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心に残る取材日記「伊萬里百貨店」

これまで、色んな場所で色んな方々を取材させて頂き、数え切れないほど人と会ってきましたが、その中でもやはり心に深く残る印象的な取材がいくつかあります。それは、場所だったり、お話の内容だったり、取材自体そのものであったり。

今までそういった思い出は手帳の日記やノートに少し書き留める程度だったけれど、なるべくnoteに残していきたいなと思い、早速第一弾!

取材日 2021年5月某日(快晴)
媒体  TURNSvol47
取材先 伊万里市「伊萬里百貨店」

TURNS vol47

雑誌「TURNS」の取材撮影で、「地域商社 伊萬里百貨店」の村上さんと出会いました。

村上さんの人情溢れるやさしさと、仕事に対する熱意に私は取材開始早々「なんて今日は楽しい取材なんだ!」と心がワクワクしており、ニヤニヤしていたかも知れない。

取材途中から村上さんの仲間がどんどん集まり、その数なんと7名!
集合写真を撮る際、カメラマンさんの後ろで皆さんの雰囲気を眺めていると、あまりにも素敵な関係と、楽しそうなやり取りに泣けてしまいました。


チーム村上(と、勝手に私の中で命名)

思わず帰り際、「私もこの仲間に入りたい」と申し出たくらい、本当に良いチーム。

感動的な取材の後は夜も眠れないほどアドレナリンが放出されており、興奮を噛み締めながら数日を過ごすことが出来る。これが、仕事のやりがいなんだなといつも実感!
そして、この取材から丸一年経過した2022年春、村上さんのお知り合いからお仕事のご依頼をいただき、今度は村上さんと間接的に仕事でご一緒することになりました。同じプロジェクトに携われるようになるなんて、去年はそんなこと全く想像も出来なかったので、嬉しさも倍増。

そして、2022年5月末に福岡天神の岩田屋にて「定番コレクション展」という催事が行われており、そこに村上さん率いる「伊萬里百貨店」が出店されていたので、会いに伺いました。

村上さんと伊万里菓舗うちだの内田さんがいらっしゃいました。挨拶がてらと思っていたのも束の間、お二人の楽しいお話に大笑いさせてもらいながら、ちょっとだけお買い物もしました。

伊万里菓舗うちだ「伊万里の雫」

まずは、内田さんが作られた美しすぎる水まんじゅう「伊万里の雫」。清涼感あふれるこちらのお菓子、見た目だけでも十分に美しく感動的なのですが、お菓子製造の工程をお聞きし、神々しい水まんじゅうに見えてきました。
ー以下、うちださんのインスタより抜粋ー

伊万里大川内山、窯元さんの通りを抜け登った先にある、権現岳神社
喉の神様としても有名で、その場に行くと、何とも神聖な空気と、先に広がる絶景!その岳神社の麓から出る水を使用し、口溶けなめらかな水まんじゅうをお作りしました!
ほのかに香る塩味は、伊万里市波多津町で昔ながらの製法で作られる海塩「波浦の塩」
そして、大変稀少価値の高い伊万里産日本蜜蜂の蜜のみを集めた「伊萬里和蜂」の蜂蜜入り黒蜜
伊万里のフェルマ木須さん(@ferma.kisu )が大豆の生産から加工まで丁寧に行われている「きな粉」
この日の為に、伊万里の自慢の食材を詰め込んでおります!

伊萬里塩ようかん
LIB COFFEE IMARI

「伊萬里塩ようかん」と、TURNS取材時に撮影に協力くださったLIB COFFEEIMARIの森永さんのコーヒーを一緒に頂きました。
焙煎3日目の新鮮過ぎる珈琲豆は割れんばかりに袋がパンパンに膨張しており、開封と同時にコーヒーのとっても良い香りが漂い、それだけでまたもや幸せな気持ちになりました。アイスでもホットでもどちらでもすっきりとした味わいが残り、風味豊かでとても好みなコーヒー豆です。

長くなったけれど、取材後もこうして交流が続きまた新たな出会いとしてつながる素敵な仕事に携わっていることが私の何よりのご褒美!

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