【英作文】文章を書くのが苦手な人へ

生徒さんを見ていると、英作文が苦手、という方が多いように思います。

英語で文章を書くのが難しいというのもありますが、

実際はその前の段階、つまり日本語で意見を考える時に、どんなことを書けばいいか分からず、止まってしまう生徒さんが多いのです。

でも、文章を書くためのコツを押さえることで、スムーズに書き進められるようになるので、今回はそのコツをお伝えしていきます!


Step1. 思いついた順にメモする

まず一つ目のコツは、「思いついた順に、とりあえずメモする」です。

これは、ブレインストーミングの手法でもあります。


お題が与えられると、頭の中には色々な雑多な考えが浮かび上がります。

すぐに「いい!」と思える考えがまとまればいいですが、そうでない場合もありますよね。


そのときに、頭に浮かんでくる考えを「でもこんな意見じゃ微妙かも。。」「この考えは正しくないかも。。。」

と否定していくと、脳にブレーキがかかってアイデアが何も出てこなくなります。

自分で自分に「もっといいアイデアを出せーー!」と命令している状態ですね。


でもそんな中で頑張ってせっかくアイデアを出したら、

「そんなくだらないアイデアを出すな!」と怒られる。

理不尽ですよね。笑


でも多くの人がそういう状態です。

こんな風に詰められたら、何も言う気がなくなってしまいますよね。笑


なので大事なのは、「どんなアイデアでもOK!」と自分で自分を安心させてあげることです。

で、どうするかと言うと、思いついたアイデアを片っ端からメモする。これだけです。

「お!いいアイデアだね〜〜!一旦メモして候補に入れておこう!」

とすることで、自分の脳も安心してアイデアを出すことができるようになります。


多くの場合、

「こんな意見でいいのかな…?」

と自信が持てないことが原因なので、とりあえず何でもいいからメモしておくことが重要です。


Step2. 書き出した中から、いいアイデアを選ぶ

意見を書き出したら、次のステップは「その中から選ぶ」ことです。

メモした中から、自分が書きやすそうなものや、良さそうな意見をピックアップするのです。


おそらくメモしたものの中には、日本語では書けたが英語で言うのは難しい、という意見も含まれていると思います。

そういう意見をわざわざ書く必要はありません。


特に英検の英作文では、意見は2種類だけ書けばOKなので、

英語で言えそうなものを2つだけ選べばよいのです。


ここで分かる通り、Step1で書き出した意見を、全て答案用紙に書く必要はありません。

「微妙なアイデアは後で削ればいい。」

そう考えておけば、どんな意見が浮かんでも一旦メモに残しておけると思います。


まずは書いて、次に判断。

最初からどの意見を書こうかどうか判断しながらアイデアを出すのは非常に難易度が高いので、

頭の中でジャッジせずに、どんなバカっぽい考えでも、一旦メモ欄に文字としてこの世に送り出しましょう!


終わりに

いかがだったでしょうか?自分で自分にブレーキをかけずに、一旦思いつくままに意見を書き出してみると、英作文が書きやすくなります。

何も書けないという人は、無意識に頭の中で制限をかけてしまっている状態なので、一旦思いついた順にメモに残すようにすると、意見がたくさん出てくるようになると思います。

参考になればうれしいです!

Have a nice day:)

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