日本からの問い合わせはない
日本が手続きを始めないと何もできない
と言われました。

では、なぜ日本の郵便局はアメリカの書類のコピーを持っているのですか?
と聞いても

さぁ? でも日本からの問い合わせは来てません。

こんなやり取りが5往復くらい続き、
結局はそこで修正できない、とケースナンバーを発行し、問題報告を上げてくれました。
そして、別の部署から連絡が来るのを待つように言われました。

そう言いつつも電話してこないで放置される可能性もあるので、連絡がなかった場合の電話番号も確認しましたが、頑なに教えてくれず。
こちらも4〜5回粘ってようやく教えてもらえました。
何度も何度も
3日は待ってあげて
3日以内は電話しないで
と念を押されましたが。

案の定かかってこない電話

3日どころか1週間待ってもかかってこないので、こちらか電話しました。
すると、ヒロシ&ジョーの働く郵便局が勝手に問題解決済み処理をしていたことが判明!

しかも、その電話番号先の人も
何でこの番号にあなたが電話しているのか分からない
の一点張りです。

私が状況を説明しようとしても、その声を遮って私達は関係ない、と主張してきて一切話を聞いてくれません。

最後は私があまりにしつこいからか話を聞いてくれましたが、なんと

私は多文化理解があるから聞いてあげられるけど、他でそんな話し方したら誰にも相手にされないわよ

と説教されました。

いやいや、寧ろ他では話聞いてもらえました。
最初から話を聞いてくれなかったのはあなただけです。というか私が話す前からあなたは話す隙さえくれなかったのですが。

と何だか嫌な気持ちになっただけで終わりました。
その時渡された番号は最初のカスタマーサービスの番号。

また、振り出しです。

諦めて日本側の書類変更

流石にもう無理だなと思い、ダメ元で日本に提出した書類をアメリカの登録内容に合わせて修正しました。合計被害額は南アのものも含めた額になるように単価をいじって。

念の為、手元にあった受領証のコピーも送り、アメリカ側のミスであること、修正できないということの説明を添えて。

3箱の損害賠償

結論としては、2021年内に全て認められ無事入金されました。
しかし、送料は1円も戻ってこず。
破損物が箱に入ってなければ送料も多少安くなっていたはずですが。HPにも送料込み最大補償額が記載されています。

結局届かなかった最後の1箱

実はこの破損申請した3箱以外に1箱届いていなものがありました。
税関で3ヶ月以上止まってないと問い合わせは受け付けないとなっていたので、12月に入るのを待っていたのですが、その前に日本に送り返されました…

こちらも大切な土鍋など思い出品に限って破損、、

が、こちらに関しては実家に無料で転送してもらえ、且つ送料、内容物全て全額補償となりました👏


何だかストレスばかりかかった手続きですが、ようやく完了です。そして、今回の件は自分の経験値Upに確実になりました。
アメリカに送った荷物に問題があった場合はぜひご相談ください!と宣伝して回りたいくらいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?