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蜘蛛の糸

行きたかったところに向かうための糸が、上からするすると降りてくる、そんな出来事があった。

今いるところが地獄な訳ではないし、行き着く先が天国という訳でもないけれど。

こんな機会はもうないかも!夢への切符を手に入れた!そんな期待と喜びで胸がいっぱいになり、3日間くらいはそのテンションが持続した。

その後一週間、日常の慌ただしさに追われながらも、ついついそのことを考える。けれど、だんだんと浮かんでくるのは、不安、焦りに変わっていく。

私には無理かも…

他に向いている人がいるかも…

途中で糸が切られたら…

家族はどうする?…etc

あー、こうして人は胸に沸いたワクワクを、頭で閉じ込めてしまうのね…と体感した気分。

牡羊座満月に当てられて(仕事が一山超えた安堵もあって?)寝込んだ日。(2020/10/3)

高熱で切れ切れに見るのは、ほとんどそのことに関する夢だった。どんな夢かは覚えてないけど。

きっともう、心は決まっている。

この目の前に降りてきた糸を掴んでみよう。

糸が切れたあとの不安も、そのまま引き上げられたあとの不安も、その時に考えよう。


と、以前書いていて。

でも、勇気がなくてupできなかった。

そして糸を本気で掴みに行く勇気もなかった。

ダメだったときの逃げ道をいつも、どこかに作ってしまう。



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