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なんだかんだいっても結局は「予防」が前提

30代、シワやたるみに悩みはじめる人が多くなる

 私自身も30を超えてからシワ・たるみが気になりはじめました。化粧品メーカーに勤めて16年弱になりますので、基本的な知識+αは持っていますので、同じような悩みの方のお役に立てればと思います。

私の実体験。

 いつの間にかできていたシワやたるみ・・・ふと、鏡をみた時「ゾッと」する感覚がなんともいえない。気になりはじめたらキリがなく、あらゆる方法でシワ・たるみを改善するものを探して、探しまくって、買いあさる。

人は、焦ると正確な判断ができなくなる。まさに、負の連鎖。買っても買っても自分が期待している以上の効果がでない。

 ここから、シワ・たるみの原因について書きます。皮膚構造などの詳しい説明は省かせてもらいます。端的にまとめたものになりますので、専門の方がみたら少し表現が雑なところがあります。謝。

01.シワ・たるみの一番の原因は「太陽光」

 いわゆる「紫外線」です。紫外線はUVA、UVBが代表になります。シワ・たるみに関係が深いといわれているのがUVAになります。

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 UVAの特徴として、波長が長いので肌の奥(真皮)まで入っていきます。そして、恐ろしいことにコラーゲン、エラスチンをボロボロにします。※コラーゲン、エラスチンは線維になっています。

 ボロボロという表現は、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、コラーゲン、エラスチンが変性します。変性の状態は3つあります。

①繊維の量が減る→真皮のクッション性や弾力低下でたるみを引き起こす。

②繊維が切断される→肌がゆるみ、弾力が低下する。

③繊維がデタラメに結合する→ゆがんだまま固定され、非常に深いシワができる。

02.対策

 最も効果的なのが「日焼け止め」です。こんな当たり前の事が3年、5年後の肌、見た目の印象を大きく変えます。同年代の友達より5歳若くみられるのか、10歳老けてみられるのか、それほど紫外線の影響は大きいです。

 悪いとわかっていても「予防」しない人がほとんど。やっぱり人はめんどうなことは脳から排除するようになっているようです。

 それから、日焼け止めを選ぶポイントですが、シワ・たるみの防御指数はPA値を基準に選びましょう。日本の場合は4段階に分けられています。

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 単純に数値の高いものを選ぶのではなく、自分の肌がどうありたいのかと真剣に向き合いながら、香や使用感も基準に入れながら選んでみてください。

03.まとめ

 見て見ぬふりをせず、手間やお金を注ぐことで3年後、5年後の自分に自信をもつことができ、結果的にお金や時間の無駄をなくすことができます。

 化粧品は、決して魔法の道具ではありません。自分の肌を守り、健やかに保つのは自分自身の肌力です。化粧品は肌の働きを補佐するアイテム。

 本来、100%の肌力が80%になってしまった。弱った20%分だけを化粧品で補うということです。

 だから常に自分の肌と真剣に向き合うことが何よりも大切です。

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