今よりも幸せになることを諦めない

すっかり更新が滞っていました。というかnoteの存在をすっかり忘れていました（想定内ww）

ハワイにきて2年半ほど、本当にいろんな人たちと出会ってきたなと思います。

私のバディであるタイ人の友達は、学生をしながらタイマッサージ店で違法労働をして生活費を稼ぎ、マッサージ店の営業終了後の個室で3年ほど暮らしていました。

観光ビザと片道切符で入国し、オーバーステイをしながらなんとか食いつなぎ、アメリカ国籍獲得のためにパートナー探しを続けるベトナム人の友人も。違法滞在のため、アメリカ国籍を取得するまでは、ベトナムに帰ることも出来なければ家族に会うことも出来ない（正しくはベトナムには帰れるけど、二度とアメリカに入国できなくなる）

最初にホームステイでお世話になったホストマザーも、フィリピンで旦那さんを亡くし、働き先を求め、幼い子供2人を連れてハワイに移住。

私が経営していたお店で今もマネージャーとして活躍してくれている中国人のウーさんも、家族を中国に残したまま単身でハワイに渡り、彼らの生活費を稼ぎながら、またみんなで暮らせる日のためにアメリカ移民局と日々戦っている。ウーさん自身がどうやってハワイに移住したのかを聞いたこともあったけど、「とても人には言えませんwww」とのこと笑  

他の中国人のおばちゃんたちと仕込みしながら聞き出した怪しい情報によると、遠い親戚や知り合いなどのツテを使い、現地にいるブラックサイドの中国人コミュニティ（世界中どこにでもあるそう）を頼れば、不可能が可能になるらしい。笑

日本にいた頃は、日本人の友人や知り合いしかいなかったし、日本に住み・働き・暮らすことに何の苦労も不自由も感じたことはなかった。

けどアメリカに来ると、ほんと身近にいわゆる移民や違法移民がいっぱいいて、普通に生活しているのよ。みんなありとあらゆる手段を使って、カタコトの英語で、アメリカで暮らすために必死こいて毎日生きてる。

違法移民は大抵の場合は無保険だから病院にも行けないし、家も自分の名義じゃ借りられない。なかなかハードモードだけど、みんな自分の力と知恵で切り開いていってる。

みんな共通なのは「幸せになる」ことを誰一人諦めていない。それぞれに事情があって母国を離れてはるばるアメリカまで来てるのは、自分や家族が、今までよりも少しでもいい生活や環境を手に入れるため。そのために誰からどう思われようが関係ない、毎日一生懸命働いて、泥くさく生きる。かっこつけない・見栄もはらない、ありのままのとっても人間らしい彼らが私は大好きなのです。

ほんとみんなサバイバル能力だけはやたら高いから、このご時世もなんとかやってます！笑笑

みんなもちゃんと運動して、ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、健康第一で！

まはろー！