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リサイクルショップめぐり!

こんにちは。きっかけアクセサリーのお店カナ・ノワール堂、店主の音海奏乃です。

今回は、私の小さなお楽しみ、たまに訪れるリサイクルショップのお話をつづりました。

皆さんは、リサイクルショップと聞くとどのような印象を持ちますか? 今はSDGsなど、環境に興味を持つ人が増えてきて、リサイクルやアップサイクルが注目されるようになりました。けれど、一昔前のリサイクルショップは、なんとなく店内が薄暗くて、よくわからないものがよくわからない値段で売っている……なんてイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

いろいろなイメージがあるとは思いますが、ここでは音海奏乃流の楽しみ方をご紹介しますね。

行くのはチェーン店!

基本的に、個人で経営しているお店には行きません。というよりは、いけません。ヤドカリはよほど欲しいものやなじみがない限り、個人店には恐れ多くて入れないのです。す、っと覗いては、しゅ、と引き返してしまうので、今のところ、もっぱらチェーン店のみを回っています。

チェーン店のいいところは、買取基準がほぼ明確なので、販売するときの価格にも店舗間で大きな差が出ないことです。たまにはお店によって同じ商品がかなり差がある値段で売られていたりします。が、基本的には平均的な価格設定なので、いくつもお店を回って、値段を比較する必要があまりありません。

また、大手にもなると、あらゆる場所に店舗と知名度があるため、商品が集まってきやすいのです。特に大型店と言われる規模が大きい店舗ほど、買い取れる商品の数や幅が広いので、探している商品に出会いやすくなるのです。

せっかく行くなら数店舗!

今はこんなご時世なので、いわゆるハシゴをすることは滅多にありませんが、以前は一日に2件以上巡っていました。それも、できるだけ離れた場所にある店舗に行くのです。というのも、離れたところになればなるほど、そこに住む人たちの暮らしが変わってきます。そうすると、使うものも変わってくるので、お店に集まるものも異なってくる。ということは、様々なアイテム、もっと言えば文化に出会えるのです

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小さなリサイクルショップでも、そこにはそこの良さがあります。集まる商品が違うことで、一度に時代も文化も見て取れる。そうすると、自然と「この年代にはこういうものが好まれているんだな」「今はやっているものの原点はこれか」「ここで暮らす人たちはこういうのが好きなんだな」と学べます。そうすると、なんとなくですが、雰囲気から勉強ができるのです。特に、洋服やアクセサリーは場所によってまったく商品が異なるので、「嘘だぁ」と思う方は、やってみてください。多摩川を渡るだけでも変わってきたりしますよ。

で、何をするかというと……

先ほど書いたように、そこで暮らす人がどんな生活をしているかによって、集まるアイテムが異なってきます。ということは、自分が求めている商品は、どの店に行けばおいてある可能性が上がるのか、わかってきます。

自分がほしい商品を探しに行く場合は、そのままありそうな店舗をめがけて行きます。リサイクルショップとはいえ、新古品と呼ばれる、"新品で使われていないけど一度は人の手に渡ったもの"が売っています。そういう小物を探しに行くのです。

もちろん、中古品と呼ばれるものでも、傷や汚れがなく、新品と見分けがつかないようなものもあります。箱や説明書がないだけで、機能は新品と同じでもお得な場合も。そういう商品を探しに行くのが、メインの楽しみ。

ちなみに一番楽しみなのは、「新品のハンドメイドパーツ」「いい感じの撮影小物」を探すことです。これらについては別の記事にまとめますのでそちらをお楽しみに♪

Win-Winの関係をこれからも

リサイクルショップは、何かを手放したくなった人が、商品と引き換えにお金を受け取る場所です。世の中では、まだ使えるものもいっぱいありますが、たいていその多くはそのまま捨てられてしまいます

でも、手放してくれた人がいるおかげで、私はそのアイテムと出会えたのです。もし、その人がごみ箱に捨てていたら、私はそのアイテムと出会うことはなかった。そんな奇跡的な一期一会が感じられるので、リサイクルショップは大好きなのです

もちろん、リサイクルショップだってお店です。ある一定のタイミングで、売れないものは処分しています。最終的には、ごみになってしまうのです。実はリサイクルショップの店員側も経験しているので、その辺りは胸を痛めていました。

だから私は、できる限りリサイクルショップを利用しています。手放してくれた人はお金を得て、手放した商品に、私はお金を払って大切に使う。結構、いい関係だと勝手に思っていて、これからもできる限り続けていこうと思っています。もし、「それ、いいかもな」と思ってくださる方がいたならうれしいです。自分が楽しくできるところから、地球にもいいことができるってうれしいですよね

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今回は、楽しみの一つであるリサイクルショップ巡りについて、さらっと表面的にご紹介しました。もし、同じ趣味をお持ちの方がいたら仲良くなれるかもしれませんね。

きっかけアクセサリーのお店カナ・ノワール堂

音海奏乃

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