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【カメラ好きなら知っておきたい】カメラの歴史とその種類

動画撮影にまず必要なカメラ。目の前にあるカメラ。手軽に使えるカメラ。
でも、こんなにも便利なカメラって一体どんな歴史を辿って今の形になったのか。
ふとそんな疑問を思い立ち調べてみました。
 



アナログカメラの歴史



 
カメラの語源はラテン語で暗い部屋「カメラオブスクラ」から来ているそうです。
カメラは「部屋」を、オブスクラは「暗い」を意味しています。

 
暗い部屋の壁に反対側の壁の小さな穴(ピンホール)から差し込む光が当たり外の光景を映し出すという現象を応用し、11世紀にはイラン出身の学者がピンホールカメラを発明しました。

 
ピンホールカメラの発明からおよそ800年、この間はまだリアルタイムの映像を見るだけでした。
19世紀に入りピンホールからの光を物体に定着させる技術が発見され、ここから私達に馴染みの深い「カメラ」が躍進を遂げて行きます。
ただこの時代は映像を媒体に定着させるまで(シャッターですね)数時間を要したと言われてます。
被写体はただじっとしていなけばなりませんでした。
 

 
その後、硝酸銀溶液にゼラチンを加えたものを硝子板に塗布したもの、さらに所謂フィルムの登場により定着時間も短くなって益々私達に身近な物になり、肖像写真や活動写真として世の中に広く普及していきます。
 
現代に於けるカメラの基本構造はまた次の機会に書いていきます。
 


デジタルカメラの歴史
 


 


 
デジタルカメラは1975年にアメリカのクロメンコ社からクロメンコサイクロプスという商品が事業利用として発売されました。

同時期、アメリカのコダック社でもデジタルカメラが開発されており、これに使用されたイメージセンサ(入ってきた光をデジタル化する部品)が良く聞くCCDです。


しかし両者とも記憶媒体はまだアナログでした。
 
 
そして1990年、私達にも縁の深い記録方式もデジタル化された一般的なデジタルカメラがアメリカのダイカム社から発売されます。
が、しかし、まだこの機種には液晶モニターは付いてませんでした。

 
満を持して1995年日本のカシオ計算機から世界で最初に本体背面に液晶パネルを付けその場で映像を確認できるモニター付きのデジタルカメラが発売されます。
 

その2か月後、リコーが発売したカメラにはJPEGの連続画像を採用した動画記録機能が付随されていました。(後のMotionJPEG)
 

こうして、今私達が手にしているカメラの“大”躍進が始まります。
 
 

現在のカメラの種類



 一口にカメラと言ってもその種類は色々あり、先ずは大まかにアナログとデジタルに分けてみましょう。

と言ってもアナログカメラは拘りのある人以外は「写ルンです」か「チェキ」位しか思い出せないのではないでしょうか?

筆者は思い出せません!
 
なので今回はデジタルカメラの種類について書いていきます。
羅列してみましょう。

 
・スマホカメラ
・コンパクトデジカメ
・デジタル一眼レフ
・ミラーレス一眼
・ビデオカメラ
・シネマティックカメラ

 
スマホカメラ

言わずと知れた近年一番身近なカメラです。
もう本当にあらゆる文化がスマホに纏められて、カメラもそのうちの一つですね。

そして年々性能も向上していき、スマホで撮影された映画なんてのも上映されているみたいですよ。

ただしまだ欠点もありまして、第一にストレージ不足。
やはり専用のカメラ達にはメモリー容量は勝てないみたいです。

しかしiPhoneなんかは画質機能とも相当レベルが高く、簡単な動画撮影なら全く遜色なく出来るそうです。
末恐ろしいですね。
 
 
コンパクトデジカメ

業界ではコンデジと呼ばれています。
これも普段街中で見かける事が多いカメラですね。

概念としては本体とレンズが一体化している物をコンパクトカメラと呼ぶそうです。

気楽なスナップや活動記録をする時など手軽に扱えて便利です。
 
 
デジタル一眼レフ

いよいよプロの領域に入ってきました。

元々アナログカメラ時代には映像をフィルムに焼き付ける訳ですが、その際カメラで被写体を捉える時にレンズとフィルムの間に斜めに鏡を入れてこの鏡に映ったものをファインダーから見ていたのです。

この鏡の事を「レフ」と呼びます。

シャッターを押すとこのレフが跳ね上がってレンズから入った光が直接フィルムに届き転写されるという構造です。
この時レフの上下する音が「カシャッ」ってやつですね。
 
 
ミラーレス一眼

一眼レフカメラから「レフ」を取り除き常にイメージセンサーに光が届いています。
ファインダーの映像も専用のファインダー専用のモニターが内臓されていてそれを見ています。

一眼レフとの違いは軽量化、コンパクト化にあります。

しかしファインダーの中の映像でも電気を消費する為バッテリーの持ちは一眼レフの方が勝る様です。

しかし取り扱い自体は一眼レフに比べ軽量な分勝っているので、あとはお好み次第ではないでしょうか。
メーカーとしてはミラーレス化の流れにある様です。
 
 
ビデオカメラ

本体とレンズが一体化しており、内部メモリーの量やバッテリーの持ち等動画撮影に特化されています。

レンズ交換が効かないので一眼カメラに比べると記録できる映像素材の幅が狭まります。

しかし!個人的には見てくれが格好良いので好きです!
一眼に比べた利点は高音質、長時間の動画撮影、取り回しが楽、価格が安いなどが上げられます。
 
 
シネマティックカメラ

もう専門も専門なカメラ。
ビデオカメラの特徴を持ちながらも一眼と同じくレンズ交換が出来て素材の持ち味を存分に記録できます。

なにせ映画を撮る様に開発されたのだから当たり前ですが、その分お値段にも反映されています。

そして周辺機器も多様になるため網羅して撮影しようと思ったらある程度覚悟して望みましょう。
 
 
 
 



終わりに


 
以上 初回はこの辺で終わりになりますが、今後上記さわりで記載した事の深堀回も設けて参ります。
 

ご拝読いただきありがとうございました!

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