かずひろ。

[京都⇔東京]の2拠点生活も8年目。好きな和菓子は、水無月とドラ焼きと須天(すあま)。

かずひろ。

[京都⇔東京]の2拠点生活も8年目。好きな和菓子は、水無月とドラ焼きと須天(すあま)。

最近の記事

【京都×口福】夏から秋へ。もり川さんで松茸と鱧の土瓶蒸し。

9月末といえど、 まだまだ蒸し暑い京都。 もり川さんで、 少し早い秋をいただきました。 松茸と鱧の土瓶蒸し。 夏から秋にかけての鱧も美味しい。 「土用のうなぎ」といわれる鰻も、 秋のほうが脂がのっていて美味しいらしい。 と、これは東京のお寿司屋さんで耳にした豆知識。 来月からいよいよ今年も後半戦。 あと半年悔いのないように 過ごしたいものです。

    • 【京都×口福】9月の琥珀流し

      9月の“琥珀流し”は 「葡萄」と「カラメル」。 (↓8月の琥珀流しは「冷しあめ」と「レモン」) そういえば、 なぜか実家には葡萄棚があった。 日よけに葡萄の樹を植えたようで、 夏のあいだは、 朝になるとカナブンを追い払ったり、 袋をかけたり、 手間がかかる日よけだったけれど、 子どもにとっては、 秋に獲れる巨峰がなによりも楽しみで。 そんなことを思い出した。 今日は葡萄にしよう。 琥珀流し「葡萄」には、 ワインゼリーと青レーズン。 赤紫の艶やかなワインゼリーは

      • 【京都×口福】イタリア食堂910で京野菜を200%楽しむ会。熟成赤ワインで泥酔した日々も懐かしく。

        コロナ前は、 京都でもよく飲み歩いていた。 夕方からフラフラと出かけて ひとりで飲むことが多く、 そんなおひとり様にも優しいのが、 イタリア食堂910さんで、 熟成赤ワインと珍しいアテを目当てに 毎週のように通っていた。 (↓シェフのトマトジャムレシピはこちら) コロナ禍で外食を控えていたこともあって しばらくご無沙汰していたのですが、 今春、京都に赴任した知人のお祝いにと、 ひさびさにお邪魔したところ、 にこやかに迎えてくださり、 知人の選んだメニューにワイン

        • 【京都×口福】八月葉月末広がり。京都の夏は、もり川さんで茄子とれんこん。

          7月は、もり川さんで、 太刀魚のうに巻きで 贅沢なひとり反省会をした。 後半戦もがんばろうと思いつつ、 気がつけば8月過ぎ。 (↓初夏のもり川さんは鱧つくしでした) 今年は珍しく帰省せずに 蒸し暑い京都で2ヵ月過ごすので、 京都の夏を乗り切るべく 8年目にしてはじめて もり川さんに8月の予約を入れました。 本日の先付けは、 蛸煮、とこぶし、鱧の子の流しもの。 夏ならではの鱧の子の流し。 (鱧じゃなくてグジかも?) まずはスッキリ立山でスタートです。 お造りは、

        【京都×口福】夏から秋へ。もり川さんで松茸と鱧の土瓶蒸し。

          【京都×口福】8月の琥珀流し

          8月の“琥珀流し”は 「冷しあめ」と「レモン」。 (↓7月の琥珀流しは「ペパーミント」と「赤紫蘇」) 「冷しあめ」は、 関東ではあまりみかけないけれど、 京都や大阪では夏の風物詩。 麦芽水飴をお湯で溶いて、 生姜の絞り汁を加えて冷やしたもの。 暑気払いにも良いらしい。 冷しあめの麦茶のような褐色は、 麦芽水飴の色。 ひとくち口に含むと なんともいえない懐かしい風味。 子どものとき、のどが痛くなると 浅田飴の水飴をなめていた。あれを思い出す。 あの水飴、好きだったな

          【京都×口福】8月の琥珀流し

          【京都×口福】7月の琥珀流し

          高倉通の栖園(せいえん)さんの“琥珀流し”。 7月は「ペパーミント」と「赤紫蘇」。 赤紫蘇は高倉本店限定らしい。 (↓6月の琥珀流しは「梅酒」と「ヨーグルト」でした) ペパーミントと赤紫蘇は どちらもお口直しのサイダーがついていて、 京都の暑さにまだ慣れていない体には しゅわしゅわが心地よく。 今週と来週で、 前期のお仕事もいったん終了。 甘酸っぱい赤紫蘇ゼリーに 元気をもらいつつ、 あと二週間、 もうひとふんばり頑張るぞ、と。

          【京都×口福】7月の琥珀流し

          【京都×口福】祇園祭限定のしみだれ豚饅を買うために並ぶこと1時間。暑かったぁ~(><)

          7月の京都は祇園祭一色。 祇園祭限定のしみだれ豚饅は、有名すぎて、 毎年並ぶがイヤでスルーしてきた。 聞くところによると、 4日間限定の初日はねらい目らしく、 そんなに並ばなくても買えるとのこと。 豚まん好きとしては、一度は食べてみたい。 がんばって並んでみましたよ。 だがしかし。 今年は連休の初日だったこともあって、 10時半にはお店に着いたものの、すでに長蛇の列。 小一時間は並びました。暑かったぁ。 しみだれ豚饅は、 直径12~13cmくらいの大きな肉まん。 豚

          【京都×口福】祇園祭限定のしみだれ豚饅を買うために並ぶこと1時間。暑かったぁ~(><)

          【京都×口福】京都の夏がやってきた。もり川さんの「鱧づくし」

          京都の夏も8年目。 とはいえ、京都の蒸し暑さにはまだまだ慣れず、 四半期の仕事が片付いたので、 ひとり打ち上げと称して、もり川さんへ。 ↓春の「もり川」さんは筍づくし。 今日の先付けは、 蛸煮、とこぶし、山椒穴子の湯葉巻き。 京丹波の地酒「長老 上撰」でスタートです。 甘すぎず辛すぎずちょうどいいお酒。 長老のふわっと香る樽香も心地よく、 飲みすぎ注意です。 さて、本日のお造り。 湯引き鱧と漆黒トリ貝の 白と黒のコントラストも美しく。 京都の夏といえば、 賀茂ナ

          【京都×口福】京都の夏がやってきた。もり川さんの「鱧づくし」

          水無月と陰陽五行。

          夏の京都は、 6月に入るとそれはもう、 朝から晩まで蒸し暑く、 私の風水の師匠は京都の人なのですが、 京都生まれの師匠にとっても 京都は住みやすいとは思えないようで、 曰く、 お湯を吸った掛布団を着ている感じ、と。 もうこれは、なにかの修行に違いない。 そんな京都の夏。 和菓子屋さんには 涼やかな和菓子が並びます。 京都といえば「水無月」。 水無月という名は氷の節句がその由来だそうで、 水無月は、 氷片を模しているとされ、 ういろうのような三角の台のうえの 甘煮小

          水無月と陰陽五行。

          夏越の払@今宮神社

          今年も半年が過ぎた。早い。 6月の京都では、半年間の厄を払う 夏越の払(なごしのはらえ)が行われる。 今日の天気予報は晴れだったので、 早起きして、今宮神社に行く。 家から自転車で15分である。 茅の輪に一礼し、 左、右、左と八の字にまわる。 唱え詞を 心の中で唱えつつ、 半年分の穢れや厄を落とし、 残り半年の無病息災を祈ります。 今年の後半も、 慌ただしく過ぎそうですが、 悔いなく、楽しく 和やかな日々を過ごせますように!

          夏越の払@今宮神社

          【京都×口福】6月の琥珀流し

          6月の“琥珀流し”は 「梅酒」と「ヨーグルト」。 (↓5月の琥珀流しは「トマト」と「抹茶」でした) 実家の庭には豊後と白加賀の梅の木があって、 毎年、梅干しと梅酒をつくっていた。 子どものときは6月になると 梅干しと梅酒つくりが始まるので楽しみで、 梅干しの土用干しの、 笊の上に整列している梅干しが壮観で、 小学生のときに干し梅を舐めては叱られたことも。 梅酒を毎年漬けていたので、 実家には20年物の梅酒もあって、 今年の梅酒と10年前のと20年前のと、 3種飲み

          【京都×口福】6月の琥珀流し

          【京都×口福】5月の琥珀流し

          5月の“琥珀流し”は 「抹茶」と「トマト」。 (↓4月の琥珀流しは「桜花」「はちみつ」でした) トマトといえば、 職場のランチタイムに Tomato Dayを企画したことがありました。 旬の京野菜を食べて、知ってもらおうと、 みどりなすさんという八百屋さんで 賀茂トマトを2箱買いまして、 2週連続のTomato Dayを企画した。 1回目は、 野菜ソムリエproの工藤さんも招いて 工藤さんオリジナルのトマトジャム試食もあり、 2週連続のTomato Dayは、 特に

          【京都×口福】5月の琥珀流し

          糺の森のフィッシュ&チップスに『失われた時を求めて』

          とある週末、 糺の森近くのスコティッシュパブ「アンティシェンエ」で 常温ギネスと一緒に フィッシュ&チップスを食べていた。 そのとき突然、一冊の本を思い出した。 『アイルランドB&B紀行』という本である。 その本は、90年代頃のアイルランドのB&B事情と 10人のおかみさんたちへのインタビュー集で、 そのなかで、 「アイルランド北部最高の料理人」と称されていた ノーラ・ブラウンさんのB&Bが気になって、 行ってみたい! 直接話をしてみたい! 美味しいごはんも食べてみ

          糺の森のフィッシュ&チップスに『失われた時を求めて』

          【京都×口福】4月の琥珀流し

          高倉通の栖園(せいえん)さんの 4月“琥珀流し”は「桜花」と「はちみつ」。 (↓3月の琥珀流しは「甘酒」「桜花」でした) 4月の琥珀流しは、グラスのなかに 鮮やかな黄色片が揺蕩って、 まるで賀茂川に ミモザが散っているかのよう。 黄色い小さな四角は、 パイナップルとはちみつ味。 ドライフルーツの甘酸っぱさと はちみつの甘味が良きバランスです。 ミモザの花言葉は「感謝」。 今年も新年度が無事にスタートできました。 感謝感謝です。

          【京都×口福】4月の琥珀流し

          京都で一番最初に行ったお店で懐かしのファラフェルに会う。

          8年目の二拠点生活。 初心を思い出すべく、 ときどき、出町柳の イスラエルレストランに行く。 お店の名前は「ファラフェルガーデン」。 その名のとおり、ファラフェル (※) が有名。 自宅を離れて仕事をするのは今回が2回目で、 1回目はカナダのモントリオール。 2年半ほど滞在していた。 モントリオールはフランス語圏で、 職場では、英語と仏語の二ヶ国語が使われていて、 日本人は英語だけでいいよと言われたものの、 仏語も週一で習うことにした。 その仏語クラスで出会った友

          京都で一番最初に行ったお店で懐かしのファラフェルに会う。

          2024夜桜ライトアップ@京都府立植物園

          京都府立植物園では、 4月7日まで桜ライトアップらしく、 夕方、散歩がてら出かけてみた。 ↓2024年の桜コレクション@京都府立植物園。 東京ほど混雑することなく、 騒々しい酔客もおらず、 静かな夜の植物園は、 夢幻空間でした。

          2024夜桜ライトアップ@京都府立植物園