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小江戸川越家紋散歩案内3

こんにちは。
小江戸川越家紋散歩案内人のナベです。
随分と遠回りしてしまいましたが、これから小江戸川越家紋散歩案内へとご案内します。
始めにご案内するのは、川越市初詣数一番の「天台宗川越大師・星野山喜多院」です。見出し図の「丸に二つ引き」紋は喜多院の寺紋です。
この「引き」紋又は「引両」紋について少しお話しします。
引きとは何を表しているのか。これは諸説入り乱れていて未だに答えはありません。その中で両は龍からではないかとい説。陣地の陣幕に描かれた線ではないかとい説。この辺りが現在では有力な説です。
「七つ割り二つ引き」紋名は、上から色別に割って下さい。それが紋名の由来です。丸と引き線が付いたのと、離れたのがあります。街中で見かけたらその辺りも見て下さいね。それに仙台藩伊達家に「縦三つ引き」紋というのがありますので、調べてみて下さい。

喜多院山門 令和4年12月26日撮影

昨日その喜多院へ行って来ました。
お正月の準備も整い、境内はお正月ムードでした。
しかし境内は人も少なく静かで穏やかでした。
こう言うのを「嵐の前の静けさ」と言うのでしょうね。
静かに落ち着いてお参りが出来ました。
喧騒の初詣には体力的にはもう無理です。昨日行って良かったです。
小さなお子さんのいる方、高齢者の方(私も含めて)、障害のある方、喧騒大混雑の初詣は危険が伴います。
30日までの静かな今がチャンスです。一年の感謝と来年の願いのお参りに行ってみて下さい。天台宗開祖の伝教大師最澄上人はいつでも手を広げて待っていますよ。

お正月を迎える喜多院







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