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雑談

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GGP2024の振り返り

GGP2024の振り返り

応援ありがとうございました。

アクセルトラッククラブの草野です。

本日GGPに出場してきました。
結果は10.59(-0.7m)でした。

4/27に佐野スプリントで10.20(+1.1m)のPBで走った事で転がってきたチャンスですが、チャンスを引き寄せたそのPBのツケを払う事。しかもそれが36歳でならどうなるかを、その頃の私はまだちゃんと理解できていなかった…

PBを出してダメージも出るだ

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2023年全日本実業団を終えて

2023年全日本実業団を終えて

アクセルトラッククラブの草野です。

2023年の全日本実業団は結果として見れば個人はPBタイの10.28に3位入賞で表彰台と悔しさもあれどトータルでは満足のいく結果となりました。

4×100mRは連覇も狙いつつ、東京ガスエコモが参戦すると聞いていたので彼らに負けないようにとチーム全員で年間を通じて様々な試合や練習の機会を経てステップアップしながら戦いにいけたと感じています。負けてしまったのは悔

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2023日本選手権を終えて

2023日本選手権を終えて

まずはサポート、応援してくれた皆様ありがとうございます。アクセルトラッククラブの草野です。

2023年も日本選手権に出場してきました。
結果は10.48-0.9m 、組6着でプラス枠を勝ち取れず予選落ちとなりました。

悔しさは当然ありますが、程度として大きくはありません。

理由は二つあり、1つは現状のやりたい事を体現できた。今出せるものをしっかりとできた満足感はあります。
2つ目は今の力では

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2023年ダイヤモンドリーグを見よう(Doha)

前日マイケル・ジョンソン氏があるツイートをしていました。

SNSは各地の好記録を速報として届けています。我々はそれを『数字』としてのコンテンツとして消費していて、そこにある『勝負』を見ていないのでは?
とメッセージを出していました。

私も各地の好記録を見るのが好きですし、良い記録が出たなら拡散もしているので思うところはあります…しかし多くの好記録は決勝を走ったメンバー達との競争の結果であり、そ

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ベジータに学ぶプライドの高さ

ベジータに学ぶプライドの高さ

『プライドが高い』
そう聞いて皆さんはどんなイメージを抱きますか?

Googleで検索すると残念ながらネガティブなイメージの方が引っかかりやすいと思います。

しかし僕は思うのです。ネガティヴなイメージが持たれるプライドなんて本物のプライドではないと。

プライドとはなぜならプライドとは

誇り、自負心、自尊心

であるからです。

プライドを持つとは、自分自身が誇りに思える自分自身である事です

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自主性の先に

自主性の先に

スラムダンクで好きなシーンの1つは合宿編です。花道が自らビデオで自分のフォームを見直し、自ら課題を見つけ、自ら相談をする。自主性を持って取り組んでいく姿が感じられます。

自主性、という言葉をスポーツ現場で聞いて久しい思いもあれば未だに自主性が損なわれていると議題になる事もあります。

例によってWEB辞典で調べると、

他に頼らず、自分の力で考えたり行なったりすることのできる性質。

また英語圏

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歴史の中の1人

歴史の中の1人

先日母校の順天堂大学に行ってきました。

変わらんなぁと思うものも沢山あれば、『なんだあれは!』と驚くものも幾つも…そして陸上競技場の前の歴代記録掲示板にも同様の想いを感じました。サムネイルの写真がその掲示板です。

歴史に名を刻めお前らまるでそう言われているかの如く、校舎から陸上競技場へ向かうと否応なしに目に飛び込んでくる掲示板。そこには順大の歴史のTOP3の記録が掲示されています。

上位の記

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闘う貌

日本選手権は勝ち負けの場です。様々な種目で、様々な立場、様々な状況の選手達が各々想いを秘めてウォームアップをして勝負の場へ向かいます。

サブグランドではウォームアップしている姿を見て、あるいは大型スクリーンを通じて直前の表情まで見る事ができます。

今回コーチ仲間と話していたのは『表情』についてでした。

殺気立つ物騒な言葉ですがコレに尽きると思います。興奮していても、一見そうは見えなくとも、覚

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スーパースターとは

スーパースターとは

2022オレゴン世界陸上が閉幕しました。

開催前は会場が田舎だとか収容人数が少ないだとかサブトラが四角だとかチケット売れてないだとかネガティヴな情報が溢れていましたが、蓋を開ければ最高の大会だったと言われるほどの出来栄えでした。

現地で見ていた方からも最高の雰囲気だと

開催期間中に現地に居る上記の2人、@EKIDEN_News さんと@RindaEX ことMB林田とスペースなど使って感想を話

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ローザンヌ2022見ようよ

ローザンヌ2022見ようよ

世界陸上も終わり、ダイアモンドリーグも残すは3戦。見どころしかない競技ばかりですが、私のお気に入りの選手が沢山参戦する男子200mを今回は紹介したいと思います。レーンは変わる事もあるので許して下さいね。

公式サイトはこちら⬇︎

1レーン
charles dobson🇬🇧
2018年のU20銀メダリスト。先日のヨーロッパ選手権でも5位に入るなどイギリスの期待の星でしょうか。ヨーロッパ選手権で

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2022年ダイヤモンドリーグファイナルを見よう②

2022年ダイヤモンドリーグファイナルを見よう②

今回は男子200mについてです。現在スプリント種目の中で最もレベルが高く、タレントも揃っているのが200mだと思っています。最終種目でもあり注目の200m。追っかけていきましょう!

ツアーの振り返りと前編の男子100mはこちら⬇︎

1.Kenneth BEDNAREK東京五輪で銀、オレゴン世界陸上で銀と確かな実力を示し続けているベドナレク🇺🇸昨年のダイヤモンドリーグ200m覇者でもあります

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2022年ダイヤモンドリーグファイナルを見よう①

2022年ダイヤモンドリーグファイナルを見よう①

いよいよダイヤモンドリーグファイナルの時期となってきました。ここはいわば『今年の旬』というべき選手達が集まる場所です。

ツアーを追っかけて見てきた人には馴染み深い顔ぶれではありますが振り返りながら選手紹介したいと思います。今回は男子100m!
ツアーの全ては⬇︎にあります!要チェック!

1.Yupun ABEYKOON今年スリランカのNRを9秒台に乗せ、勢いに乗るyupun。今季はオスロ大会か

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地面に対してストレート🤛

地面に対してストレート🤛

先日某所にてスプリントクリニックをした際、ある学生から質問されました。『自分の学校では膝の角度90度にしろと徹底されているのですが、今日教わった事は矛盾しないのでしょうか?』
それに対する私の回答は
『君の指導者は全ての局面で膝の角度90度にしろと言ってるの?そうでないなら矛盾じゃないでしょ?』と改めて全体の話をした事でその学生が教わってきた事との整合性が取れた様で納得していました。今回はそんな話

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コスパ、とは?

コスパ、とは?

コスパ、いわゆるコストパフォーマンスは近年お買い物事情において重要視される要素です。同じお金(コスト)を払うのであれば中身のクオリティ(パフォーマンス)が高い方が良いのは当然の事です。クオリティが同じなら、より安いものを選ぶのも当然の事でしょう。その判断の材料がコストパフォーマンス、費用対効果だと思います。

しかし最近思う事もあるのです。コスパが高いものが良いもの、となっていないか?という疑問で

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