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あの日 あの時 あの場所へ 【弐】 でも前編。


熱海、箱根の旅 二日目です。


1日目はこちらから。



※新エディタなるものがイマイチ使いこなせないため(変換速度のラグとか入力時の取りこぼしに耐えられんのです😭)、
旧エディタで編集をしています。
そのため、写真につける説明書きのポイント(大きさ)が 他の文章と変わっていません。
見づらかったら申し訳ないです💦
なるべく読みやすい編集を心がけます。


二日目!

珍しく晴れた!😍😍
やればーできるー!
と浮かれたものの…………


去年も実は初日は晴れていたのでした。
忘れてた………🤣

でもこれは夕刻の写真↑

一年前のこの時はお昼ごろに熱海入りして、
出来心で伊豆山神社へ行って
慌ててご祈祷の時間をずらしていただき、
天才タイムキーパーYOMEがバスを読みに読みまくって滑り込みセーフだったのでした。


2022年はその反省を活かし。
朝イチに挑戦です。

9:00始業と書かれているのに
トップバッターの予約は9:00…………😐ハテ?

9:00に社務所が開き
受付を済ませ
「支度に20分ほどかかることがありますので、呼び出しベルが鳴るまでお待ち下さい」と巫女さん。

………ですよねー😅

まぁ、遅れるより良いのです。


フードコートのような呼び出しベルを持ち、北風が冷たくて寒かったけど
朝の清々しい空気の中、散策。


おはずかしながらわたくし、朝がめっぽう弱くて
この時も半ば機嫌が悪いのです(笑)


こまたんのおけちゅ♥


暫くして
凍える直前でお呼び出し🥶

動画が載せられなくて残念ですが
竹林がザザザザ………と大きくしなって踊っていて
とても心地よい風が吹いていました。



………………けど寒い(๑¯ㅁ¯๑)

せっかくツィードジャケットを着ていたけど
寒くてコートを羽織らせていただきました(拝殿の扉がババーンと開いておりましたので通気性抜群)。

巫女さんが可愛くて😍
ずっとそちらを見ていたくなります。


ご祈祷のさなか………

予期せぬことが起こりました。

 

「お神楽をあげさせていただきます」というではありませんか😳

去年はありませんでした。

ご祈祷中は撮影禁止のため
これは後日 外から撮らせていただきました



年若い巫女さんが 御鈴と扇子を持ち 
お神楽上げをしてくださいました。

ここで。


この場所で。


胸が熱くなり、泣きたくなるのを堪えるのに必死で 奥歯を噛み締めました。

(後からわかったことですが、旦那氏はボロ泣きしていたそうです)


舞い終わり 御鈴にてお浄めを受け。

諸々の流れが終わり(省略)。

大楠のおじいちゃまに会いに行きます。
(私たちは おじいちゃまだと思ってます)

新しい通路ができて
少しは負担が減ったかな。

たまにインスタなどで 
この通路から降りてまで大楠に触って感慨に耽る方をお見かけいたしますが……………

我良し、の姿には 残念な気持ちになります。

前々回から
私たちは、幹には触れないことにしました。
大楠さまには長生きしてもらいたいのだもの……😢


遡ること5〜6年前、
ひとり旅で ふらりとこちらに訪れた旦那氏が
「次は嫁ッコを連れてきなさいよ」と大楠さまに言われ
「いやー、自分は結婚はしないッス」とヘラヘラ笑って帰ってきた その約一年後に
私と出逢い
「この人を連れていかなければ」と強く思ったそうです。

ロマンチックだねぃ😌


「紡來の縁」という飛び出し縁側ができていました。
揺れます!😂
旦那氏は「きゃああああ😭」と言って乗りませんでした。

とても気持ちが良いです。
鳥たちのさえずりと 木々のざわめき……🌳🌳🌳

癒やされる………🥰


……………けど寒い!(๑¯ㅁ¯๑)


ひとしきり楽しんでいるうちに
平日の午前中だというのに、気付けば沢山の人。
騒々しくなってきたし 先もあるので、
ひとまず移動。

三峯さまは移動され、デーハーになってました。
狛狼さんには近づけなくなってました😩


仕方がないので去年の狼さんたち。

と、三峯さま。

この手前の鳥居も青竹で、良かったんだけどな……………

というか
こんなにもあっさり、移動してしまえるものなのですね😳💦

以前TVで観た伏見稲荷大社さんも
洗練されたというか…………
今風いまふう』になられてました。

お狐様は同じまま。

前の御宮のほうが迫力あってよかったんだけどな…………•́ε•̀٥

やっと お近付きになれたのは2020年。


いってきます、と
来宮神社をあとにしました。


事前に調べておいたバス……………に乗りたかったけど
なにやら混み合いそうなので、
密を避け サンビーチまで歩くことに。


途中、「ATAMI KINOMIYA JINJA」的な(あまりまじまじと見るのも失礼かと思い、よく見てません)ロゴ入りのスウェットを着た男性がいて……………
あの方はおそらく宮司さんだろうな……🙏

ジョナサンの左側の坂を下ります。
「ジョ〜ナサ〜ン♪」と、四半世紀ほど前のスキャットを口ずさむのも忘れません
(;゚∀゚)=3

この石碑は以前からあったはずなのに、
今回初めて目を引く。
「俺の、唯一と言っていい恩師と同じ名前」と旦那氏がぽつり。

そしてこの坂が本来の参道であることを今更ながら実感する。


坂を下っていくと 古い古いお宅があり
ここは昔から、形は変われど旅籠を営まれていたのではないかと思います。
茶屋の賑わいの声が 遺っている気がするのです。


そして坂が糸川に差し掛かる辻に
来宮神社へ行く途中の休憩所が出来ていました。

その名も『宮坂の結び葉』

…………………………なんつー名を……😐

二人にしかわからないことではありますが
思わず真顔😐


🌿宮坂の結び葉🌿

……………しかし私たちは先を急ぐのです。
PULSE ULTRA。


糸川沿いを歩いていて、
左へ行くと通広山大乗寺、
まっすぐ行くこともできる道に差し掛かった折。

左へ行けば 湯前神社ゆぜんじんじゃ、私たちの大好きな場所があります。
でも 一刻も早く移動したい。
でもすごく引かれる。
「え〜、あ〜、うーん………湯前さん…行くか?………でも先は急ぎたい………けど………」ともんもんと悩む私を
珍しく旦那氏が黙って見ていました。
勘の鋭さは彼のほうが上だし
こういうときに彼が選ぶ道には 必ずなにか"収穫"となる物事があるのです。
それでも彼は黙っていて。

「よし、行こう」と私が選んだのは湯前神社への裏道でした。

初めてここを訪れた時は、
「近くに 『湯前神社』(この時は"ゆまえ"だと思っていた)てとこもあるんだって」と言い捨てるだけで(笑)、地図を調べるのは私の役目で
Googleさんにナビってもらいながら
「えっ?!  こんなとこを行くんですか?!」と不安になる裏道を行きました😅

近くへお越しの際は是非 この裏道を往かれることをオススメします。
なんというか………
ダンジョン感が楽しめます。←雑


そうしてたどり着いた湯前神社。
階段下からお辞儀をして
「こんにちはー、でももう行きまーす、ごめんなさーい」と 行こうとした 薄情な私😐

「あー、これは 呼ばれたね、ヨメ」と
旦那氏が大きな声を出しました。
「??」
「注連縄が落ちかけてる、ほらあそこ。拝殿のところ」

私目線。


………………見えません😐


なんのことを言っているのか全くわからないまま、ひとまず ちゃっかり温泉で手を温めます。

ぬっこーい😍

お風呂ー😍  ぬっこーい😍😍😍

源泉は熱いくらい。
足元もホカホカあたたかくて、
しばし手を温めます。

御祭神は少彦名命。
管理は来宮神社です。
源泉の岩の上にいらっしゃるご夫婦はどなたなのでしょう。
ネットで調べても出てきません。
風雨にさらされ、男神様のお顔が更に薄くなられていました😢

↑初訪問の2019年。
なぜか胸が切なくなったのを覚えています。



階段を上りきり拝殿前に着きますと、
旦那氏が言っていたように
お賽銭箱の上の注連縄が外れかけていました。
目が悪いのによく見えたものだとビックリ😳

風が強いため ゆらゆら揺れています。

やっと事態を飲み込んだ私😅
「どどどどどうしよう、脚立無いかな?!」と周りを探しますが
そんな感じのものはありません。
左奥に管理小屋のようなお家はありますが、人気はありません。

「いいよ、放っておこうよ。きっと大丈夫だよ」と 急に他人事になってしまう旦那氏をガン無視し、
管理されている来宮神社様にお電話をかけました。

こういう時の私は素早いのです(営業向き)。
事務局のかたに
注連縄の片方が外れていて
風が強く 今にも左側も外れそうで危ないこと(ここは少し大袈裟に言いました)をお話しました。
急ぎ見に行きます、と言ってくださったので電話を切りました。

…………………そうはいっても、のんびりおいでになるかもね……と思いましたけれども。

信じるほかはありません。

「相変わらず、ヨメは仕事が速いなぁ」と驚く旦那氏の目の前に
松ぼっくりがぽとりと落ちました。
「御礼かな?」と嬉しそうな旦那氏。
神社などでの拾い物はあまり持ち帰りたくないのですが………
彼が判断したならきっと大丈夫。

「誠に勝手ながら先を急ぎますので
これにて失礼いたします。
来宮神社の方が見に来てくださるとのことなので、もう少しだけご辛抱くださいね」
と結構デカい声で言いながら拝殿にペコペコ頭を下げ。


石段の手すりに沿って下りながら

石の間から生えてきた小さな松ちゃんが
「僕が見てるから大丈夫だよ!」と言ってくれた気がしました(せん妄と紙一重)

松坊やを旦那氏がそっとナデナデ。
「よろしく頼むね」と言っていたので
おそらく私と同じように感じていたのかも。

近くの保育園から 小さいさんたちの声が聴こえてきます。
この環境で良かったなと思いました。


間欠泉を通り過ぎ。

通りかかった時、ちょうどブシューッ💨

本当は熱海の駅のロッカーに ご祈祷の授与品などを置いていこうと思ったのですが、
どうせサンビーチまで出るので
一旦ホテルに戻り、装備を精査して行くことに。

晴れてはいましたが
とにかく風が強くて寒かったのです。
ツィードのジャケットは脱いで インナーをニットに替え
(わざとワンサイズ小さめの●ニクロのメリノウールは インナーにするとほんとうに温かいのでオススメです)、
カバンもハンドバックを置いてボディバッグだけに。

何度調べてもGoogleさんは熱海→小田原間を新幹線に乗せたがるので(たしかに去年はその荒業を使ったが)
無視してJRで小田原へ。
そして小田原で またもやろまんしゅかー😍に!
しかもまたVSEに乗れる!

あぁ、イイ!😍
いいわぁ〜😍😍😍

この時に切符を販売してくれた駅員さんもいい人(青年)で、
「間もなく引退する車両です」と教えてくれました。
うん、おばちゃん 知ってる!
知ってるけど「そうなんですか、寂しいですね😢」と応えてしまうあたりが接客業の悲しき性か。

小田原駅からろまんしゅかー😍に乗る時は
駅のホームで直接、切符を購入できます。200円です。

わぁ〜💕2がいっぱい💕
とか言ってみたら「それはあざとすぎ」と旦那氏が爆笑。

ろまんしゅかー😍、混んでました。


箱根湯本駅でのバス選択もお茶の子さいさい(古い)

スタスタバス停に向かったため、先頭で並び 座れたのでひと眠り😴
眠れる時に寝て 食べられる時に食べ
トイレを見たらすぐ行く(箱根に来るとトイレ近い)。
生きる鉄則です。

バスに揺られることおよそ40分。


バスもめちゃくちゃ混んでいたので
元箱根港までは行かずに「箱根神社前」で降りることにしました。

いやー、晴れてるって良いですね。


…………でも寒い!(๑¯ㅁ¯๑)



長いので  後編へ続きます
─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ


よろしければお付き合いくださいませ☆

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