車内に本棚と可動式テーブルを作る方法

軽バンをバンライフ仕様に改装しています。今回は、本棚と可動式テーブルのDIYについて。

これで「衣食住＋遊＋働」ができる拠点になりました！

コンパクトでシンプル、そして安価。必要十分な装備になったと思います。
箱バンタイプの車に乗っていて、普段づかいにもしたい方に参考になるのではないでしょうか。

前提条件

▲車種はスズキのエブリイ。車内広々。

車の利用方法は、普段づかいの他、車中泊旅や、簡単な農業など。多様な使い方をするので、どのシーンにも対応できる装備にしたいと思います。

友人や家族をのせることもあるので、後部座席も簡単に出し入れできることを条件に制作を進めていきます。

廃材と材料800円で棚を作る

▲新たに購入した材料

・紙やすり（#80,#180,#400）
・L字金具×4個
・六角ボルト M6×30
・ゴムシート

まず、基本の構造となる本棚を作成しました。

はじめに、棚を単体で作成します。
寝床を確保するため、シングルの布団が敷けるように、奥行きの浅い棚を作ることにします。

ちょうど、2×4などの余った木材があったので、今回はこちらを利用しました。

▲これは上の棚に使う木材

▲余りものの柿渋を塗り、耐久性をUP

下の棚と、上の棚を別々に作り、バランスをみながら合体させます。
その後、車に固定しました。

車体と接触する部分は、ゴムを両面テープで貼りつけ、キズと音を防止しました。

▲車に固定する木材（廃材のため穴あき有）

六角ボルトを使い、木材を固定することで、車と棚を簡単につなぐことができました。L字金具が便利です。

これで車内に固定式の棚が完成しました。

ただし、移動時の物の落下を防ぐためにはもう一工夫必要です。
これについては、このあとご紹介します。

100均グッズを活用して車内収納の落下防止

この方法が、一番シンプルかつ安価に、収納スペースを無駄なく使えるんじゃないかなと思います。

用意するのは、100均で手に入る、この2点だけ。

▲ワイヤーネットと吊り下げフック

木の扉をつけることも考えたのですが、作業量、材料費的にワイヤーネットの方が簡単で安いという結論になりました。（片面300円）

収納物がよく見え、掲示板や壁掛け収納としても使えそうなので、気に入ってます。

ワイヤーネットはピッタリのサイズの物を用意するのは難しいと思うので、一番近いサイズを選びましょう。

ひっかける場所は多いので、案外何とかなります。
フックを固定する際に、ネットを合わせながら作業するとまちがいないでしょう。

▲ 本棚　揺れても落ちてきません。

▲食器類や化粧品、文具などの小物を入れています。

棚は、片面本棚、片面小物収納にしてみました。

小物収納の方は、これまた100均の収納ケースを活用しています。

深さが色々あって、フタ付きタイプもあるので、入れるものによって使い分けています。測ったわけではないですが、ピッタリおさまってくれています。

コンパネで取り外し可能なテーブルを作る

車内棚と合わせて使う、取り外し可能なテーブルです。

作り方は簡単。

コンパネをカットし、ストッパーとなる木材をビス止めするだけです。（接着剤でも可）

私はのこぎりでカットしましたが、長いのでホームセンターでカットのサービスを使うのがよいと思います。

手作業でも問題ありませんが、電動のこぎりが早くてきれいに仕上がります。

本を読んだり、パソコンで作業したり、料理や食事もここでできます。

リアハッチを開けると、きれいな景色を見ながらコーヒーも飲めそう。
夢が広がりますね！

▲作業中にあがりこんできたペットのヤギ

完成品と収納した図

こんな感じになりました。

寝る、食べる、遊ぶ、働く、全てが叶う快適空間です！

（あとは、電源確保のための装備がほしい。）

後部座席も問題なく使えます。

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