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組織の目標達成に必要な●●、共有できていますか?

こんにちは。
チームプロセスコーチ®の池田佳奈子です。

本日は、様々な企業様に伴走させて頂く中で最近強く感じている、
「組織のビジョン・目標の実現のためのストーリー共有」の大切さについて綴ります。

多くの企業における課題認識と、大切だけど抜けがちなこと

ここ最近も、リーダーシップ開発や組織風土改革などをテーマに様々な企業様との対話やご支援をさせて頂いていました。

各企業様にとにかく共通する課題感は、
「従来のやり方のままでは中長期的に成長できない!」という危機意識。

外部環境の大きな変化の中で、事業構造の変革や新規事業の推進などを当面の経営目標に掲げられた上で、弊社にはそれを実現するための「人の育成」や「組織風土改革」のご相談を頂いたり、実際にご支援させて頂いている状況です。

その中で常々感じているのは、
「なぜ、それが必要なのか?」「なぜ、それをやるのか?」の言語化と共有の大切さです。

例えば、こんなことがありました。
詳細は伏せますが、とある企業様で「コーチング風土の醸成」をテーマにご支援させて頂いた際のこと。
全管理職に向けてコーチング研修を実施予定のA部門の部門長は、
「やるなら、我々の事業部目標(新規事業開発)達成のためにコーチングを使えないと意味がない!事業開発にコーチングをどう組み込んでいくのか?」
と企画側の人事部に強く仰っていました。

もちろん、目標達成のための一つの手段に「管理職のコーチングの習得」がある訳ですが、逆に言うとコーチングは新規事業開発の必要十分条件ではもちろんありません。
「管理職がコーチングを習得する→部門目標を達成する」と、論理が飛躍してしまっているのですね。

ですが、この2つを結びつける位置づけとなる「意味づけ」や「ストーリー」はとっても重要で、明確に言語化・共有する必要があると思っています。
例えば、
「部門目標(組織の目標)を達成するために、●●●の状態が必要だ→そのための手段の1つとして、管理職がコーチングを習得・実践する必要がある」
の「●●」の部分ですね。

施策を企画される人事の皆さんの間では何となく共有されていても、他の現場では認識されておらず混乱を招くことがあります。

目標達成のために必要な、私たちの●●って?

そこで目を向けて頂きたいのが、やはり「あり方(Being)」と「関係性(Relation)」です。

外部環境が変化し、そして事業戦略が変化すれば、それを実行していく「個々のものの見方・考え方」、そして「人と人との関わり方や関係性」も、新しい目標に対して適切なあり方に変化しなくてはなりません

例えば、
「組織の目標を達成するために上司は部下にどのように関わっていく必要がある?」
「リーダーは、これからどのようなリーダーシップを実践していく必要がある?」

この辺りをしっかり言語化していくのですが、
理想は当事者たち自らが考え、言語化していくことです。

それが出来れば、当事者の皆さんに責任と自覚が芽生え、自分ごとになり、
そして新しく学ぶスキルについてもその理由が腹落ちしているので、実践角度は高くなります。

来期に向けた施策検討の季節。
ぜひ組織ビジョン・目標達成のために必要な「私たちのこれからのBeingとRelation」、考えてみてくださいね!

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私たちが変革に伴走させて頂く際には、必要であれば
その組織のビジョン(パーパス)や中長期の事業目標を踏まえた「私たちのあるべき姿」の言語化から、ご支援させて頂きます。

ご相談や壁打ち1on1は、ぜひ こちらよりお気軽にご予約ください。
私がお話させて頂きます(Zoomで50分前後です)。

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VUCAの時代に成長を続けるリーダーの育成とチームづくりを支援する
株式会社Being and Relation


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