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五感で、こころで、楽しむ晩秋。
日が暮れるのもずいぶん早くなり、いよいよ秋も終盤に差し掛かかってまいりました。
本日から二十四節気では「霜降」という季節に入ります。(先日まで「しもふり」だと思っていましたが、「そうこう」と読むそうです。笑)
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柿が美味しい季節にもなりましたね。
昔はさほど好まなかったのですが、歳を重ねるごとに好きになっている不思議な存在です。
栄養も豊富で「柿が赤くなると医者が青くなる」なんてことわざがあるほど。免疫力も上げてくれ、風邪予防にもおすすめの頼もしい果物です。
漢方では体を冷やす食べ物に分類されるので、そこだけ少し注意して、おやつに温かい飲み物と一緒によくいただいています。
また外では、道端に咲く色とりどりのコスモスが風に揺れていたり、金木犀の香りがいっそう強く漂ってきたり、秋の盛りを至る所で感じられます。
金木犀は秋の象徴として知られていますが、私が本当にこの花の存在を実感したのは東京に来てからでした。地元である北海道や、青森などの寒い地方では育たないため実はあまり馴染みがありません。
しかしその存在は方々で耳にして知っていたので、はじめてその香りを感じた時「これがあの噂の金木犀か!」と感動したのを強く覚えています。
今住んでいるマンションのエントランスから始まり、最寄り駅まで向かう道中にある住宅のお庭にたくさん植えられているので、今の時期は駅から外に出た瞬間から強い香りを感じる程。(これって普通のことなのでしょうか。それともこの辺りは多く植えられているのかな。)
もう一つ、東京に住んで感動したことと言えば、桜を3月に見れたこと!
北海道は桜が遅く咲くためお花見は4月下旬から5月のGWあたりが見ごろ。
しかしこの時期は天候が荒れやすく、タイミングが悪いと満開を堪能する前に散ってしまうこともあるので、暦通りに花を楽しむことができるのは、いつもとても嬉しく感じています。
(他にも、梅雨の紫陽花や、竹林、あと瓦屋根の家がたくさんある街並みも新鮮でした。)
旅行などでも体感できますが、住んでみると分かること、離れてみて知った発見などもたくさんあって、そんな違いを楽しむのも私は好きです。
気づくと秋から逸れた話になってしまったので、今日はこの辺で。
来月上手く予定を作れたら鎌倉へ紅葉を観に行きたいな、なんて思ったり、まだまだ楽しみがいっぱいの秋。
皆さんもぜひ堪能してみてくださいね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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