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資格学校帰りにドトールコーヒーへ寄り道していた頃の話。

20代半ばから後半に掛けて資格学校に通っていました。
仕事が終わってから学校まで、片道1時間の道のりを車で向かい、授業後はまた車で1時間掛けて帰る。

そんな日が週に数日。
仕事後に学校に通う日々は、とても忙しかった半面、充実したものでした。
機会があれば、学校に通っていた頃の話も書いていきたいと思っています。


資格学校から駐車場までの帰り道。
帰宅途中で、よくドトールコーヒーのお店に立ち寄っていました。

授業後は先生に質問したり、他の受講生の人達と雑談したりで、閉館時間いつもギリギリまで学校に居残っていました。
学校の放課後に居残ってお喋りするような、そんな感覚でしたね。
学生時代に戻ったような感じで楽しかったです。



ドトールへ寄り道するときは、迫る閉店時間との闘いでした。
「間に合って!!」と願いながら、いつも駆け足で向かっていました。

息を切らしながら、ドトールへ飛び込むことが何度あったことか……。

週に数回お店を利用していると、店員さんの顔もだんだん分かってくるようになりました。
それはお店側も同じだったようです。

そりゃそうですよね。
閉店時間15〜20分前に、慌ててお店に飛び込んできては同じ飲み物を買って帰っていたので(苦笑)
お店側も1年以上経つと、私の事を覚えてくれていたようでした。


ある日、会計時に駐車券を出し忘れたことがありました。
その時に、
「駐車券はお持ちでしょうか?」
とマニュアル通りの問いかけではなく、

「今日は駐車券って、大丈夫でしたか?」
と顔馴染みの店員さんが訊いてくれたおかげで助かった事があったのです。

当時よく会計してくれていた店員さんは大学生くらいの女の子でした。
その方は研修中だった頃からよく見かけていました。
その後、独り立ちして新しく入ってきた新人さんに教えている場面を見たことも。
遅くまで頑張っていて偉いなぁ、と感心。


仕事と学校と休みなく動き回っている中で、ようやく取れるひと時。
それが資格学校からの帰り道に立ち寄るドトールのお店でした。

時には、仕事で嫌なことがあったり、学校のテストでいい点が取れなかったり。

落ち込んだ時にいつもの店員さんから、
「お疲れ様です!」 
とカップを渡してくれる時に声を掛けてくれた時は、あまりに嬉しくてちょっぴり泣きそうになりました。

何気ない声掛けだったのかもしれませんが、当時の私はその言葉がとても暖かく優しいものに聞こえました。

数年間でしたが、朝から仕事に勉強に、ぎっちり詰め込まれた予定に追い立てられながら毎日生活していました。
当時はホッと一息吐く時間がなく、何だかよく分からないまま一日が終わっていたので、時間がいくらあっても足りないくらいでした。

慌ただしい日々の中で、誰かに「お疲れ様」と声を掛けてもらえると、
今日も一日ちゃんと頑張ったんだな、と思えました。


「いつもありがとうございます♪」
私も店員さんにお礼をいつも言ってからカップを受け取り、駐車場へと引き返していました。

車に戻り、荷物を置いて、運転席に座ってから、買ったばかりのホットココアを一口飲んで出発。

寒い日に温かい飲み物を口にすると、また格別に美味しかったです。
ドトールのホットココアは、熱々で濃厚なココアにホイップクリームが乗っていて美味しいですよね!
夏でも冬でもホットココアをいつもリピート買いしていました。

今でも仕事帰りにスタバやドトールに寄り道しています。
noteの記事にも何度かスタバに寄り道したことを投稿済み。

仕事帰りのルート上にスタバしかないため、ドトールへ行く頻度は少ないのですが、今でも別店舗のドトールに時々ですが足を運んでいます。

忙しくて大変だった毎日の中でホッとした時の気持ちを味わいたくて、何となく買っているんだろうな……。


仕事帰りに飲み物を買って帰るのは、資格学校に通っていた頃の名残りみたいなものです。
残念ながら、距離的にいつも立ち寄っていたドトールに行くのは難しくなってしまいました。

またお買い物などで近くを通るときにでも、資格学校の帰りに行っていたドトールへ行ってみようと思っています。


追記(2022.2.25)

仕事帰りにドトールへ行ってみました。

「マシュマロふんわりさくらオレ」を購入。

さくら味で甘くて美味しかったです!

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