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早起きを始めた連休

昔から三大欲求の中で優先順位をつけようとしたら真っ先に「睡眠欲」をあげるような人間だ。夜は遅くまで起きていられないし、朝も弱い。休日のお昼寝も大好きだ。

毎日リモートワークをする生活になってから、自分には毎日8時間以上の睡眠が必要だったのだと知った。数年前までは自分が何をやるにも気力が足りず、やりはじめてもすぐに疲れてしまうことを自己嫌悪していたけれど、もしかしたら睡眠時間が足りていなかったのかもしれない。


睡眠大好きなのに、うっかり早起きしてしまった結果

しかし、加齢のためか、夏の朝の日差しがきついせいかはわからないが、最近休日でも7時半くらいに起きてしまう。これは私にとっては本当に画期的なことで、これまでは休日といえば10時から11時まで寝ていてブランチを食べるのが私にとっての「普通」だった。「休日なのに二度寝しないのはもったいない」と思うけれど、一度目が覚めてしまったら眠れない。

これはすごい、と思い、この連休中は毎日外でモーニングを食べるか、毎日はいけないようなちょっとだけ遠めのパン屋に行っておいしいパンを買って帰るようにした。


外で朝ごはん生活

初日は「北京の朝ごはん」がコンセプトのお店で豆乳と揚げパンの朝ごはんを食べた。たっぷりの豆乳は、体にやさしい感じがする。揚げパンを豆乳につけると、くぷくぷと空気が泡になって出ていくのも楽しい。豆乳につけて少しふにゃっとした揚げパンを砂糖につけて食べると甘くておいしい。甘い揚げパンとしょっぱめの漬物で、無限ループになる。

二日目は三十分くらい歩いていつもは行かないパン屋に行った。この日は買ってすぐに帰宅して食べた。ここのパンは海外っぽい、ハードで大きめのパンが多い。毎日は食べられないけれど、時々食べるとすごく満足感がある。初めて食べる、クロワッサンにアーモンドが乗っているものを食べたのだけれど、中にアーモンド味のペーストが少し入っていておいしかった。
パンを買う時に一緒にコーヒーを買って、まだひと気のない朝の道を、コーヒーを飲みながら歩くのは楽しかった。
(写真を撮り忘れたので写真はない)

三日目は、人気のカフェでたまごサンドを食べた。たまごはふわふわだったけれど、前食べた時と味つけが変わっていて、少し残念だった。味が濃すぎて胃もたれしてしまった。でも、最近は感染対策のためか時間予約制になっていたので、ゆっくりした朝を過ごせて満足。帰り道に、翌日食べるパンを別のパン屋で買ったので、おそらく明日の朝は外に出ない。


早起きモーニングの連休で良かったこと

こういう生活をやってみて、「朝早く起きる」だけだとどうしてもその後だらだらしてしまうけれど、「おいしい朝ごはんを食べる」という目的があるとすぐに準備をするので、その後の一日の密度が高まってとてもいいなと思った。事実、連休中に読もうと思っていた本が読めたり、書こうと思っていた文章が書けたりしている。

平日はリモートワークでほぼ家から出ないし、休日も10時を過ぎるともう暑くて外に出たくなくなるので、朝外出して散歩ができるというのもいい。ちょっとでも体力向上に繋がりそうな気がする。

感染症対策という意味でも、なかなかの感染者数が続く今、人出の多い時間帯に混みそうな場所に行く気にはなれない。その点、朝、まだ人が活動していない時間帯に出かけて、朝ごはんを食べて(もしくは買って)、サッと帰ってこられるのはいい。

モーニングなので、夕飯やランチを外で食べるより安いのもいいところ。そもそも、8時ちょっと前くらいに起きて、8時台後半にご飯食べて、9時すぎに帰宅時間になるので、デパートなどの他の店があいていない。そのまま帰らざるを得なくなるので、余計な散財も防げる。

休日の朝活の課題、気になったこと

一方で気になったこともある。

朝体力を使い果たしすぎると、昼間何もできなくなるということだ。今日は調子に乗って朝ご飯の後散歩しすぎてしまったので、もしかすると軽度の熱中症かなというくらいクラクラして、帰宅後三時間も寝てしまった。サッと食べて、本格的に暑くなるまでに帰るのがよさそう。


充実した連休だった。

まだあと一日残っているけれど、ここまでは充実した連休でした。来月も夏季休暇があるし、普通の土日でもできそうなことなので、今後も継続していきたい所存。冬はどうしても朝起きるのが辛くなるので、少なくとも春、夏、秋はこういう感じにしたいな。



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