2023日本選手権を終えて
まずはサポート、応援してくれた皆様ありがとうございます。アクセルトラッククラブの草野です。
2023年も日本選手権に出場してきました。
結果は10.48-0.9m 、組6着でプラス枠を勝ち取れず予選落ちとなりました。
悔しさは当然ありますが、程度として大きくはありません。
理由は二つあり、1つは現状のやりたい事を体現できた。今出せるものをしっかりとできた満足感はあります。
2つ目は今の力では予選は通れないと納得しているからです。
予選のラインナップを見た時に多分私の1組目からプラスが出るであろう。その枠を勝ち取るには4番手で10.30くらいかなと予想していました。
10.30はPB(10.28)が出そうな今なら狙えるだろうと考えていました。
蓋を開けると向かい風0.9mの状況で10.48。良い追い風が吹けば10.30も狙えたというパフォーマンスで手応えとも一致していました。
予想を外したのは参加選手達のレベルアップです。
2011年の頃の10.33は一桁順位に相当する記録でした。しかし2023年になり10.33は50位相当。
予選のプラス通過タイムこそ10.33でしたが、風の状況や組の突破者の顔ぶれを見ると10.25を突破できるかどうかがラインだったのかなと感じました。
そして決勝はおそらく10.20を切る選手達で決まると予想していましたが、プラスの枠が10.1の持ち記録を持つ水久保くん、鈴木くんの2人が収まりました。
僕は良い状態、良い走りはできましたがシンプルに今の日本を勝ち上がるには足りてない。それがレース後に浮かんだシンプルな感想でした。
いっそダメなレースをした方が言い訳できて気楽かもしれませんが、遅かれ早かれ向き合う話なので今自覚できて良かったなと。
10年前と変わらずにいた事で10年間で日本が強くなったと実感できる良い体験でしたが、それはそれコレはコレ。
PBの10.2だけでなく、その先の領域に行かないと日本選手権で戦う楽しさを味わえない。
若い選手達の躍進で目線を持ち上げられたな、と思います。
今日は日曜日、早めに寝て明日のヘルマンデーに備えたいと思います。
次は布施スプリントを予定しています。
もう1歩2歩先を目指して頑張ります!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?