お夜食のある深夜だけの読書喫茶、ほしくない?
読書できる場所は、深夜になると無くなる。
夜に寂しくて苦しくなると、いつも本の中に
逃げた。
けど、本当は誰かと一緒にいたい。
本当は、自分じゃない人間のいるところで
朝が来るまで過ごしたい。
人の気配を感じられるところで本が読みたい。
いつかそんな拠り所を作りたいという夢の話。
小さくてうす暗くて、あったかい場所。
どうしようもなく寂しくて苦しくなった人が
逃げ場を求めて集まれる場所。
深夜だけでいい。始発までやっていたい。
おむすびと豚汁とか、出したい。
厚切り