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ポジションニングって、なんですか??

おはようございます。 

かなでです。


唐突ですけど
最近いろんなアカウントさんが登場してますね。

・戦国武将のアカウント
・神系のアカウント
・文豪のアカウント

…etc


私的には、
自分のポジションを取るために
みんなでワイワイ𝕏を攻略してるのは楽しそうだな〜という印象で見てまして…。

とはいえ、

・それに乗っかる人、
・それを叩く人

反応はさまざま。


そりゃビジネスの世界はいくら綺麗事を言っても「弱肉強食」

自分の主義主張を掲げて自分のポジションを示すのはよくあること。


ただ、
この「自分のポジション」

これが「意外と厄介」でして・・・


みんな口を揃えて言いますよね

「ポジショニングが大切だ!」
「自分のポジションと取れば楽」
「自分のポジションを取れないとビジネスがハードモードだ」

って。


でも、
みんなが躍起になって取ろうとしてるこの「自分のポジション」

ちゃんと意味を考えたことあります?


そもそも
何でみんな「ポジション」を取ろうとしてるんだろう?
どうして「ポジション」が必要なの?


「何となくポジションが大切なのは知ってるけど、
確かにちゃんと考えたことなかったな・・・。」


そんなあなたに
今回は「ポジショニング」について
私、かなでの学んできたことを共有していこうと思います。


あ、私個人の意見なので、色々言いたいことはあるでしょう。

そんなときは遠慮なく𝕏でコメントください。




「ポジショニングって、なに??」


正直言って、ポジショニングの定義はたくさんあります。


でも、
私が学び、定義しているポジショニングとは

「自分にしかできない、自分だけの役目を作り上げ、他と比べられずに
見込み客さんから「あなただから」と、言ってもらえる状況を作ること」

こうなります。


わかります?


「他と比べられずに」ってのがポイント

「自分という他には変えられない存在になること。」

です。


つまり、
「何でポジショニングが大事か?」といえば、

「他と競争しないで賢くビジネスを進めていくため(勝つため)」なんです。


私もそうなんですけど、
「他と競争」めっちゃ疲れます・・・。

基本的に平和主義なので、競争って嫌なんですよ。


面倒臭いじゃないですか、
人を蹴落として、自分の有利なポジションを取りに行くの。


仮想敵を設定するくらいは私もやりますけど、
具体的な対象をあーだこーだいうのは苦手です。


だから、平和にビジネスしていきたいなら
「ポジショニングってめっちゃ大事だよな。」

と私は考えてます。


競争しないで勝てる領域を見つけたり
市場のニーズを先回りして考えて、新しい市場を作り出したり

そんな戦略の方が、私は好きです。



「ポジショニング≠差別化」


よく

「ポジショニング=差別化=他との違い」

みたいに考えてる人がいるんですが、

ぶっちゃけいうと、
この考えが諸悪の根源です。


「ポジショニング=差別化」ではありません。


ポジショニングを差別化と一緒に考えるから
𝕏でよく見る「訳のわからないコンセプトの怪しいアカウント」が大量発生する。

こんな不幸な事例が後を立ちません。


ポジショニングは

「自分にしかできない、自分だけの役目を作り上げ、他と比べられずに
見込み客さんから「あなただから」と、言ってもらえる状況を作ること」

でしたよね。


でも、
差別化って調べると

「差別化」とは、同じカテゴリーに分類される他社製品と比較し、大きな違いを作り出すことだ。

ストックマークより

って出てきます。


つまり、
差別化とは

「他との違いを作ること、見つけること」に重点が置かれてます。


「他と比べることが前提」
「他と比べた上で、どうやって自分を優位に立たせられるか?」

差別化では、ここが最重要なんです。


でも、冷静に見ると、
この考え方ってマジで危険です。


どうして危険か、わかります?


ちょっと考えてみてください。




それは
ビジネスで本来最も大切な「お客さん」がどこにも出てきてないってこと。

「ポジショニング=差別化=他との違いを見つけて、自分が優位に立つこと」

こう勘違いした結果、
「お客さん」がどこにもいない
「意味のないポジショニング」を実践するハメになります。


例えば

「自分だけのポジションが欲しいよ〜」

なんて考えてる人が「ポジショニング=差別化」みたいに勘違いしてるせいで、

・人生変換型コンテンツビジネス
・ファントムマーケティング
(名前は適当です…)

こんな「よくわからないポジショニングをしてる変なアカウント」が大量発生してます。


お客さんからしたら

「ふーん…なんかよくわかんない…」って感じですよね。


だって、
本人以外、客観的に見て
どんな手段を提供して、どんなことに役に立つアカウントなのかわからない。


ネーミングだけ聞いても、私たちには意味がわからないじゃないですか。


そんな状態じゃ、
あなたから何か学びたいと思う人が集まる機会は限りなくゼロ。


当然、収益化は難しくなりますよね…。


だから、
「ポジショニング=差別化」って考えてるなら、
それメッチャ危ないですから、今のうちに考えを改めていきましょう。



「かなでの考えるポジショニング」



私は

「ポジショニング=自分だけの役割を作ること」

シンプルにこう考えてます。


「じゃあ、そのポジショニングはどうすればいいの?」


って、方もいると思いますから、
簡単にポジションを作るとき切り口と決め方をいくつか共有して終わりたいと思います。


ポジショニングは2つの要素で決まります。

・ポジショニング軸の取り方
・ポジショニング軸の決め方

それぞれ説明します。


・ポジショニング軸の取り方


ポジショニングには
「どんな切り口でポジショニングするか?」っていう、

「ポジショニング軸」が必要不可欠です。


軸の取り方は4つ

①ターゲットの切り口
②提供価値の切り口
③価値観の切り口
④競合の逆張りの切り口

それぞれ説明します。


①ターゲットの切り口

「あなたのターゲットさん」を基にした切り口です。

例えば
「初心者」「中級者」「0〜1突破した人」「0〜1突破したい人」「伸び悩んでる人」

こんなイメージ。

リアルビジネスで言えば、

「ハーゲンダッツ」は「アイス=子供用」っていう業界の常識を
ターゲットを「大人」にすることで「大人の贅沢用」という役目を作って
強いポジションを築いた事例です。



②提供価値の切り口

「あなたが提供できる価値」に基づいたポジショニングの切り口です。

あなたは市場の人に対して、どんな価値を提供できるのか?

よく聞く
「機能的価値」「感情的価値」

この2つの切り口のことですね。


機能面で言えば
「0〜1突破させられる」「恋人を作る」「いい転職をさせられる」「ダイエットを成功させられる」

感情面で言えば
「のんびり」「最速で」「無理なく」「喜ばれる」「自信が持てる」


例えば、
同じカフェチェーンでも

・「スターバックス」は「おしゃれでくつろぎのある場所」「ちょっと高級感のあるおしゃれなコーヒー」

・「ドトール」は「気軽に立ち寄れる一時のオアシス」「いつでも気軽に利用できるリーズナブルなコーヒー」

みたいなポジションを作ってそれぞれのターゲットさんに向けてビジネスを展開しています。


③価値観の切り口


あなたのビジネスの価値観に基づいた理念・思想・一貫した姿勢をポジショニングに活かす切り口です。


簡単にいうと、
「何でそのビジネスしてるんですか?そのビジネスで顧客をどう変化させたいんですか?」みたいな質問の答えです。


例えばスマホ業界だと

国産のスマホは「多機能&高品質を追求する」って理念でポジションを取ってるのに対して、
iPhoneは「ユーザーフレンドリーとデザイン性を追求する」という一貫した姿勢でそれぞれポジションを取ってます。


④競合の逆張りの切り口

単純に競合の逆の切り口で自分のポジションを取る方法です。

例えば、
ネット検索だと

「高度な検索技術と徹底的にシンプルなUI」で勝負する「Google」

「たくさんの情報を集めて、情報をまとめて提供する網羅性」で勝負する「Yahoo!」

この2つは完全に逆張りのポジショニング戦略をとっているいい事例です。



・ポジショニング軸の決め方


次に、
あなたが見つけたポジショニング軸を決定するために必要な、

「決めるための基準」

説明していきます。

今まで説明していきたように
ポジショニング軸の切り口、取り方はたくさんあります。


だからこそ、
「自分はどの軸でポジショニングしていけばいいのかな?」って迷いますよね。

その選び方についての解説です。

選ぶ基準は「4つ」

①狭い市場のNo. 1になれるか?
②新しいカテゴリーを作れるか?
③競合の弱みを突いてるか?
④悩んでる人に必要か?

それぞれ解説です。


①狭い市場のNo. 1になれるか?


「ポジショニング=自分だけの役割を作ること」

これはすでに説明してます。

そのために必要なのが狭い市場のNo.1になることです。

例えば
「ネットニュース」
って聞くと何が浮かびますか?

スマートニュース?
Yahoo!ニュース?
グノシー?

じゃあ、
「ビジネスで役に立つニュースは?」って細分化したら?

多分
「News Picks」って浮かびません?

これが狭い市場のNo. 1を取るイメージです。

強いポジショニングを作るためには
徹底した「狭い市場のNo. 1になれるか?」を考えましょう。

そして、

差別化❌
自分だけの役目⭕️

この2つを意識しながらそのカテゴリーでNo. 1を目指してください。



②新しいカテゴリーを作れるか?


新しいカテゴリーを作れるポジショニング軸か?という基準は
新しいポジショニングを実現するために重要な基準です。


新しいカテゴリーを作って市場の中でいち早く認識を持たれれば
「そのカテゴリーを引っ張っていくリーダー的存在」になれるから。

どんなビジネスにせよ。
市場を引っ張っていくリーダーは圧倒的に認識されやすいです。


例えば
メガネ業界で今までたくさんのブランドがある中

「目が悪くない人のPC作業用メガネ」というカテゴリーを作って伸びたのが

「JINS」

あなたが見つけたポジショニング軸は
「新しいカテゴリーが作れるか?」という基準で見てみましょう。


③競合の弱みを突いてるか?


競合の弱みを突いて、
そこを解決できるようなポジショニング軸を取れば
簡単に競合と比べられないポジショニング軸を作れます。


例えば「コカ・コーラ」と「ペプシ」

コカ・コーラは歴史と伝統があるがゆえに熱狂的なファンがいるものの
その年齢層は「年配者」が多い。

そこをうまく突いて
「新しい世代のコーラ」として売り出したのが「ペプシ」

結果
「コカ・コーラ=古臭い世代のコーラ」というポジションに追いやることに成功

今や2番手のブランドとして、ポジショニングを確立してます。

「強い競合の中に弱みを見つけて、その弱みを自分の強みに変えられないか?」

この視点があるだけで、あなたのポジショニング軸の決定は楽になるはずです。


④悩んでる人に必要か?


何度も伝えてますけど、

「ポジショニング=差別化」という間違った認識を持つ危険性は、
認識の中に「お客さんの存在がいないこと」です。

ビジネスで大切なのは

「悩んでる人から必要とされるか?」

ここなんです。

どれだけ、自分独自のポジションを作ったりとったとしても、
悩んでる人に「必要だ」と思ってもらわなければ
そのポジショニング、あなたのビジネスに何の意味もありません。


必ずポジショニングを決定するときには
「このポジションは悩んでる人にとって必要なんだろうか?」こう自分に質問するようにしましょう。


と、まぁいろいろとポジショニングについて
つらつら語ってきたわけですが、
この話が役に立ったという方は
ぜひ𝕏でシェアしてくれると嬉しいです。


もっとポジショニングについて知りたいという方は
こちらのコンテンツでも自分だけのコンセプトの作り方を解説してます。↓

コンテンツ作成のコンテンツですが、コンセプトの解説に力入れてます。

後発組でネットビジネスに参入してきたなら

自分だけのポジションは必須です。

それがないと、十中八九ビジネスが超ハードモードからのスタートになります。

当然、収益化までの道のりも長く険しいものなるのは当たり前の事実ですから、時短の役割も兼ねて、ぜひ活用してください。



それでは、かなででした〜。

また〜。


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