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夏の終わりと、わたしと和菓子。

私の今住んでいる家は神社が近く、境内には大きな木々がたくさんあるので、夏になると蝉の声が窓から絶えず聴こえてきます。

聴こえ始めで初夏を感じ、8月上旬は力強い大合唱。そして、今の季節は日に日に数が減って行き、徐々に夏の終わりを感じると共に少し切ない気持ちになる毎日。
蝉の声は、命の音。夏は時間の流れを五感で強く感じさせられます。


夏の終わりと、和菓子。

老玉(うばたま)
丹波神吉工場で炊き上げた小豆のあん玉を、
沖縄県産の黒砂糖を羊羹状にしてころも掛けした和菓子。

今日は私が愛してやまない和菓子屋さん『仙太郎』の老玉とくず桜を頂きました!
和菓子が大好きなので季節の変わり目でたまに贅沢なおやつ時間を過ごしています。

くず桜などの夏の和菓子はもうすぐ終わりで、次は栗むしなど秋の和菓子に変わっていくようです。(もう待ち遠しい…!笑)

本当に美味しくて幸せな気持ち。
蝉の声と共に、夏の終わりと秋の予感を味わう穏やかな午後となりました。


たまたま見つけた出雲の松葉茶。

今回緑茶を切らしていたので代わりに松葉茶。少し風味に癖があるけど、すっきり飲みやすくお気に入り。
和菓子とお茶の相性って、なんでこんなに良いんでしょうね!最高です。


季節を楽しむ一冊。

今年の7月あたりに書店で出会った一冊。
歳時記研究家の広田千悦子さんが季節の行事と植物の楽しみ方を紹介しています。美しい写真と共に添えられた広田さんの文章がすごく素敵で、心から季節を楽しむ様子がじんわり染みわたるような気持ちになります。

全部いっきには読まず、二十四節季ごとの章をその時期に合わせて読み進めているので、この本のおかげでさらに季節の移り変わりが楽しみになっています!

もうすぐ秋。
さて、今年はどんな秋を過ごしていこうか。


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