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駒込びいき|③このお店のことはないしょだけれど


ないしょにしたい。けど、誰かに教えたい。
めちゃくちゃ複雑な気持ち。

駒込で夜、ご飯を食べようといわれたら、真っ先にご案内するお店。
ここで一緒に食事したお友達で、「ふつうだね」って言った人(言わなくても思ってる人)は一人もいません。うん、今のところ。
だいたいみんな、一口目で黙り込む。
そして、ぱああぁぁとした表情で、「おいしい」っていう。
お酒を飲まない人だと、まず最初に頼むポットの中国茶で無言になります。

何せ、夜の営業はたったの3時間。
笑顔がまぶしいマスターが、ひとりで8席ほどをまわす。
予約不可。行ったときに空いた席があれば運よく座れる。

銀座あたりの有名店のおいしさを、軽く超えてくると思う。
お値段は、その1/3くらい。(たぶん)
例えば3人で目いっぱい食べてワンドリンクだと、
たくさんお金を落としたい!と思ってもひとり3,000円を超えることはまず無理。

そんな(やばい)中華料理店が駒込にあります。

ここのことは、ごめんなさい!先に謝っておきます。
場所もお店の名前もないしょです。

駒込に来る方、わたしと会う方、
こそっとお伝えしますので直接聞いてくださいな。
ここは一人で行っても、種類たくさん食べられないの。
もし良かったらご一緒してください♪お誘い待ってます。

以下、店名は〇〇とします。

〇〇のすごいところ

〇2種類の中国茶が最高においしい。
特にプーアール茶は、マスターが故郷で買って自らハンドキャリーしてるもの。
〇メニューは少なめ。どれもめちゃくちゃおいしい(ぜんぶ金賞)。
少数精鋭でオペレーションの効率を良くしているのだと思う。
〇ちょっと頼みすぎたなと思っても、結局食べきれちゃう。
〇何を食べても胃もたれしないですっと消化してくれる。
〇ある日上海焼きそばがメニューから消えた。聞いたら、「製麺所がやめてしまって納得いく麺がないから」。ストイック!!
〇調理も接客もめちゃくちゃ丁寧。
〇料理ごとに、取り皿を全部変えてくれる。
〇お茶はお湯差しOK。食事しながら何杯でも最高の中国茶が飲める。
〇どんな状況でもマスターが笑顔。もしかして、真顔が笑顔な人なのかな??

あとはもう、「おいしいものギャラリー」にて!!
見てね!!
(メニューは時々入れ替えがある様子)

おいしいものギャラリー

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お茶。これは四季春(色の淡い台湾のウーロン茶の一種)。
ふっくらした香りとさわやかな飲み口。差し湯で何杯でもいける。


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こっちはマスターがハンドキャリーで輸入しているプーアール茶。
長期熟成されていて、日本ではほとんど手に入らないと思われる。
お茶通がうなるハイ・クオリティ!!(ティーだけに)


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お肉みっちり小粒の餃子。
いつ頼んでも皮目は同じパリッと黄金色。

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箸休めにザーサイ。塩加減が絶妙すぎる。


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きゅうりの和え物。香ばしいピーナッツの食感も楽しい。


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ゆで鶏。柔らかくしっとり。味付わいはちょっとスパイシー。
(今はこれ、ないかも?)


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絶対食べたい、黒酢の酢豚!!
餡はさっぱり、衣はさっくり、大きなお肉はやわらかい。
なんと玉ねぎは全部、内側の薄皮をはがしてある!
この餡を、白いごはんやチャーハンにかけたい誘惑、、、
お腹はいっぱいなのに~!


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麻婆豆腐。油こってりなのに、どうしてさっぱり感じるのかね。
(わたしの全人生 麻婆豆腐ランキング堂々一位!)


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締めはいつでも担担麺。
ここよりおいしい担担麺、あったら教えてください。
これもわたしの全人生なんちゃらかんちゃら第一位!!


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締めにチャーハン追加してもいいよね?
高菜のチャーハン。お米はふわっと、はらりはらり。
チャーハンなのにくちどけエアリー。


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この夏のニューウェーブ。
トーロンポーのせチャーハン!これは!業が深い!!


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豚肉と油揚げときくらげの炒め物。
こんなのおいしいに決まってますよ。謝謝。


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食べたことない、って話してたらお隣さんがくれた。
トマトと卵の炒め物。
うれしいサプライズ、駒込っていいところだな~って思う。


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今はない、幻の上海焼きそば。
はじめて来てこれを食べて、〇〇のファンになったんだよ~!


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これも、絶対食べたい。手作りの杏仁豆腐。
ババロアより柔らかい。すごくいい生クリームの、濃厚な味がする。
注文すると「終わっちゃった~」って言われることもあるので、入店と同時に確保するのがこの道(どの道?)のプロ。
上に乗った黒いポッチは、終盤に食べるのがお勧め。

気にかけてくださってありがとうございます! これからも記事更新がんばりますね。