「クリエイティブディレクター」という日本を切り拓く力

最近僕に動画を作ってもらいたいって頼んでくれる方が増えてきて、嬉しい次第です。

今回は広告、クリエイティブについて最近感じたことをかきます。

今まで「広告業」という言葉はよく聞いていたが、何をしているのかあんまりわからなかった。

「広告を作ってる人達」
多分そういう漠然としたイメージしかない人多いんじゃないかな。

インスタのストーリーの合間に出てくる広告、Webサイトの下に出てくるバナー広告等、毎日何かしら見てますよね、広告。

企業の広告、プロジェクトの広告、イベントの広告、街のPR広告、いろいろありますが、

広告には、人の心を動かし、見た人の行動まで変えるという強烈な影響力のあるモノもあるわけです。


つまんない広告も溢れてますが、
誰しもが、「あのCM知ってる!」みたいな、記憶に焼き付いてるCMもそれなりにあると思います。

(Amazonプライムの、ペットの犬がライオンに変装して赤ちゃんに振り向いてもらうCMとかみんな知ってるんじゃないかな)

あれすごく感動する。


YouTubeによくでるマンガ広告の、「青髭、デブ、肌荒れを克服してイイ女を抱くようになった」みたいなのも、ほぼすべての男性の興味をそそる題材になっている。


広告のポテンシャルって凄まじいものがあるなと感じた次第です。

これらの広告を思いつく人はどんな人なのか。

ストーリーを創造する力がすごい。人が(ターゲットが)何で感動するかを高い次元で察知する想像力を持っている。


その人たちこそ「クリエイティブディレクター」と呼ばれる人たち。

しかし、「クリエイティブディレクター」はちょい広義な言葉であって広告業だけでなく、様々な分野で存在する。

言葉(キャッチコピー)や動画、社会課題、コミュニティー、デザイン、、多岐にわたる。

要はクリエイティブの力(創造力、想像力)で、様々なツールを駆使して世の中に影響を与え続け、変革をもたらすリーダーという存在。


モテない男がモテ男になるYouTube広告を見て、世の男の行動が変わり、伊勢半KISSMEの「顔採用、はじめます。」という採用広告で女性の就活が変わり、名古屋パルコのカップルの多様性を応援するキャンペーンによって同性愛者が生きやすくなる。そういった人達を、みんなが容認できるようになる。

YouTubeの「好きなことで、生きていく」というキャッチコピー。「面白いタレントやYouTuberがいる」ではなく、「面白い生き方がある」という位置づけで、誰にでも共感できるようにしてある。(好きなことで生きてない人が多いから、彼らに対して逆のテーマを突きつけて自分ごと化させられる)


クリエイティブな力は人を、世の中を、より良い方向へと導くということ。


これは、おそらく日本でもトップクラスのクリエイティブディレクターであろう三浦崇宏さんの言葉だが、

「ヒップホップは、社会に対しての有用性を持たざる者たちのクリエイティビティから生まれた文化だ。70年代ニューヨークのブロンクス区でアフリカ系とヒスパニック系の若者たちが、歌を習えない、楽器も買えない状況で、壊れたレコードプレーヤーをガチャガチャ動かしながら口喧嘩している様子が徐々にラップになり、DJ、ブレイクダンス、落書き(グラフィティ)と融合して全く新しいストリートカルチャーをつくり上げた。それが今では世界で最も金を生む音楽になっている。何ひとつ持っていない少年少女たちが成り上がるための音楽として、ヒップホップは生まれた。日本を代表するラップグループ、ライムスターはいつだって『モッてるやつにモッてないやつがたまには勝つ、唯一の秘訣』について歌っていた。そうだ、それこそがクリエイティブなのだ。」

「そういう手があったか〜」と発想力で広く大きい結果を生む。

蟻が象を倒せる力。

コロナで急速に未知なる世界に変わってしまった今、クリエイティブな力は今後の日本を発展させていく次なる力だと彼は唱えている。


クリエイティブな発想と行動で自分自身もより良くなっていく。生きづらかった世が、生きやすくなる。

僕もそんなクリエイティブな力で動画をつくりたい。
インパクトを与えたい。

クリエイティブディレクターにならなきゃならない。






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