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Whole 30 (2)ジゴクの最中

ダイエットの話続報。Whole30なる食事制限、改善系のダイエット。このくっそ面倒な上に、スパルタなダイエットを初めて3週間が過ぎた。

それにしたってNOTEには色んなタグがあって驚く。以前、大腿骨が腐った話を書いた時も、「このタグはね~だろ」と思っていた病名にタグがあったし、このWhole30にもあったから驚いた。

Whole30とは、ダイエットというよりは、体、生活習慣改善をメインに謳っているダイエット方法であり、30日間、口にするものを制限することによって体内で起こっている炎症などを防ぎ、生活習慣病予防になるのだという。

こちらが禁止事項。
◇砂糖(はちみつやステビアなども禁止。シュガーフリーなんてのもダメ)
◇アルコール類(料理で使うのも禁止)
◇穀物(米、麺類、パン)
◇豆類(ただしさやいんげん、いんげん、スナップピーはOK。木になる豆、アーモンドなどはOK)
◇乳製品(チーズ、牛乳、ヨーグルト)
◇あらゆる加工肉(ハムとかソーセージとか)

夫アルゴに付き合う形でやっているが、私は単に食事を2種類作るのがダルいので同じものを食べているだけである。

3週間。運動はしていない。Intermittent fasting (断続的断食) のThe 16/8 method(16時間食べず、8時間食べられる期間)も加え、アルゴは12㌔減。私は5㌔減。私は5㌔減ってからはそのまま増えも減りもしないが、アルゴは日に0.5㌔~1㌔は落ちている。12㌔て、愛犬まめちゃん3匹分の重さである(驚)炭水化物と糖質がっつり制限系、さらに1日2食。そら痩せる。

体調変化的には
□断酒しているせいもあって、眠りの質は確実に上がった気がする。
□朝起きてから、「なんとなく怠い」という日が無くなった。
□アルゴのイビキがおさまった。
□アルゴの口臭が無くなった(いや!彼の名誉のためにいっておきますがいつも臭いとかではなく。胃腸の調子や歯が悪い人の口の匂い?みたいのがずっとしていて、それが治まった)
□体が締まってきた(気がする)
□私のアトピー、乾燥肌がやや治まり、2人とも肌の質感、色が向上。

体重に関してはおそらく、年齢差と代謝率、性差もあるのだろうが、じゃんじゃん体重が落ちるアルゴ。ぎちぎちだったズボンも、ぱつんぱつんだったTシャツやシャツもフィットするようになって大層、機嫌が良い。

私なんぞはもうババァなので食事制限のみでは痩せない。犬の散歩1日1時間程度ではいかんのだ。くぅ。ここに運動をいれなくてはならない。埃まみれだったジムもようやく掃除したので、トレッドミルとエレプティカルが使用されるのを待ち望んでいるので本日よりやっていく。

Intermittent fasting (断続的断食)は、夜8時までに夕飯を終えて、次の日、12時まで食べないというものなので大して苦にならないが、どうしてもおなかがすいた時は、ナッツ類や果物、ドライフルーツをおやつとして食べている。

制限ばかりの食事もかなり慣れてきて、アルゴは相変わらず、コーヒーにクリームと砂糖を入れられないので、しつっこく「ジゴクです……」と言い続けるので(タイトルはこのアルゴの砂糖とクリーム抜きコーヒーについてのコメントからきている。詳しくはコチラ)乳製品ではないココナッツミルクや、カシューナッツミルクをいれて飲んでいるが、文句たらたらなのでいい加減、飲むこと自体をあきらめて欲しい(真顔)

過去にも2回ほどこのWhole30をやっているが、今回は、アメリカ的大イベント日、クリスマスがあるため、24日に一旦、終了。その後、26日~30日まで制限。31日、大みそかがチートデイ。そこから2周目を1月1日に始めるという計画。ジゴク、ジゴクやかましいので、1日1杯だけ、砂糖とクリーム入りのコーヒーを飲ませる予定である。

そして、2周目からは積極的に運動なぞを取り入れ、今回は2周目が終了してからも、ある程度の食事制限はキープしつつ、それをライフスタイルにしていこうというのが目標。No Moreリバウンド!なんである。

実際、毎日、草(サラダ。葉もの野菜)ばっかり食べていると葉っぱにも慣れてくる。こちらが食事の例。料理が好きなのと、同じものを作り続けるのは避けようという自分ルールを設けたため、できるだけ、色んなバリエーションをつけるようにしている。

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□カリフラワーライスとベジチキンカレー、ケルプ(海藻)麺ときのこと野菜の炒め物□ちっともライスじゃないカリフラワーライス。カリフラワーを刻んだものだが、健康ブームなのか最近はコレも冷凍したものが普通のスーパーで売っているので楽。ケルプ麺はヴィーガンの人御用達の昆布で作られたヌードル。私的には、しらたきでいいのだが、アルゴがこんにゃくのグニグニした触感が苦手なのであまり使えない。「さすが日本人ですよね。何としても麺を食べたがる」とアルゴは笑っていた。麺!麺!

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□鍋□ 炬燵に鍋などをセットしていると、もはやアメリカとは思えない気持ちにすらなる。醤油が禁止(大豆禁止)なので、出汁は塩味。日本にいるおじが送ってくれたその名も「おいしいだし」という塩分ゼロ天然成分100%魚を丸ごと使った無添加だし。国産のカツオ、イワシ、無臭ニンニク、コンブ、キャッサバ由来澱粉のみを使用。塩、糖分、添加物も不使用。これに塩で味付け。野菜もりもりに、薄切りの牛肉。しゃぶしゃぶ鍋が欲しい今日この頃。

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□ズッキーニヌードルとミートボールソース、お魚ハンバーグ、薄切りスイートポテト、草(サラダ)、チキンウイング、Chimichuriソース□
ズッキーニヌードル。これもヌードルといいつつヌードルにあらず、ズッキーニをパスタ状に切ったもの。これもまた色んなメーカーのもの、生の物がスーパーで売られているが、私的にはみんな大好き、Trader Joe'sの冷凍のものがヒット。芋は薄く切ったものをギー(インド発症。無塩発酵バターを煮詰めて、水分やタンパク質、糖分などを取り除いた高純度のオイル)でソテーしたもの。以前はイモも禁止だったけれど、なぜかルール変更になり今はWhole30Approvedになっているので、これはかなりうれしい。

Chimichuriソースは、魚ハンバーグにつけて食べたのだけど。器に入っている緑のもの。アゼルバイジャンだかのソース。アルゴがネットで見かけて食べてみたいというので、私にしては珍しくレシピを探し、その通りに作ってみた(普段はレシピを見ても分量など適当に料理する)だってアゼルバイジャンのソースだもの、味の想像がつかないじゃない。とはいえ、ペストソースのようなもので、刻んだイタリアンパセリ、オレガノ、コリアンダー(パクチー)、ニンニクをオリーブオイルで混ぜるのみ。レシピは下のリンクを使ったが阿呆のような分量になるため、半分の量で作ることをお勧めする。

このソースはステーキにかけても良し、ドレッシングにしても良し、チキンをマリネして焼いても良しとなんにでも使える(というか大量にできてしまったので色んなものに使い倒した)パスタに和えてもおいしいと思う。

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□デリバリー:CHIPOTLE WHOLE30 BOWL□
このような制限系ダイエットでキツいのは外食とかデリバリー。外食の場合は、肉を乗せたサラダなどになるが、CHIPOTLEというメキシカンのファーストフードチェーン店では、様々なダイエットに合ったメニューがある。これはWHOLE30.ほかにもKeto(糖質制限)、パレオ(クリーンイート)などがあるので、やはりこの手の食事制限って流行っているのだなぁと思う。アルゴが買いにいったので、お店の人が奥さんへ♡なんて書いてくれてたのに、ふふふってなりました。

初めてやった時は、たしか2012年とかだったので、その頃に比べると世間の意識もかなり変わったのだろうと思う。その1にも書いたけど、砂糖、添加物抜きのソース類、カリフラワーライスとかズッキーニヌードルみたいな野菜の代価品が手に入りやすくなった。

Whole30はオーガニック食品推奨なので、人が多くていつもは敬遠するTrader Joe's(オーガニックのスーパー)に行くことが多くなって気づいたけれど、Trader Joe'sは他のオーガニックスーパーや普通のスーパーより野菜・果物が安いことが多い。オーガニックフードも数年前に比べると、今はどこでも手に入るようになったので、やっぱり世間的な意識が健康志向に向いているのだと思う。多分。

前回は、やっている最中、たまらなくチーズが食べたくなったり、ポテトチップスが食べたくなったり、うがぁぁ!飲みたいよね!ってなったりしたけれど、今回はそんなことは全然なく。アルゴも職場でピザだのケーキだの色んな誘惑があるようだけど、大丈夫らしい。唯一は、しつこく言い続けるコーヒーにミルクと砂糖。

あ、ちなみにですね。付き合い始めた当初。アルゴは超超超偏食マンだった。野菜で食べるのはチーズバーガーに入ったレタスとトマトのみ。どこにいっても食べるものは必ずチーズバーガー。お寿司を食べ始めたのも付き合い始めて5年くらいしてから。サラダなんて絶対に手を付けないし、他所の国の料理や食べたことのない料理、食材には触れもしなかった。なので野菜をもりもり食べたり、アゼルバイジャンのソース作ってなどということに私は感動すら覚えている。

付き合い始めた当初は、身長183cm 体重60㌔くらい。それが20年の時を重ね2倍になったんだから脂肪って怖い…私とて20㌔肥えたのでお互い様なのだけど。

というわけで、また続報。次回は、キッチンガジェットのご紹介なぞも交えてご紹介したく思いますよ。

(続)





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