年間600万tの食品ロス(フードロス)。解決策は、すぐそこに
今日は、食品ロスの深刻な問題についてのお話です。
現在、日本の食品ロス量は、年間600万t。
日本の食糧自給率は約40%。大半を輸入に頼っています。
このように、多くの食糧を廃棄しているのが、日本の大きな問題点です。
600万tと言われても、数字が大きすぎてイメージが湧きづらいですよね。
実際に、おにぎりで表すと、1日約1〜2個が毎日廃棄されている状況です。
美味しい食べ物で溢れる世の中。
未来のために、美味しく食べて地球に優しい取り組みに
貢献してみませんか?
こちらは、農林水産省が食品ロスについて詳しく解説をしています。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/220609.html
スターバックスのフードロス削減プログラム
スターバックスのフードロス削減のプログラムとは、閉店3時間前に在庫状況に応じ、フードを20%OFFで販売し、廃棄量を減らす取り組みです。
このプログラムによる売上の一部を認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに寄付をしているそうです。
こちらの取り組みは、2030年までに廃棄物を50%削減の目標を達成するためのひとつです。
スターバックスは、地域の子どもたちと食を通じてよい未来づくりを掲げています。
食べ物を買うことで地球に貢献できる。とても素敵なことですね。
※全国の店舗が対象となっています。在庫状況に応じて対象商品や開始時間が異なります。
手前どりは、美味しい賞味期限が迫っている
「手前どり」とは、農林水産省が、一般社団法人日本フランチャイズ協会、消費者庁、環境省と連携して、小売店舗が消費者に対して購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある販売期間の短い商品を選ぶ取り組みです。
実際に、商品棚の手前から商品を購入するお客様は、15%弱しかいないそうです。このような数字が、食品ロスの原因のひとつです。
手前の商品は、美味しい賞味期限が迫っています。
すぐ食べられるのなら、奥から取るのではなく、手前どりを意識してみましょう。
きっと、手前の商品たちは喜んでいますよ。
お買い物で、未来に投票を
このように、私たち一人ひとりの積極的な取り組みが必要です。
食品ロスが、少しでも削減できるように意識してみましょう。
また、お買い物は、未来に投票をしています。
小さな取り組みが、やがて大きくなり、地球を変えていきます。
大切な投票を、どのようにアクションをしますか?
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