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エッセイ#1 ひとりでバーに行く価値

最初に1つ強く主張しておきたいのが
私のお酒に対する愛を
その辺の酒好きと一緒にしないでほしい。

並々ならぬ愛なのである。


お酒は人を繋いでくれる


月に1、2回ほど1人で繁華街へ行く。
朝までふわふわ飲み歩くのが好きだ。
もちろん2人で腹を割って話したり
数人で賑やかに飲むのも好きだ。
お酒は人と人とを、繋いでくれる。

一人で飲んでても、決して一人じゃない。

バーへ行くきっかけ

炭酸が飲めなかった。
ビールや缶チューハイなど
私の中ではお酒=炭酸であったため
興味もさして湧かなかった。

しかし気付く。バーに行けば
炭酸じゃないお酒があることに。

比較的どこでも1人で行けるタチなので
初っ端から1人で向かう。
これがお酒の世界に魅入られる
引き金となった。

このバーでの煌めいた1日に
ついてはまたいつか。

1人バーは"初めまして"の繰り返し


一人で飲み歩き、そこで出会った
方々の意思を聞くのが好きだ。
バーのマスターとか
たまたま隣にいた人とか。

バーにいる人間は、芯を持っている。
仕事、恋愛、人生、どんな話をしても
その人なりの視え方を教えてくれる。

初対面で素性を知らない人の
価値観は、思考カッチカチの私に
新たな視野をもたらしてくれる。
そんな時間に、心が奮い立つほどの
価値を感じるのだ。

そして、出会った方々が
別のお店を紹介してくださり
そこでまた新たな出会いがあって…
と言うのを繰り返している。

これからもそんな風に飲み続けたい。
世界の広さを見るよりも
自分だけの世界を広げた方が
私は幸せだ。

そして広げた世界を、いつか誰かに
還元できたらと思っている。

#いい時間とお酒  

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