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ライフワークとライスワーク

ライスワークをはじめた。
その名の通りご飯を食べていくための、生活するための、仕事である。

ライフワークである絵を描く時間が減ってしまうので
最初こそ凹んだのだけれど
フタを開けてみるとライスワークを持つというのはいいことに思えてきた。

その1
まず、お金の心配をすることが減った。これはかなり大きい。

その2
外へ出て働いているのだけど、気晴らしになる。自宅に引きこもって描き続けていると知らず知らずストレスが溜まっていたようだ。最近心の調子がすこぶるいい。

その3
その2とかぶるのだけど、家族以外の人と交流するのって大事なんだなと気づいた。人嫌いを自負していたのだけど、他人と会話するのは思いの外楽しい。気づきもある。

と、いうことで忙しくはなったがなんとか楽しく2週間を過ごしていた。
(なので、ひとりごと投稿できなかった)


突然だけど、アンリ・ルソーという画家をご存知だろうか?
ピカソが活躍した時代の画家なのだけれど、彼は「日曜画家」と呼ばれ
「ドゥアニエ(税関吏)・ルソー」の通称で知られる。
平日はライスワークであるパリ市の税関の職員をこなし、休みの日曜日に好きな絵を描いて生きた人物である。
平穏な一生ではなかったようだが、こうして作品と名前が後世に残っていることを考えると幸せな一生だったのではないかなと思う。
彼と同じ道を辿りたいとは思わないが(極貧だったらしいし最後は病死してる)ライスワークを持ちつつ、ライスワークとして絵を描き続けた生き方には勇気づけられた。

と、いうわけで
私もライスワークで生活しながら、休日はライフワークを楽しもうと思う。
(溜まりに溜まった家事育児もあるけど)

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