見出し画像

作業時の机の上大公開!

こんにちは、かものはしです。

今回はさくっと、「作業している時の机の上ってどんな感じなの?」というお話をしていきたいと思います。他の人が作業している時の環境って普段あまり見る機会がないと思うので、自分はこんな感じで作ってますよー、というのをあれこれ解説していきます。

ちなみに今回の机の上は、最近ハマっている彫刻動画の撮影時のものです。まだ始めたばかりなので、よかったらこちらもぜひ見て頂けると嬉しいです!(彫刻リレーということで、イノシシがなんとトラになります!)

それでは・・・

机の上大公開!

ジャーン・・・ということで、粘土原型を作る時はこんな感じで作業しています。(これは撮影を意識しているので、実際はもっと散らかってしっちゃかめっちゃかですが。)ポイントは・・
・資料
・粘土と彫刻ツールの配置
・彫刻台の高さ
・ライティング
などですかね。

資料をできるだけバーっと貼り付ける!

ひとつずつ解説していくと、まず大事なのは資料ですね!
実在するものの場合はちょっと違うと違和感が出てしまうので、なるべく色々な角度から見たものを集めています。
いちいちページをめくったり探したりするのが手間なので、できるだけすぐ見られるように沢山貼り付けます。特に基本的な前後左右の資料は常に見られるよう見やすい位置に!(左右の写真は、同じ写真を反転したほうがわかりやすいかなと思います。)
ちなみに自分の場合右利きなので、本当は動線と被らない左側に資料をおきたいのですが、動画撮影の都合上しかたなく右側に配置しています。

粘土とツールは手に取りやすい位置に

盛り付ける粘土は利き手ではない左手に置いて、右手には彫刻ツールを並べています。基本的には左手で盛る粘土をつかみとり両手で盛り付けて、右手で彫刻をしていくスタイルですね。


<左手に粘土をスタンバイしつつ右手で彫刻をするの図>

彫刻は目の高さに

ある程度大きさのあるものの場合、立って作業した方が色々な角度から見やすくて楽なので、高さを目線に合わせるために台の上に置いて作業しています。
どこからどう見てもかっこよいトラに見せる!ためには、とにかく色々な角度から見て彫刻を進めていく必要があるのですが、座っているとダイナミックに視線を動かせないので、ちょっと疲れますが立って作業するのは結構大事だと思います。
また、彫刻の下には回転台も置いているので、その回転も合わせるとより効果的です。とにかく色々な角度から見ながらいかに前後左右の整合性をつけていくかがキモになります。
(youtubeの動画でもしょっちゅうくるくるまわっているのがわかると思います。ただ倍速だと目まぐるしく動きすぎるので、動画コンテンツとして見た場合、ちょっとくるくる控えなきゃなと思いました。)

この辺は、前回お話しした作業時の姿勢の話にも通じる部分があると思います。

ライティングも大事

蛍光灯からの明かりだけだと、光のあたり具合によって彫刻のメリハリがわかりにくかったりするので、色々な角度から照明を当てられるようにアームのついたライトをとりつけています。(写真では右の棚から伸びている白い棒みたいなやつです。上から照らすために伸ばしすぎて写真に写っていなかった・・・。)

おわりに

ということで、youtube動画始めました!というお話・・・ではなく、原型を作る時の机の上のお話でした。
大事なのは、原型作業をするときは机の上を原型作業仕様にする、専念できるよう環境を整える、ということですね。
別の作業に使うものなどが机の上に散らばっていると気が散ってしまうので、こまめに整理整頓するのが大事だなと思います。あと、去年作業机を自作したのですが、広い机って快適です・・・!
僕自身、複数のことを同時にするのが苦手で、やることが重なると焦るばかりで何も手につかなくなってしまいがちなので、戒めも込めて書いてみました。
(最後に、しつこいようですが、これからyoutubeのほうでも動画をちょくちょく上げていきますので、ぜひ観てもらえたら嬉しいです!念のためもう一度貼っておきますね。)


文章を書くことは不慣れなので、反応を頂けるとひとり舞い上がってしまいます。最後まで読んで頂きありがとうございます!