勉強のモチベーションを保つ方法
私は今まで、英語だけでなく、韓国語・ポーランド語・イタリア語・中国語など、たくさんの言語を勉強してきました。
「どうやったらそんなに、勉強するモチベーションを保てるの?」と質問をいただいたので、私なりに長く勉強を続けられてきた理由を考えてみました。
嫌になったら休む
一番大事だと思うのは、自分の心の声をきちんと聞くことです。
「勉強したい!!」モードの時は問題ないですが、「勉強したくない。。。」モードの時にきちんと「勉強しない」ことが大事だと思います。
なぜなら、無理をして続けると、勉強自体が嫌いになってしまうからです。
外国語は習得までに時間がかかるので、長距離走がメインです。(1ヶ月でペラペラになったと言っている方もいますが、自分の全生活を投げ打って勉強していたりするので、私には真似できませんでした。。)
なので、自分の心が「もう嫌だーー」と言っているときは、気持ちに従って、きちんと休むようにしています。
そうすると、半年・1年と続けていくうちに自分の成長が見えますし、無理な勉強もしていないので、その言語のことを好きでいられます(^ ^
TOEICがつらくて試験会場に行けなかった大学生さんの話
大学生の生徒さんの話ですが、TOEICの勉強が辛すぎて、一度心が折れてしまったことがありました。TOEICの試験が間近に迫っているということもあり、少し多めに宿題を出していたのですが、おそらくそれが最後の引き金になってしまったのでしょう。その生徒さんは試験当日、試験会場に行くことができませんでした。(当時のことを本当に申し訳なく思います。。。)
そして試験後の授業で、「TOEICの勉強を続けるのがつらい。試験も2時間も集中しないといけないのが耐えれらない。」と話してくれました。
もしかしたら中には、「甘えてないで頑張りなさい!」と言う人もいるかもしれません。
でも私は、そういう時は、TOEICなど試験勉強のことは忘れて、一旦お休みするのがよいと思います。
なぜなら、そんな状態で勉強をしても、「英語なんか勉強して何の意味があるんだ」とか「どうせ自分は英語は向いていないんだ」などと、マイナスのことしか頭に浮かんできません。
勉強は本来、自分自身の好奇心やメリットのために行うものなので、自分の身にならなければ、勉強にかけた時間は無駄になってしまいます。
結局その生徒さんは、「今まで勉強してきたことを無駄にしたくないという気持ちもある」とのことだったので、一旦TOEICの勉強は完全にストップして、好きだった歴史・戦争をテーマに英語の授業を続けていくことにしました。
※"History for Kids"というサイトで、ソンムの戦いについての記事を毎週少しずつ読んでいきました。私も勉強になるところがありましたし、生徒さんも「へぇー!なるほどー!」と非常に楽しそうでした。https://www.historyforkids.net/
そしてそれを1ヶ月程続けた後は、「そろそろTOEICに対する抵抗感も薄れてきた」とのことで、勉強を再開し、その半年後くらいにTOEICを受験して、点数が140点アップという成長を見せてくれました!
もし、あの心が折れた状態の時にもっと頑張ろうとしたら、英語の勉強は大嫌いになっていたでしょうし、苦手意識も深く心に刻まれてしまっただろうと思います。
下手したら、一生英語を勉強する気にならなかったかもしれません。
まとめ
自分の心が悲鳴をあげているときは、無理せず休むのが、長期的に勉強を成功させるコツだと思います。
皆さんも、人それぞれ自分の生活がありますから、忙しい時期やどうしても気持ちが乗らない時期もあると思います。
もちろん勉強すればするほど実力は伸びますから、頑張れそうなときは「もう少し頑張ってみよう!」と自分に発破をかけるのもアリです。
でももし、「もう英語を見たくない。つらい。。。」という状態になりそうだったら、少しスピードを緩めたり、思い切って勉強を休むのも良いと思います。
その方が、結果的に長く勉強が継続できるので、長期的に見たら成果が出やすいです。
私もそんな感じで、モチベーションが上がったり下がったりしながら、英語や韓国語の勉強を続けています。
みなさんの参考になればうれしいです(^ ^
Have a nice day:)
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