学校の先生をやめた理由

大学を卒業し、小学校の先生として働き始めました。

1年目は特別支援学級
2年目、3年目は2年生
4年目は1年生の担任をしました。

田舎の小さな学校で、児童の数は少なかったです。
それでもクラスを運営することはとても難しく、常に自分の
力不足を感じていました。

私の理想の学級は”みんなの居場所になるところ”
好き嫌い、得意不得意も人それぞれ、違いを認め合い、
助け合い、安心して過ごす教室を作ることでした。

大好きな仕事、子どもたちに助けられながら、自分の全エネルギーを捧げていました。
子どもたちのおかげで、喜怒哀楽のある毎日を送りました。
教師という仕事は間違いなく、”自分に合った”仕事でした。

しかし残業は当たり前、(私は早く帰宅する方でしたが、それでも毎日12ー13時間労働していました。休日出勤も多々ありました。)
やってもやっても終わりの見えない授業準備、教室環境作り、支援作り。
余裕がなくなって、感情的に子どもたちを怒ることもありました。
仕事とプライベートを分けれなくて、自分の時間は全くなかったです。
心も体もすり減っている感覚がありました。

また、教師として、学習指導や生活指導はできるけど、
人生の教訓や、自分の経験から教えられることが全然ないことに気づきました。

”自分は先生として未熟すぎる。”
このことを痛感していました。

そして3年目の終わりにコロナ禍に直面しました。

生まれて初めて”人生いつ何が起こるか分からない”という状況にあいました。

学校の先生という仕事はとても好きで自分にあっている、でも


・このままでは自分の時間が取れず、ただただ年齢を重ねていくだけ、、、
・先生である前に、自分自身が未熟すぎる、、、
・違う経験をしてみたい、、、

この思いが積り、新しい道へ進もうと思ったきっかけです。


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